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ゆーりっく2のブログ一覧

2013年09月30日 イイね!

通貨の三位一体と価格自動調整機能の乖離

考え事をしてるとですね、今、構造的にこれどうなってるのかなと、考える時があるんですけれど、

そもそも経済の主体ってなんなんでしょうね。

今回は、貨幣の構造のお話。
今、ポランニーを読んでまして適当に通貨の予想をしています、凄いですよポランニー(笑)なんで主流じゃないんだろう?
さて、膨張可能という事で、細胞な核と膜を持った形をですね、普通なら想定するわけです、構造の話ですよ。
中核部分がまた変わってまして、共同体(生産手段)と労働力(及び需要)と減価前提で販売のために生産された商品が三位一体になっているとポランニーは言ってるんですね。

そして、膜部分の通貨の量だけが乖離可能と、市場経済では通貨(もしくは特定の物価)だけが核部分と乖離しますよ。
この時に、貨幣の構造を想定して考えてみたハズが、何を主体とした構造なのか解らなくなるという話。

まあ三位一体から乖離する膜というのは、一口に貨幣とはいいづらいんです。
因みにこれポランニーや通貨で通常三位一体とされる話とは、全然違う話です。
この構造を見て、フリードマンがマネーサプライ…マネーサプライと呟いていたとしたら、滑稽なんですが
じゃあ、マネーサプライが核に与える影響と時間軸もこれいれなきゃなりませんね。
まあ普通ならマネーサプライは、共同体(生産手段)に影響を与える膜内の濃度とかになります。

ここで問題なのが『減価前提で販売のために生産された商品』
商品は実物じゃないと、同モデルは機能しないのか?
細かいところまで考えないとならないんですが、近年の貨幣の流通量と構造体の核である三位一体の乖離についてはですね、この構造体の価格調整機能がそもそも狂っているんじゃないのかなと、そう思う次第でして。
この理由は、コモンズによる社会構造から前回予想しました、共同体の主体が大きく個人を離れる時にはですね、共同体の利益で、個人の利益と合致しない部分が大きくなりますよと。
これが、価格調整機能が狂ってくる理由なのかと思います。
特に、需要となる労働力に賃金を与える存在、つまりは企業おいてですね、企業が巨大な共同体となると、個人に反する部分が大きくなりますよと。
ここで労働力内の賃金において、三位一体と膜の乖離が起きますから、価格調整機能が恐らくは破壊されますよと、そういう話になります。
まあ、普通は個人より先に下位の共同体を攻撃するもんなんですが。

となると、資本というのは三位一体内の過剰な所得移転や、価格調整機能の不全から生まれる事になります。
これ完全市場で貯蓄が生まれないのと一致しますね。

以上
Posted at 2013/09/30 21:12:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2013年09月24日 イイね!

凄いでしょポランニー

あ、その前にですね、すんごく批判されてるのねポランニー(笑)

さて、ポランニーにたどり着いた経緯から書かないと、リバタリアンが発狂してしまうので、経緯から。

大元はマックスウェーバーの都市革命です、シュンペーターのイノベーション理論を考えるときに、需要密度即ち都市になりますが、先進国の雇用の大多数を支える産業のブレイクスルーですね、
つまり減価の高い三次産業ですが、この発展は都市=高い需要密度に依存するという事に気づきました。

書きましたね、イノベーションは需要密度に相乗する。
結果、需要密度は累乗する。
で、ある程度結果も得られていると。

つまり、雇用創造(イノベーション理論)の中核が都市集積である事に気づいた訳です。
ジェイコブズを通して、ウェーバーの都市集積へ。
この時に、都市衰退から中心部の流動性の硬直の問題になるものが、共有財にすべき立地の独占によるにものですよとしました。
(確かローカルコモンズから予想しましたね)

地価の非対称性になる元凶がどこかにあるハズです。
仮に中心部が硬直するなら、市場の価格調整機能に頼らずに、直ちに減価すべきであると書きました。
※アンチコモンズの悲劇からも、ローカルコモンズの観点からも、個人所有はそこまで効率的ではないハズで正統性もないハズです、特に問題になるのが財政支出によるスプロール化

この都市の減価を正当化する概念は、共有財もしくは公共財で、対立する概念は必然的に個人主義になります。

そして共有財の観点に立つときに、ポランニーにたどり着く訳です。

何故、リバタリアンとポランニーが対立するか解りますね、自由主義とは個人主義に立脚する概念だからです。
個人主義は反個人主義と見なした物に、たいした意味もなく強烈に反発します。
ここら辺の個人主義と反個人主義の歴史は、非常に面白いんですが放置、ポランニーの考え方は魅力的です。

ここで取りあえずの仮説を提唱しました、社会とは階層の異なるコモンズ(互恵を産み出す共同体)の集合体であり、上位のコモンズは下位のコモンズに優位性を持ち、下層のコモンズは劣位になる。
共同体の主体が異なる時に、互恵も異なってくる。(価格調整機能は主体の離れるグローバリズムでは機能しない)
そして、貨幣はコモンズの一種である。

見方によっては、反個人主義ですよね(笑)

この仮説も、ちょっと反個人主義以外で、考えると面白い仮説なんですが今回放置。

貨幣論とコモンズ論に関してですね、ポランニーの洞察が面白い。
ポランニーの三位一体と言えば、普通、経済と国家と社会なんですが、
私からすると生産手段と生産品と労働力の三位一体が、貨幣と主張してるのがポランニーとなります。
もちろんこの三位一体と貨幣は、乖離するんですが
ポランニーは続けてこう書きます、販売のために生産された商品は、生産手段と労働力及び貨幣とは明らかに目的の違う物で、後者は商品とすべきでない。
この条件下なら、三位一体と一致するハズです。
そして、今社会問題となって指摘されている事を、ポランニーは当時既に指摘していたんですね。
労働力の商品化は問題になる。
貨幣の商品化は問題になる。
生産手段の商品化は問題になる。(都市中心部の硬直性の話ですよ)
リバタリアンはこれらの一部譲歩すべき問題を、原理主義的に批判していますが、これ本当にどうなんでしょうねという話。

今の保守派は、ポランニー派にも見えますが、ポランニーを原理共産主義に置き換えて放置したことにしてるのかな?

ここで、一番重要なのは、仮にいくらコモンズ論が正しいからといって個人の権利を完全に放棄すべきかと言うことですよ。
ここ、リバタリアンの方は見てみぬフリをすると思いますけど、都市にコモンズ論を導入する時には、共有財の社会効用の最大化に対しての、独占で得られるインセンティブにだけに焦点を当てるべきである。
過剰に得られるインセンティブだけを規制して、個人の権利を出来るだけ尊重しなさいという事です。
その上での自由主義なら、おそらくその社会は、共有財による社会効用の最大化の恩恵を、最大限得ることが出来ると思います。
まあ、得ると言っても人口問題があるんですけどね。
そして、コモンズの主体がより個人に近づく時に、価格調整メカニズムも今よりは回復すんじゃないかなと。

どの道、コモンズ無しでは、人類は、社会を継続出来たことがないんだから、個人の権利と混ぜちゃえという話ですね、普通に。
そこら辺、考えられる社会になるといいですね。
というのは、この結論に至ってない今の社会はなんだか可笑しいよという話。

以上
Posted at 2013/09/24 21:14:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2013年09月22日 イイね!

キャリートレードとデフレ通貨について

えーと、世間話です、知人と少し住宅の話をしててですね、
地価の下落から、やはりデフレ下で長期的に効率的な投資は無かったんだと、
=一般人からすると通貨で資産を保持する事が、デフレ下で資産減価を免れる大きな方法である

こういう話になりまして、まあデフレ下で竹中さん辺りが株式で100%儲かる話をしてましたが、事実はその反対でしたしね。
もちろんこの先30年とか40年とか長期のタームなら、条件は変わるかもしれないが、それを考慮するくらいなら機会損失の方が遥かに大きい。

必然的に通貨保持<国債運用
となるんですが

昨今主流であるデフレ通貨は買いであるとの見解と、キャリートレードの関係は、相対的な資産の減価の差がベースになってるのかなという話になりました。

つまり、今デフレ通貨が買われるというのは、実は国際的にその他の資産の減価が激しい時期だと判断されているいう事になります。
ここら辺は、相対的な話の結果で少し前の金利を下げる前の蒙ドルなんて注目したい動きをしてたんですが

ではですね、サブプライム前の円キャリーの仕組みははどうだったのか、
円キャリーでは円安に動いてましたよね。
これ幾つかの階層から考えられるんじゃないかと思います。

というのは、使いふるられた古い表現で言えば、投資階級ですね、最近はこのカテゴリー式の表現が衰退してるみたいですが、これ純粋に何ででしょうね、学問の基礎は分類。
投資階級という表現が今使われないということは、経済学は衰退してんるんですとも指摘したいんですが
この投資階級の需要と、さらにその需要を睨む投資階級の需要、そして相対的な減価及び増価からして、
世界的な好景気下では『デフレ通貨というのは、売りなんですよ』
こういう話になります。

今はまったく逆なんですね。
ですからデフレ通貨が買われると。

この3階層の内容が、デフレ局面でそこまで減価しないハズの通貨が投資階級によって動かされるという、キャリートレードの正体なんじゃないかと。
何故デフレ通貨が今買いなのか、ずっと疑問に思ってたんですが、相対的な局面による減価か増価で、通貨価値の方向性が偏るからだと思うという話ですね。
でですね、ユーロキャリーなんて失敗にこれから向かっていくんじゃないのかなと。

というのは、ユーロキャリーの期待というのは、欧州の財務危機を入れて、売り方向への圧力に賭けてるが、精算しない限りデフレ通貨というのは、減価を免れてしまいます。

これキャリートレードで投資した先が増価しないと儲からない=損失が出るんですが、ナスダックは一応上昇してるとは言え成功とまでは、言えないと思うんですよね。
今のユーロのレンジというのは、ユーロキャリーとデフレ通貨の買い圧力という二つの圧力で拮抗してますが、そこまで安定してないんじゃないかなと思います。

まあ、詳しく考えて無い上に私の分野と関係無いから解らないんですけれどね(笑)

今回はそんな世間話で、デフレ通貨が何故買いなのか?
多分そんなとこなんじゃないかな、という話でした。

以上
Posted at 2013/09/22 18:59:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2013年09月17日 イイね!

コモンズ論と藩専売制と欧州の小国家、宗教、官僚主義、完全失業について

取り纏めもない話なんですが、今回はコモンズ論で持った平たい疑問ですね。

・まず、藩専売制と欧州の小国家

専売というと、規制関連の話になりますが、藩という共同体の維持に、継続的な需要密度が必要だったので、必然的に専売制に移行したとみるのが正しいのかなと思います。
これ、思い付いたのが山陰の経済建て直しに今何が必要なのかなという提議でした。
もしくは、自主的な金融政策はそれ自体が需要密度を持ちますから、小国家という所。
比較優位含めて、政策の良い案配は何処にあるのかなという話。

・宗教をコモンズとして見た時に、どんな特徴を持つのか?

これも疑問に思いました。
下位のコモンズを破壊する筈ですよね。
宗教の歴史からして他のコモンズとどう違いがあるのか。
そして宗教はコモンズの条件を充たすのか。

・官僚主義とコモンズ

コモンズを独占管理する側は、コモンズの独占に走りやすいという話ですね。
特に貨幣制度なんてのは、コモンズを量化できますから切り売りしたりする人が出ますよと。
これが官僚制の弊害。
コモンズの管理側が中立に立たないときに、長期的にコモンズは崩壊する。
これをどう防ぐか。

・最後に貨幣はコモンズを圧迫するのか?

ここら辺ですね、ポランニーと組み合わせると面白いかと思います。

ここら辺を課題に、記事を書いていこうかなという方針で

以上
Posted at 2013/09/17 18:27:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2013年09月11日 イイね!

だらだらイメージだけ考えてみましょうか、コモンズ論

大体でいきますよ。
共同体の作り出す互恵の交換性というのに目をつけました。
つまり余剰品。
という事はコモンズは、交換品を作り出すだす共同体という事になりますね。
これが下層のコモンズです、企業とかね。
持続性のある需要とは、この交換性のあるコモンズがベースになります、都市において、交換性の高いコモンズの密度がある水準を越えると、さらに多くのコモンズを作り出しますよと。
こちらの都市集積で新たに産まれるコモンズには、必ずしも交換性は付属してませんが、イノベーションにより産み出されるコモンズには違いありません。
この経済の中で、貨幣の持つ役割とはコモンズ同士の触媒ですが、貨幣というというコモンズの触媒を独占出来る上層のコモンズがありますね、例えば政府です。

上層のコモンズは下位のコモンズに、地域的な優位性を持ちますから、例えば官僚主義なんてのは、特に財政面で上手く行きづらい面があります。
これは、政府という上層のコモンズが、貨幣というコモンズを独占する傾向にあるからです。

結果、貨幣とコモンズの価値及び生産品は兌換性を保ったまま、しばしば乖離します。
まあ、これ政府が無くても変わらないか。
財政支出で乖離は増えそうですけどね。
ここでインタゲに注目したいですけど放置。

それぞれのコモンズには、技術限界と密度限界と人口による余剰品の限界が予想されますね。
これらコモンズが都市を中心に減価率を限界とした階層になっているのが、今の経済だと。

コモンズ中心だと、だいたいこんな感じになるのかなと思いますけどね。
となると、労働はコモンズの持つ資源になるのかな?
こうすると、支配関係が逆になりますね、人口と資源問題>コモンズ>労働力
使わない資源が文句を言うとか、普段の感覚とあべこべになりそうですが(笑)

まとめる前のイメージだけで書きましたよ。
上層のコモンズが下層に貨幣を流さないとか、水利権と同じ関係は成り立ちそうなんですが、現実どうなんでしょう?
あと、ポランニーですね、意外なところが出資していたようで、やはり目の付け所が違うなと(笑)

以上
Posted at 2013/09/11 19:13:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

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