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ゆーりっく2のブログ一覧

2013年11月29日 イイね!

究極的に資本主義とは

ご無沙汰しております。

今回の記事は、資本主義と題しまして、究極的に資本主義とは何なのか。
そんな話を書こうかと思います。

産業、拡張、金融財政、負債、4つの軸をイノベーション理論に組み込んだ訳ですが、最近の泡沫的な産業の消滅、例えば印刷業なんてのは危機ですよね。
近年は他にもたくさんありますが。
この産業の消滅とバブル崩壊
二つの軸はイノベーション理論上では違うんですが、実際には、どう違うのか、実は同じ現象なのではないか。
バブル崩壊的な現代産業の崩壊、産業もバブルだったのか、そのような気付きをする時に、では、富の源泉とは何なのかという疑問に突き当たります。
労働価値説なのか、需給曲線なのか、総消費と投資効率なのか。
これらの概念を越える定義はないのか。
少し思い付いたので書こうかなと思います。

・バブル崩壊とシュンペーターイノベーション理論は、シンボル化した時にはっきり言って見分けがつかない
さらに言えば、財政政策でさえもバブル崩壊と見分けがつかない

こう定義すると面白いかと思います。
マクロ経済学からすると、慣れた感覚なのかなとも思いますが、3者を軸が別に定義出来る同一のイノベーションと見てみましょうという話ですね。

・即ち財政政策の持続可能性は、イノベーション理論の他の3軸に活用出来る

面白い論法でいきますよ、産業の衰退がまるでバブル崩壊と同じようだから、両者は本質的に同質の物である。
さらには、その観点を財政政策に伸ばした時も、結果は変わらず、ならば、マクロ経済学は他の3軸に通用する。
そして財政政策の持続可能性は、イノベーション理論とバブルに適用できる。
このよう乱暴ともいえる論法を活用した時に、見えてくることがあります。

・資本主義の最大成立要因は、何かしらの持続可能性である

非常にすっきりする答えになりますよ、なんの持続可能性なのか。
持続可能性とはなんなのか、労働価値説で言えば継続的な労働、ワルラスでは需要、総消費では再投資、持続可能性とは何かしらの価値が持続するという事です。
何故価値が持続するのか、市場で多くの財が消費される(減価する)からです。
即ち持続可能性とは減価と供給の持続の事を指します。
では資本主義では、何の価値が、減価し供給され続けるのか?

(多くの)人が価値があると思う物ですね。
この内、持続可能性を持つものが、資本主義の最大成立要因となるのです。
人にとって価値のある物の持続可能性、即ち人にとって価値のある物の減価と供給の持続こそが、資本主義の最大要因なのです。
需給と人口(及び雇用)がここでバランスすると。

私の場合、このような当たり前の結論を書くときに、論法が必ずしも飛躍した物で無いという認識になります。
ここから、指摘できる多々事があるんですが、今回は思い付きの記事ですので

以上
Posted at 2013/11/29 22:28:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2013年11月18日 イイね!

消費とは。

今回は、消費のお話です。
えーと、EUでですね、最近で良いですか、マイナス金利の話が出ています。
何故、今マイナス金利が欧州で騒がれるのか、消費の定義を見直すと解りやすいかと思います。
今回の記事は、消費の問題について、やってみましょう。

Wikiから引っ張って来ますよ。

『概要

消費財を使用することで用益を得ることは消費と呼ばれる。これに対し、貨幣を支出することで消費財を購入することは消費支出と呼ばれ、両者は区別される。ただし経済学においては、両者は同一視されることがしばしばである。

なお、消費財は主として家計によって購入される。また消費財は耐久消費財と非耐久消費財に分かれる。さらに、その用途によって消費財と投資財(財を生み出すための財)とが区別される。』

上記は消費ですね。
さらに商品の定義なんですけど、減価ですね、あらゆる商品は、中期以上のサイクルで、食べられたり、使われて消耗したり、忘れられたりして価値が損耗するので、商品として減価のサイクルが成り立ち、生産されます。
永遠の輝きであるダイヤモンドも、人口増というインフレで価値が減価している商品なのです。
つまり減価しないと、中期的に商品とは呼べません。

そしてマクロ経済学に消費の罠があります。

『マクロ経済学と消費

マクロ経済学では経済全体の消費を合算して総消費と呼ぶ。総消費は、将来の生産のための支出である投資を除いた一般的な支出を指すと考えると分かりやすい。』

マクロ経済学では、需要(お金を使う事)を消費と混同してしまっていますね、例えば、減価する商品が減ってしまった時に、マクロ経済学では、需要が減ったと認識しますが、使用されるお金が減ったのか、商品の減価率が改善されたのか、そういう違いが議論されずに、とにかく需要が減ったと議論されるのです。

・競争原理と減価の壁

さらに、競争原理です。
当ブログでは、商品は減価の範囲内でのみ競争原理が成立すると指摘しています。
これ都市集積の根拠でもあるんですが。
減価率の改善は、より広域での競争を意味するのです。
これグローバリズムですよね、減価が改善するので、広い地域での競争原理が成立し物が安く供給されます。
このように、消費と減価には密接な関わりがあり、減価率の改善、即ちグローバリズムは、マクロ経済学に置き換える時に、需要減となるケースがあるので、必ずしも経済に有益な結果をもたらすとは限りません。

・欧州統合という小グローバリズムがもたらした需要減の正体とは何なのか?

ここまで書くと、私の主張も、何となく察する事が出来ますよね(笑)
グローバリズムという経済域拡大のための投資は、減価率の改善により、需要減となって返って来たのです。
マクロ経済的な解決は、需要増ですから、当局としては使えるお金を増やすしかありません。
ここで欧州では、マイナス金利が議論され始めました。

・では、日本で交わされてる議論はどうなってるのか

近年日本で言われるのは、若者の消費不足=需要減=人口減です。
減価が改善された、もしくはグローバリズムで日本に需要が減った分、とにかく若者が無駄な消費をして経済を支えろと、新聞には書かれています。
このように、欧州と日本では、非常に両極端かつ、とんちんかんな議論がなされています。
減価率の改善にメリットがあるにはあるにしろ、ここまで行き過ぎるとどうなのかなと思ってしまいますね。

このように、消費や商品の正体を見直すと、当たり前の問題点が出てくるのですが、欧州では、マイナス金利、日本では消費不足と、知識の繋がっていない識者の横暴が出て来ているように思います。

今回の記事は、問われる消費の本質問題で良いですかね。

以上
Posted at 2013/11/18 17:23:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2013年11月06日 イイね!

目的は手段を正当化する。その上で、職業に貴賤は無い。

普段私たちは、善悪について、哲学する機会がないかと思いますが、今回は、善悪の基準から、モラルハザードの本質、そして資本主義の本分と職業の貴賤の話を書きたいかと思います。

・善悪は誰が決めるのか

一般意思ですね、古くはアリストテレス、近代からはルソーの話になりますが、社会の総意、私たちは公共と言う概念に対して、プラスに働く物事には善と位置付ける場合が多いようです。
この公共に対する共通善がコンセンサス(多数派の同意)を得るときに、それは一般意思と呼ばれる意思となります。
さらに、一般意思はコモンズ論から学んだ方が解りやすい。
最小の公共、共同体は、例えば家族ですね、私たちは家族単位に対して不利益になることを、悪と位置付けやすいという話です。
他にも企業や国家、これらのコモンズに有益に働く事を善と認識する傾向にある。
コモンズ内もしくはコモンズ同士の対立は、今も議論されているところ結論を得ていません。
そして、私たちはコモンズの損益から善悪を分離させ、個人の権利と呼ばれる善を新たに作り出しました。
ここら辺に興味のある方は共通善の歴史を学ぶと面白いかもしれません。
それでも善悪は、共通善をベースに一般意思というコンセンサスが概念の枠組みを決めるのです。

・資本主義の本分とモラルハザード

モラルハザードについては、度々書いていますが、資本主義の本分というのは、何においても貨幣は取ったもの勝ちという大原則にあります。
即ち競争原理です。
この競争原理によって、モラルハザードが横行するのは必然と言えますが、このモラルハザードの対抗馬が公共善となります。
一般意思に反する金儲け、もしくは行為は、社会に共通認識されると制裁され、規制されます。
コモンズの最大化に大きく反する反社会的な行動に、私たちは反発します。
作用と反作用、競争原理と一般意思の均衡が、市場原理なのです。
この目的は、コモンズの効用を善として最大化するとする功利主義にあります。
このように、私たちは生活するにあたって、身近なコモンズの効用の最大化を基準に、共通善に置き換えて、一般意思として認識する傾向にあります。
ポジショントークなんかも、一般意思として語ってる方が多いかと思います。
身内で例を出しあうと面白いかもしれません。

・そして、目的は手段を正当化する

貨幣経済下で私たちは、貨幣の善悪を認識出来ません。
普通貨幣は混ざりますからね。
そして、競争原理に従って貨幣、というか雇用、分業資源の取り合いをしてるんですが、共通善の認識から外れる金儲け以外は、どのような手段でも正当と呼べる手段となります。
即ち貨幣は取ったもの勝ちですね。

職業に貴賤は無いというのは、その手段によって得た貨幣は、制裁されてない以上、共通善から大きく外れてはいないという事になります。

・結論して、職業に貴賤を求めるというのは、私たちは、身分制度に善悪を感じているという事になる

さらに言えば、職業に貴賤を感じているのは、共通善の認識を身分に求めているからだと言えます。
善と言うよりは、悪癖と呼べる認識ですが。
即ち、共通善ではなく、権威主義を基準に、善悪を一般意思化するというのが、職業に貴賤を求めるという行為になります。
その結果は、善悪の判定というよりは正否の判定に近い物になります。
そして、職業カーストが継続しやすい社会では、権威主義はコモンズの効用の最大化に反する事が多いので、今日、権威主義は共通善とは認識されづらいのです。
となると、必然的に身分制度に共通善を求める悪癖は、今回ではむしろ、悪であるとなりますね。
職業に貴賤はない。


今回の小咄はこんな所で

以上
Posted at 2013/11/06 17:33:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ
2013年11月01日 イイね!

イノベーション理論の縦軸と横軸。そして投資バブルはどこまで続くのか。

毎回の記事を読み直し色々反省しまして(笑)今回、少し噛み砕いた記事を書こうと思います。
市場経済の拡大原理で提唱されている仮説と言えば、イノベーション理論です。
イノベーション理論の内容は、革新的技術だとか、それに伴うコンテンツの発掘だとか、新しい物が代謝のように古いものから置き換えられていく。

この代謝を、創造的破壊というんですが、代謝の繰り返しで世の中は便利になり、必要な雇用は増減するんだ。(今まではむしろ増えてきた)
例えば、莫大なコンテンツの鉱脈が技術的革新によって生まれると、そこに雇用が発生します。
鉱脈を掘り出す『開拓者』達が産まれ、対価の変わりに、コンテンツを産み出していきます。
そして開拓が終わると開拓者は仕事を失い、長い不況が来る。

我々は常にイノベーション(を産み出すイノベーダー)を必要としてるんだと。

これが、イノベーション理論のおおよその説明です。
細かく言えば、イノベーション理論は、自然利子率の係数部分、正体の一つになります。

・今回は、このイノベーション理論の縦軸と横軸の話。
そして投資バブルの終末について予想しましょう。

イノベーション理論で産まれる雇用を、今回開拓者と表現しましたが、この技術革新系のイノベーションは、イノベーション理論における縦軸、経済発展の深度になります。
より、新しい技術革新が、世の中を便利にし、新たな雇用を一時的にだけでも産み出していく。
雇用はともかく、技術は蓄積していきますので、選択肢が増えていきます。
ですから、技術革新系のイノベーションは経済、文化の深度もしくは高さになります。
古くは活版印刷なんてのもそうですよね。

・イノベーション理論の横軸

開拓者の発生は、横軸でも機能するという話です。
普通は、開拓者という言葉、これは新大陸や新しい鉱脈を開拓する人達の事を差しますね。
新大陸や鉱脈の開拓、これもイノベーション理論の一部で、技術革新に比してこちらの方は言ってみれば横軸です。
グローバリズムによる市場の拡大、入植時代、大航海時代、ゴールドラッシュなどは、こちらの横軸。
グローバリズムなんてのは段階に繰り返してきましたよ、なんて聞く話ですが、イノベーション理論の複合延長分野と考えると解りやすいかもしれません。
新たな領土や、鉱脈の開拓に対価が発生する。
深度に対して、資源や領土、経済の広さに対する開拓ですから、横軸が解りやすいかと思います。

このように、イノベーション理論の核部分は
『鉱脈を掘り出す『開拓者』達が産まれ、対価の変わりに、コンテンツを産み出していきます。
そして開拓が終わると開拓者は仕事を失い、長い不況が来る。』
新たに開拓する分野が発生する事、開拓者という雇用が発生する事、そして必然的に対価が産まれる事。
さらには、雇用は開拓から、生産に必要な最低部分の供給に収束しますから、長い不況が来ますよと。
そして、我々の生活からすれば、雇用及び、縦軸、つまり深度が重用ですよと
イノベーション理論の重要な核の理論はこうなりますね。
横軸は、人口や経済域の拡大となります。

・貨幣膨張(金融緩和)という新たなイノベーション理論の機軸

さらには、ケインズ経済学で新たな機軸が発見されました。
時期的な発見で言えば、イノベーション理論と前後関係がおかしいのですが、組み込むとこうなるという話です。
対価となる貨幣を、先に産み出してしまえば、開拓者が産まれやすいだろうと。
これがバブル依存と財政支出依存のアメリカ経済の正体です。
こちらの貨幣膨張は、奥行きで良いでしょう。
欠点は財政収支で均衡を取るのが難しいというところ。

以上、資本主義で市場は、3つの機軸に投資して経済を拡大、もしくは維持していきます。

・打ち破られたグローバリズム幻想

古来からフロンティアに対する市場拡大は投資者のインセンティブを得て来ました。
その限界に対しては、著しい期待の喪失があります。
開拓余地が無いものに投資する人は居ませんね。
本来在りもしないフロンティアへの幻想ですね、これもバブルになりえます。
つまり奥行きと横軸の2機軸がフロンティア幻想というバブルになります。
グローバリズムもフロンティア幻想というバブルである。
そこに、開拓される市場と投資される資本があればですね、グローバリズムもまたイノベーション理論の範囲内であるということが言えます。

そう考えれば、サブプライム危機は複合的な資本収縮だったと考えられます。
先進国は途上国に対して強制的な、通貨高
これ物価のせいなんですが、通貨高の水準を強いられました。
それによって起こる事は書きましたね、投資階級への所得移転なんですが、新たな所得を得た投資階級は国外への投資を強化しました。

この所得移転こそが、グローバリズムバブルの原資、根元となります。
先進国の投資階級の一部は、ほぼ確実にのびしろのある途上国の成長余地に投資したので、先進国は必然的に経常黒字を伸ばしました。
一方で、先進国側の労働階級は、新しい開拓分野への移転か、所得の減少を強いられる事になりました。
さらに言えば、所得移転による労働階級の所得減は赤字となる財政支出、つまりは負債によって埋められたのです。
先進国は、この財政支出と経常黒字を原資としたバブルに見回れました。
バブル崩壊で、残ったのは大量の赤字財政と、金融危機、そして失業問題です。
物事の本質は清算した時に現れるものです。
グローバリズムの原資となっていた、先進国及び途上国の財政と、先進国から途上国への労働階級の所得移転、先進国内の労働階級から投資階級への所得移転、それを原資にした経常黒字の構造。
これらのインフレ機能は、途上国の成長余地を投資階級が開拓し尽くす前に、先進国の雇用の代替となっていた金融業が崩壊して、根本から崩れてしまいました。
これが、グローバリズムバブルというフロンティア幻想の崩壊です。

・そして、インフレで負債を解消するために、先進国は札を直接すりだした、溢れた札はバブルへ向かう

イノベーション理論は、第4軸となる負債と、その返済の景気循環で完結します。
思い返せば、金融工学はこの第4軸の開拓でした。
第2軸+第3軸のグローバリズムバブルの崩壊、及び第4軸のサイクルによる通貨収縮局面を、先進国及び、新興国は第3軸の金融政策及び財政支出で迎え撃とうとしているのです。

今、市場は、新たな開拓先を探し資本を膨張集中させている。
これが、欧米の株高になりますね。
そして我々は、株高をイノベーダーと誤認してもいる。
通常イノベーション理論の着地点には、投資先となる縦軸か横軸が望まれます。
次の投資先が見つからなければ、今の投資は負債となって次の世代で帰ってきます。
もしくは、第3軸である金融緩和が無制限に行われる時代になるのか。

今、アメリカの量的緩和が注目される理由はここにあります。

・中央銀行はインフレ機能を代替するようになるのか

資本主義の維持という目的に対して、金融緩和という手段が正当化されるのか。
もしくは、どこかの国に不都合な事実を押し付け、誤魔化して、資本主義を維持するのか。
これを決めるのは、最終的には人の意思ですね、どちらにでも転ぶと思います。
原理なんて関係なくて、予想も無意味になってきます。
となると、経済主体は人の意思になるのか。
負債を解消して第2軸と第3軸が見つからない限り、今のバブルはこの意志の極致に向かいますよと。
あまり内容の無い予想でしたが、大体はこんなもんでしょうと思います。


以上
Posted at 2013/11/01 11:06:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | モブログ

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