2013年09月22日
えーと、世間話です、知人と少し住宅の話をしててですね、
地価の下落から、やはりデフレ下で長期的に効率的な投資は無かったんだと、
=一般人からすると通貨で資産を保持する事が、デフレ下で資産減価を免れる大きな方法である
こういう話になりまして、まあデフレ下で竹中さん辺りが株式で100%儲かる話をしてましたが、事実はその反対でしたしね。
もちろんこの先30年とか40年とか長期のタームなら、条件は変わるかもしれないが、それを考慮するくらいなら機会損失の方が遥かに大きい。
必然的に通貨保持<国債運用
となるんですが
昨今主流であるデフレ通貨は買いであるとの見解と、キャリートレードの関係は、相対的な資産の減価の差がベースになってるのかなという話になりました。
つまり、今デフレ通貨が買われるというのは、実は国際的にその他の資産の減価が激しい時期だと判断されているいう事になります。
ここら辺は、相対的な話の結果で少し前の金利を下げる前の蒙ドルなんて注目したい動きをしてたんですが
ではですね、サブプライム前の円キャリーの仕組みははどうだったのか、
円キャリーでは円安に動いてましたよね。
これ幾つかの階層から考えられるんじゃないかと思います。
というのは、使いふるられた古い表現で言えば、投資階級ですね、最近はこのカテゴリー式の表現が衰退してるみたいですが、これ純粋に何ででしょうね、学問の基礎は分類。
投資階級という表現が今使われないということは、経済学は衰退してんるんですとも指摘したいんですが
この投資階級の需要と、さらにその需要を睨む投資階級の需要、そして相対的な減価及び増価からして、
世界的な好景気下では『デフレ通貨というのは、売りなんですよ』
こういう話になります。
今はまったく逆なんですね。
ですからデフレ通貨が買われると。
この3階層の内容が、デフレ局面でそこまで減価しないハズの通貨が投資階級によって動かされるという、キャリートレードの正体なんじゃないかと。
何故デフレ通貨が今買いなのか、ずっと疑問に思ってたんですが、相対的な局面による減価か増価で、通貨価値の方向性が偏るからだと思うという話ですね。
でですね、ユーロキャリーなんて失敗にこれから向かっていくんじゃないのかなと。
というのは、ユーロキャリーの期待というのは、欧州の財務危機を入れて、売り方向への圧力に賭けてるが、精算しない限りデフレ通貨というのは、減価を免れてしまいます。
これキャリートレードで投資した先が増価しないと儲からない=損失が出るんですが、ナスダックは一応上昇してるとは言え成功とまでは、言えないと思うんですよね。
今のユーロのレンジというのは、ユーロキャリーとデフレ通貨の買い圧力という二つの圧力で拮抗してますが、そこまで安定してないんじゃないかなと思います。
まあ、詳しく考えて無い上に私の分野と関係無いから解らないんですけれどね(笑)
今回はそんな世間話で、デフレ通貨が何故買いなのか?
多分そんなとこなんじゃないかな、という話でした。
以上

Posted at 2013/09/22 18:59:37 | |
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2013年09月17日
取り纏めもない話なんですが、今回はコモンズ論で持った平たい疑問ですね。
・まず、藩専売制と欧州の小国家
専売というと、規制関連の話になりますが、藩という共同体の維持に、継続的な需要密度が必要だったので、必然的に専売制に移行したとみるのが正しいのかなと思います。
これ、思い付いたのが山陰の経済建て直しに今何が必要なのかなという提議でした。
もしくは、自主的な金融政策はそれ自体が需要密度を持ちますから、小国家という所。
比較優位含めて、政策の良い案配は何処にあるのかなという話。
・宗教をコモンズとして見た時に、どんな特徴を持つのか?
これも疑問に思いました。
下位のコモンズを破壊する筈ですよね。
宗教の歴史からして他のコモンズとどう違いがあるのか。
そして宗教はコモンズの条件を充たすのか。
・官僚主義とコモンズ
コモンズを独占管理する側は、コモンズの独占に走りやすいという話ですね。
特に貨幣制度なんてのは、コモンズを量化できますから切り売りしたりする人が出ますよと。
これが官僚制の弊害。
コモンズの管理側が中立に立たないときに、長期的にコモンズは崩壊する。
これをどう防ぐか。
・最後に貨幣はコモンズを圧迫するのか?
ここら辺ですね、ポランニーと組み合わせると面白いかと思います。
ここら辺を課題に、記事を書いていこうかなという方針で
以上

Posted at 2013/09/17 18:27:57 | |
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2013年09月11日
大体でいきますよ。
共同体の作り出す互恵の交換性というのに目をつけました。
つまり余剰品。
という事はコモンズは、交換品を作り出すだす共同体という事になりますね。
これが下層のコモンズです、企業とかね。
持続性のある需要とは、この交換性のあるコモンズがベースになります、都市において、交換性の高いコモンズの密度がある水準を越えると、さらに多くのコモンズを作り出しますよと。
こちらの都市集積で新たに産まれるコモンズには、必ずしも交換性は付属してませんが、イノベーションにより産み出されるコモンズには違いありません。
この経済の中で、貨幣の持つ役割とはコモンズ同士の触媒ですが、貨幣というというコモンズの触媒を独占出来る上層のコモンズがありますね、例えば政府です。
上層のコモンズは下位のコモンズに、地域的な優位性を持ちますから、例えば官僚主義なんてのは、特に財政面で上手く行きづらい面があります。
これは、政府という上層のコモンズが、貨幣というコモンズを独占する傾向にあるからです。
結果、貨幣とコモンズの価値及び生産品は兌換性を保ったまま、しばしば乖離します。
まあ、これ政府が無くても変わらないか。
財政支出で乖離は増えそうですけどね。
ここでインタゲに注目したいですけど放置。
それぞれのコモンズには、技術限界と密度限界と人口による余剰品の限界が予想されますね。
これらコモンズが都市を中心に減価率を限界とした階層になっているのが、今の経済だと。
コモンズ中心だと、だいたいこんな感じになるのかなと思いますけどね。
となると、労働はコモンズの持つ資源になるのかな?
こうすると、支配関係が逆になりますね、人口と資源問題>コモンズ>労働力
使わない資源が文句を言うとか、普段の感覚とあべこべになりそうですが(笑)
まとめる前のイメージだけで書きましたよ。
上層のコモンズが下層に貨幣を流さないとか、水利権と同じ関係は成り立ちそうなんですが、現実どうなんでしょう?
あと、ポランニーですね、意外なところが出資していたようで、やはり目の付け所が違うなと(笑)
以上

Posted at 2013/09/11 19:13:53 | |
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2013年09月11日
一応、貨幣世界とコモンズの関係でどんな記事を作ろうか考えてる最中ですが、
今回時事ネタですね。
あ、祭典の当選、おめでとうございます。
で、祭典とは別にですね、オリンピックの経済効果系の話が一部盛り上がってるようで、これ年一回の夏祭りから4日に一回の市とか、最終的には24時間営業のスーパーマーケットですか、期間を短くして比較してもらうと解りやすいように思います。
後は、単なる財政支出ですから、お馴染み特需景気のサイクルですし、財政支出分の内容は放置します。
特需景気のサイクルは設備投資から、過剰な設備投資分が焦げ付くサイクルですよと、財政支出は、当ブログを読む人にとっては常識以前の話。
さて、何故、年一回の祭りはきちんと儲かるのか、これ需要を一年溜め込んで放出するんですね。
4日に一回の市も同じ、かつて脆弱だった供給側が供給のための時間を取られたくないので、溜め込んだ需要を一気に消化する場を作ったと。
需要の消化方法は、大切ですよとイオンモールの話でやりましたね。
あれと変わりません。
オリンピックは4年に一度の需要放出の場なんですね。(冬もありますから異論は認めましょう)
ここで注目すべきは、スポーツは(減価率が高い)内需系のコンテンツ産業だという事なんですね。
他の国で使えるような同規格の用具は外需もありますけれど。
ちなみに私は、スポーツをする側の人間ですから、スポーツに悪いイメージは全くありませんよ(笑)
当ブログで指摘してありますように、内需系のコンテンツ産業を支えるのは、持続的な需要密度が必要です。
以上の条件から、オリンピックの経済効果を解りやすく書きますと、
・財政支出
・4年に一度の需要放出(地域的に見れば需要に持続性は無し)
・継続的な雇用増加は見込めない
この三点になるかと思います。
よって、効率だけを考えたら、雇用増加含めて、いかに出来るだけ設備投資をしないで、放出された需要を消化するかと。
これ普通の商売と全く変わりませんよね(笑)
まあ、普通の話にならなきゃおかしいんですけどね。
ロンドンオリンピックでも、来期の観光はのびなかったようですし、普通に考えれば持続性のある需要密度はオリンピックでは得られません。
よって、特需景気のサイクル+需要消化のみがオリンピックの経済効果となります。
財政支出の効果については、個々で評価すべきなんでしょうが、現状の為替水準で何をしようが疑問に思います。
国内の消費も現状の経常収支の傾向からでは、特需景気のサイクル(財政支出)とほぼ変わりませんから、要は国内の消費は増加分だけ赤字になるでしょう。
後は国外から来てもらったお客さんに、どれだけお金を使ってもらうかがキーになりそうです。
国内の消費が財政支出と変わらないとなると、
ネック側:国内の消費と財政支出
メリット側:観光収入
やっぱりマイナス側が少し強いんじゃないかなと思います。
これ、今の為替水準と悪化しつつある現状の産業構造の場合でですよ。
どう考えても日本は通貨高によるデフレリスクが、高すぎたんじゃないかなと思います。
損益分岐点はとっくに過ぎている。
後はいつデフレリスクが通貨高のせいで、取り返しのつかないリスクだと、気付けるかくらいしか無いんじゃないのかな。
まあ、空気を読めない経団連以外は、節約を明確に打ち出したオリンピックですし、マイナス自体あっても少ないんじゃないかなと思います。
というか、今の財政では何名目だろうが、使い過ぎたら普通にダメでしょう。
そうしたら特需景気のサイクル分プラスを先に計上しますから、先ず成功したオリンピックと呼ばれると。
微妙な結論ですが、誰が考えたってオリンピックの経済効果は良くも悪くもこんなもんです。
24時間営業の利点を求められそう、というかそちらの方が面白い話になりそうですが、深く突っ込みませんよ。
なに、他の結論を出した人が居る?だれだ?
以上

Posted at 2013/09/11 07:03:17 | |
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2013年09月07日
あれ、凄く古い話?
ローカルコモンズですよね、小さな共同体、共有財が互恵を作り出し、分業という大枠のコモンズに発展、=互恵という継続的な需要密度が都市(新たな産業)を作り出す
はい、ブレてませんね。
このコモンズを利用する時の、社会効用を最大化しましょうよ。
人口問題もコモンズの最大効用で繋がるんじゃないかな?
別として扱ってるかな?
このコモンズの形態には諸説あるようです、定義を確定しなければならない。
このブログでのコモンズは、階層と排除性、競合性、共有性、利益率、持続性で色分けした、人と人の繋がり、もしくは共有財をコモンズとしますよとしました。
つまり人が価値をつけられるもの、もしくは、つけるべきでないもの全てをコモンズとした訳です。
・既存のコモンズ論は拡大しないし、貨幣はコモンズではないが、当ブログからすれば、貨幣もコモンズである
こちらからすれば共有価値を持つものの構造は、その基礎が互恵にあります(あるハズです)から貨幣もコモンズの範囲に収めてしまいます。
この時のコモンズの定義はは動的な階層になりますね。
既存のコモンズ論は、静的でなければそれは定義出来ないという古風な発想があるみたいですね。
これは、市場経済が既存のコモンズを破壊したせいもありますが、コモンズ論と主流の経済学の分岐点でもあります。
コモンズを破壊したらそれはコモンズではないのか、ローカルコモンズの観点に立つと簡単に崩せる話なので、今なお市場経済をパラダイムシフトと置く定義は不思議ですね。
そのせいで、オープンアクセスが条件になっているコモンズもあるようです。
こちらからすれば、(ともすれば、あちらからすれば)独特のニュアンスを持っているのが、コモンズ論。
この代表例が、アンチコモンズの悲劇です。
分断された資産にそれぞれ複数の所有者がいる、交差所有権があるときに、交渉問題のコストは最大化され、効率は最悪となる。
コモンズの対極例と言われますが、当ブログでの説明では個人所有権に問題点があり、一部をコモンズとして扱い減価しろとしました、つまりこちらのブログでは、コモンズの延長問題がアンチコモンズの悲劇とした訳です。
要はコモンズは独立しておらず、下層のコモンズは、上層のコモンズに劣位である。
そして、個人所持とコモンズは両立出来るとした訳です。
例えば、上層コモンズの開拓時に、不要になる下層コモンズ(ローカルコモンズ)がある。
これまでのグローバリズムの話ですね、財政インフレも当てはまるか。
これだけで、既存のコモンズ論の問題点の核心をつくことができます。
そして今のコモンズ論の主流である不要になったコモンズの回復についての議論は、ほとんどが無駄に終わるでしょうと予測します。
これは大抵のコモンズ論で劣位の不要になったコモンズが、どのように優位性を回復するかの話をしてないからですね。
ポランニーの大転換にも触れたいところです、マルクス経済学よりよっぽど有用なんじゃないかとも思えますから。
現代では、このコモンズの代表格が企業になります。
繰り返しになりますが、労働力をコモンズとした時に、地域外のコモンズの独占による効率の悪化が懸念出来ますね。
これがデフレの原因になりますよと。
コモンズによる(下層)コモンズの独占、少々面倒な話ですが、あり得ない話ではないですよね。
社会効用の最大化に対しての定義もここから出来そうに思えます。
ここら辺からミクロ経済学をさらに突き詰めて、貨幣の正体にも迫ってみましょう。
以上

Posted at 2013/09/07 20:58:16 | |
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