エンジンフードダンパー装着

付属品（ブラケット治具）は、そのままでは使用できません。
フード側の受け板は切削加工が必要で、車両側のM8ボルトは低頭のM6ボルトへの変更が必要です。

フード側の穴に受け板を差し込む必要がありますが、エッジが干渉して入りません。

グラインダーでエッジを丸めます。

ブラケットと受け板は、ボディと直接接触する部位なので、ボディを傷付けないようテサテープを巻きます。

受け板をフードの穴に差し込んで、ブラケットを仮固定します。

車両側ブラケット固定用のM8ボルトは全く使いものになりません。M6の低頭ボルトに変更します。

低頭ボルトに変更することで、ボルトヘッドとボールジョイントの接触を回避できます。

慎重に、ブラケットの位置決めを行います。

位置調整するブラケットとは逆のジョイントを外した状態で、ダンパーの動きと可動域を確認し、ブラケットの向きに当たりを付けます。
ブラケットの向きが概ね定まったら、両側のジョイントを接続してブラケットを固定し、フードをゆっくり開閉させ、ダンパーのシャフトやブラケットに歪み、異音等が出ていないか、目視と耳で確認し、少しでも違和感があれば、最初から調整をやり直すぐらいで丁度良い。
この作業が不完全な状態でフードを開閉すると、ボディを傷めたり、ダンパーのシャフトが曲がります。

また、フードを閉じた際、インタークーラーダクトにフード側のボルト先端が干渉する場合があると聞きますが、僕の場合は、ボールジョイントのボールがダクトに干渉しました。ブラケットの位置調整では回避できそうになかったので、ダクト側はゴム板を貼って保護しています。ボール側は塗装が剥げましたが不具合はないので放置しています。