MICHELIN Pilot Super Sport Pilot Super Sport 225/40ZR18  

ヨッシさんを頼り，海外から取り寄せて頂きました♪
Made in USAで，11年の2週と3週製造品でした。

ミシュランの最新テクノロジーが投入されたフラッグシップモデル。
国産車ではスバルS206に標準採用されています。

タイヤサイズは225/40-18。
走行距離3万kmにして，コンチネンタルのSuport Contact２（SC2）⇒ピレリのP Zero Neroを経由し，３本目はミシュランのPilot Super Sport（PSS）。。。（汗。

＜インプレ（これまでに装着したタイヤと比較）＞
完全には皮むきできていない状態，かつ外気温度は4℃程度でのテストなので，まだまだ実力を発揮し切れていない状況下ではありますが，いつもの峠をドライ走行してきました。

①グリップ力，ハンドリングレスポンス（アジリティ）
PSSがダントツに優れています。Neroではスキール音を立ててズリズリしながら曲がっていたコーナーを，PSSは何のストレスもなくス～っと曲がります。ライン取りや荷重移動等の理屈を考えずともオンザレールで走行できるので，自分の運転が上手くなったような錯覚に陥りますが，それはタイヤとGTIの性能のおかげです（笑。
ハンドリングレスポンスはクィックというよりもシナヤカな印象です。多少乱暴に走っても車体のブレを速やかに収束するので安心感も高いです。
もし，運転技術を磨きたい場合は，Neroをお奨めします。

②静粛性，乗り心地
PSSはSC２と同じくらい静かですが，乗り心地はPSSの方がコンフォートな印象。これに対し，Neroは振動とロードノイズが激しく，ロードインフォメーションを取りこぼしたくない方には良いですが，快適とは程遠いタイヤでした。

③サイド剛性（ネジレ剛性）
サイドウォールが硬い！と感じるのはNeroです。
Neroはサイドウォールが硬くグリップ力が低いので，ズリズリ滑らせてコーナリングを楽しみたい方には適しています。
SC２と比較するとPSSの方がサイド剛性は若干高いと感じます。

④制動性
PSSが一番優れていると思います。フルブレーキング時の挙動収束も速いので安心感が高いです。

⑤GTI（GIACインストール済）とのマッチング
PSSはGTIの性能を惜しみなく発揮できるタイヤです。
パフォーマンスが高過ぎて，僕のショボイ運転技術とチキンな度胸では，スキール音を出すこともできません。。。
GIACインストール後，ゼロスタート時のホイールスピンが頻発していましたが，PSS装着後はトラクションが格段に上がり，路面にガッツリ食いついてパワーロス無く加速します。
タイヤのグリップ力が高過ぎると，サスが負ける・・・と聞きますが，僕の速度領域であれば純正サス（DCC）でも粘ってくれます♪

⑥総合評価
PSSのDRY性能に文句なし！
あとはWET走行でのテストが楽しみです♪
運転技術が低くても，GTIの性能をフルに発揮できるタイヤです。
値段の高いタイヤだけに，これを経験してしまうと，後戻りできなくなるのが怖いです。
(((ﾟДﾟ)))ｶﾞｸﾌﾞﾙwww

【追加レビュー】
約19,000km/2年でショルダーにヒビ割れが結構出ました（https://minkara.carview.co.jp/userid/135377/blog/34728731/）。
PSS２本目も約13,000km/3年使用で、タイヤの溝は十分に残っていますが、同様の劣化が進行し交換したので、耐久性に疑問が湧きました。
また，交換当初は最高に良かったWet性能ですが，溝が十分に残っていても，発進時にホイールスピンすることが多く，ゴムの硬化が若干早いように思います。
なので、評価を５星から４星に変更します。

関連情報URL：http://tyre.michelin.co.jp/ps/#/movie