2008年03月02日
沢デビュー
今日も広沢寺。
岩場の清掃集会をやるそうで、6時起きです。
岩場は私有地のため、地主さんのご好意で使用させていただいているそうです。
地元との良好な関係を保つために、定期的に清掃集会が開かれているみたいだ。
と言っても、清掃よりは、近隣雑木林の植樹がメインだったりする。
クライマーが、ごみをポイっと捨てるとも考えられない。
結局は、キャンプしに来る人たちや、不法投棄をする人たちが散らかしていくのだろう。
植樹は、モミジ。
観光協会では、モミジの里として売り出したいのだろう。
例年からは植生をかえるという話だが、ナナカマド辺りではないだろうか?
今回は天気も良く、100名くらいの参加だったので、植樹作業も直ぐに終わった。
師匠から、仲良くしている他所の山岳会へ「うちの新人。」と紹介される。
えっ?いつの間に新人になったの?
「こいつ、イキナリ正面登ったんだよ。」
えっ?正面ルートってイキナリ登らせられないの?
まっ、以前からスパルタだよなぁ。と思ってはいたけど。。
初めて山行に行く前は「住んでいるところが離れているから、一緒にやっていくのは難しいと思う・」と言っていたが、山行後は「とりあえず一緒にやってみないか?一人歩きできるまでは、面倒見てあげる。」というお言葉を頂いた。
「山岳会みたいに、特定の枠にしばられたりするのはイヤです。」
と言ったら、「うちらは同人みたいに自由にやってるから。」という話もしてくれた。
そのような自己主張も踏まえて、私はおまけ的な立場かなぁと思っていただけに、新人扱いではプレッシャーがかかる。
俺の場合、残雪期の穂高やアルパインルートに行きたいという思いはそれ程強くなく、のんびり山旅を楽しんだり、身の丈にあった山域にいければいいや。という思いからか、積極性にかける部分がある。
教えてくれる人からすれば、歯ごたえがないかもしれない。
その中でも、唯一やってみたいなという気持ちになるのが沢登りである。
一般登山道でも、川の音を聞きながら歩くことは、とても気分が良い。
そして、何と今日、沢デビューしちゃいました。
当初の予定では清掃後に岩場で少しトレーニングと言う事だったけど、当然、清掃活動を終えたクライマーの半分が岩場へ。
とても登れる隙がないので、先週ダメだった沢に行く事になりました。
移動中に大山を見ると、大山沢がある南面は雪が見当たらない。
広沢寺から見る大山は東面なので、残雪が見受けられてダメだね。と話していたが、急遽大山沢へ向かった。
大山の二重の滝から登攀用具をつけて入渓。
こいつら何やりだすんだ?というハイカーの視線を浴びて、F1に取り付く。
師匠たちは、ザイルを結ぶのはこのF1だけみたいだが、素人の俺がいるので、3回くらい確保してもらった。
大山沢は、沢と言っても涸れ沢なので、イメージとは少し違った。
登山道と違って、足場を選びながら進むのは結構楽しいものがある。
頭上を吹き抜ける風の音が、とても心地が良い。
沢の源頭部に出ると、鹿の糞だらけであった。
源頭部から少し藪こぎすると、登山道に出て、直ぐに山頂だった。
帰りは登山道で下山。
初心者同伴と言う事を考慮すれば、想像していたよりも早く抜けれたようであった。
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Posted at
2008/03/06 19:59:32
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