現状の写真

既に削れているし、一度フランジを緩めてマフラーを下に引っ張りながら締めなおしたので、一応今はほぼ当たっていない。
更にクリアランスを増やす為に、デフの前にあるゴムハンガーを配管バンド(¥278)で縦長になるように締め上げます。
締め上げ後

撮影の角度が違うのでわかりにくいですが、少しサブタイコが下にさがりました。1cmぐらいはクリアランス開きました。
ついでにマフラーハンガーゴムも締め上げたことにより強化された?(笑)
スロープに乗り上げただけのノージャッキアップ作業だったので、ペラシャの塗装作業はできませんでした。
この後、既に真っ暗の中、パンダでちまちま車体を上げてサスにプリロードをかけてみた。
直巻きフルタップには基本やらないので、今まで手をつけていなかったが、ものは試し。
メーカー出荷状態の恐らく0プリロード(ていうかジャッキで上げた状態で、バネだけで回るので少し遊んでいた?)から4輪とも5mm掛けてみる。

図を作ってみたが、まあこんな感じになるだろう。
結果として車高も5mm(xレバー比)上がった。※ケース長は固定
スプリングレートを8kgf/mmとして
1G片輪荷重を300kgとすると
●1G接地時バンプ量(ダンパーの縮み量)
プリロード無し
300kg÷8kgf/mm=37.5mm
プリロード5mm
5mm分の反発力=8kgf/mm×5mm=40kgf
つまり40kgfの荷重を超えるまでスプリングは縮まない。
260kg÷8kgf/mm=32.5mm
●1G接地時バネの長さ
プリロード無し
自由長200mm-37.5mm=162.5mm
プリロード5mm
自由長200mm-プリ5mm-32.5mm=162.5mm
結局1G接地時のバネの長さは変わらない。
計算すると意味が無い気がするが、グラフの通り0荷重付近のバネの動きが変わってくる。
40kgf以下の荷重ではもうそれ以上ダンパーが伸びなくなる。
そしてダンパー自体の縮み側ストローク範囲が5mm増えるはず。
実際はグラフの様にスプリングレートが常に一定では無いかもしれないし、ダンパーもストロークの度合いで減衰力に変化があるかもしれない。
深夜の峠テストでは、乗り心地の向上(バタつく感じナシ)と、コーナーでのリアのロール時に片輪接地気味オーバーステア傾向が出た。
車高が上がった影響もあるだろうが、後輪に関しては5kgf/mmのバネという柔らかさと伸び側ストロークの減少で不安定になった印象。
良く曲がって気持ちよい反面、少々不安感を抱く瞬間がある。
今度は車高を調整(下げる)してテストしよう。
Posted at 2013/12/04 12:34:43 | |
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