セルモーターカチカチ病からの復活

経年劣化が進み、とうとうセルモーターが回らなくなる日が来てしまいました。
セルモーターがダメになったと思い込み、早速取り外しにかかりました。
先ずはショートする危険があるので、バッテリーの端子を外します。

家には車載のジャッキしかないので、安全確保のためにジャッキアップ後にタイヤの下に、玄関の段差解消に使っているブロックを置き下回りのスペースを確保。

エンジンルームのスペースが狭いので、セルモーターを取り出すには、先にオルタネータを取り外し、セルモーターを取り出すスペースを確保します。

セルモーターの取り外し、1本目は上から。デスビの下のラチェットが伸びている辺りに12㎜のボルトで止まっています。

2本目は下に潜り込んで、エンジンマウントの10㎝位フロント側にある12㎜のネジを外します。（レンチの掛かっているボルトです。）

何処のボルト？と言われても、なかなかうまく説明ができません。
だから、ネット検索しても画像が出て来ないのかなと、写真を撮りながら思いました。

取り外したセルモーターを分解したところ、ブラシもまだ使える状態だったので、パーツクリーナーを吹いた後にグリスアップをして元に戻しました。

元通りに戻してキーをひねったところ・・・
セルモーターが回りません。（こんなに苦労したのに。）

ネットで先人の知恵を借りようと検索した結果、キーの裏にあるスイッチが不良でセルが回らないことがあるというのが出てきたので、早速分解してみました。

中身を取り出して組み合わせてみたら、イグニションのところの端子が接地していません。

こんな感じ。

長年使いこまれて擦り減ってしまっていました。

応急処置として、蓋のほうにあるイグニションの端子をプライヤーで挟んで、周りを少し盛り上がらせてみました。（いちばん右側にある端子）

元に戻してキーをひねったら、一発始動。
その後何度エンジンをかけても、一発でかかります。

うちの場合はセルモーターが原因ではなく、キースイッチが原因でセルが回らなくなっていたようです。

でも、セルモーターの状態も確認できたのでヨシとします。