ぽんぽんエンジンのブログ一覧

【大笠山登山道入り口】桂湖の奥の方にあります。いきなり、岩場に設置されている梯子と鎖を使って登らなくてはならない、スリルあふれる登山道です。








つり橋の奥の岩場に突入して、10分後にすごすごと戻ってきました。
梯子はともかく、岩の斜面に垂らしてある鎖を見て、先日の恐怖が蘇ってしまいました。

・・・・・下を見てしまったら、もうダメ。足がすくんで。




トラウマになっていたみたいです。

【最後の間違い】一昨日、この急斜面の左側を垂直に下りてきました。右へ向かって水平に移動していけばもっと安全に下りられたはずなのに、一番危険なルートを使っていました。改めて確認してきましたが、よく無事だったと思います。









一昨日、遭難しかけて山はもうこりごりだと思ったのですが、どこでどう間違ったのか気になって仕方ないので、もう一度あの近辺をうろついてきました。


とりあえず、奇跡の生還ポイントへ行ってみて、自分が考えていた以上に高所から降りてきた事が分かりました。（標高約500m→約250m）

そこで初めて分かったのですが、地形図に書いてある山道は幅の広さはあまり関係ない事です。
軽トラが通れるような林業作業道よりも、人一人しか通れないような電力保安道の方が地図に書いてあります。
もちろん正規の林道はキチンと乗っています。通れるかは別にして。


最初から間違っていた可能性もありますが、それでも必ずルートは交差していたはずですから、見落としたみたいです。



う～ん、山は怖い！




怖いと言えば、山菜採りのジジババ。
クマ除けの鈴も付けずに藪の中を歩くのはやめてもらいたい。
本気で驚くから。
あの辺、熊がウジャウジャいるって話なのに。

【最初の間違い】ここを素直に登山道へ行っていれば・・・・。
後ろに見える作業道を進んでしまった為に大変な事になりました。







前回の疲れも取れたので、今日も一人ハイキングです。

今回は、南砺市井波にある閑乗寺公園から、中部北陸自然歩道にもなっている八乙女林道を歩いて八乙女山へと行ってきました。

行きはパノラマを楽しみながらの気持ち良くこなすことができました。


問題は帰り・・・・
遭難しました。
冗談で「死ぬかと思った」と何度か書いた事がありますが、今回は本気で「生命の危機」を感じました。

完全に自分のいる位置を誤認識していたせいで、土砂崩れで道が無くなっていても、少し下れば八乙女林道があると思って、そのまま急斜面を下ってしまいましたが、そこは国道が２００mも下に通っている所でした。


木の枝を掴んで急斜面を下れば、現れる崖。
それを迂回して、わずかな足場を頼りにそろそろ降りる事数度。
足を滑らせると、本気でただでは済みそうにない場所でした。
上に戻る事は完全に不可能な為に、必死で下に向かいました。
偶然あった廃道に降り立った時、マジで涙が出そうになりました。



本当にどこで間違ったのかが、よく分かりません。
たぶん、八乙女林道にあと数十メートルで合流する分岐ポイントで、道を見落としたみたいですけど・・・・・
素直に来た道を帰れば良かった。



予定４時間のところ、８時間かかりへとへと。