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bsm 120iのブログ一覧

2007年03月26日 イイね!

引住4:CITROEN GS club

初めて実際に乗った車とミニカーが一致します(笑)。



自動車産業は軍需と密接につながっています。ほとんどのメーカーは
戦いの勝敗に関わらず戦争によってめざましい技術発展を遂げます。

それは車そのものにおいてレースの比ではないでしょう。


シトローエン社も第一次世界大戦で大砲の弾丸とやまば歯車で大きな
財を成します。やまば歯車とは静かで高い伝達力を持つ山形の歯車です。
このかたちがシトローエン社のロゴのモチーフになっています。

大戦後、アンドレ・シトローエンはフランスのフォードになろうと
自動車の大衆化をめざします。

一方、1925年にはすでに4輪ブレーキを、34年にはFF駆動、モノコック。
さらに、55年にはオイルによるサスペンション、ハイドロニューマチック
を開発しました。車高調整とダンパーに使用されたオイルはパワステや
ブレーキ、トランスミッションにも活用されました。

シトローエン=先進とイメージされた所以です。


                        solido #193 CITOROEN GS ¥1,400


1970年に発表され、1971年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーです。

私が乗ったのは1129cc。小さなエンジンにウェーバーの圧縮機がツインで
ついていました。空冷水平対向でしたからバタバタと音がしました。

スピード・メーターはボビン式です。ボビン式ってわかります? ん~
ちょっと説明しづらいですがレンズの中に速度表示が縦に上下します。

ハンドルは一本スポーク。ハッチバックではないながらトランクは大人
3人が詰め込めました(笑)。その広いトランクとモノコック・ボディで
小さなスピーカーでもカーステはいい音しました。

大口径で細いタイヤは雪道でも不安はありませんでした。

家族5人が郊外にピクニックする時、最適の車です。



パリの渋滞は黄色でした。それはライトカバーに黄色のフィルムを貼るからです。

Posted at 2007/03/26 05:09:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | finearts club     : | 日記
2007年03月24日 イイね!

引住3:alfaromeo giulia tz1

コーダ・トロンカの誘惑



1960年代前半はレーシングカーと公道を走る車とが混在していました。
(日本で言うとスカイラインGT-R、トヨタ2000GT)

そんな中アルファロメオは直4、1.6l 高剛性鋼管フレーム+アルミボディの
マシンを作りました。


その名は「ジウリア TZ」。



        POLITOYS Art. 516 ALFA ROMEO Giulia Zagato TZ 1/43 ¥850


1950年代の「ジウリエッタ」の1.3lに対しお姉さんの意味があります。また
TZのTはtubolare(チューブ状の)、Zはzagato(ザガート社製)です。


このスタイルにもやられました。

エレガント! 低くたおやかに流れるラインはテールエンドで転を迎え潔に至ります。

純粋にカッコいいと感じ購入したミニカーは250 LMとこれです。

私、どうやらカットアウトが好きみたいですね(笑)。
(・・・そこのあなた! 笑い過ぎです。)

このスタイルには名前があります。コーダ・トロンカ。
コーダとは音楽にも使われているCODAです。最終という意味です。
トロンカ(toronca)、英語でいうcut itの意味です。つまりお尻をちょん切る。



このスタイルにすることで最高速が14+km/h上がったと言います。


実際のレースでは熟成を果たしたポルシェの後塵に甘んじる事が
多かったようですがレース優勝確率ではフェラーリをしのいだと言います。

チューブフレーム、アルミボディ、コーダ・トロンカ、前輪ディスクブレーキ、
4輪独立サスペンションと最先端を盛り込まれたアルファなおねいさんです。


数少ない実車が四国自動車博物館にTZ1、TZ2とも展示されています。
Posted at 2007/03/24 05:17:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | finearts club     : | 日記
2007年03月22日 イイね!

引住2:alfetta 158

引住2:alfetta 1581937年、アルファロメオのデザイナー、
ジョアッキーノ・コロンボは当時スクー
デオ・フェラーリのレース監督を務める
エンツォ・フェラーリの「美しく、無敵」
という要請を受け1シーターのGPカーを
設計しました。
それが1.5リッター、8気筒の158です。
伝説の車のあだ名は「アルフェッタ」。

1938年8月7日リヴォルノ、モンテネーロでエンツォの新組織アルファ・コルセから
レースデビューし、いきなり1,2,7位を占め、翌39,40は3つのグランプリで優勝します。

ここで国際紛争が勃発しあらゆるスポーツ競技が6年間中断しますが、アルフェッタは
計り知れない技術的財産とみなされました。

1946年の競技再開に向けて225馬力から255馬力に出力アップされました。そして
ジュネーブ、ネーション・グランプリで圧倒的な1,2,3フィニッシュを飾りました。
1947年のベルギー・グランプリでも1,2,3でした。



1950年FIA(国際自動車連盟)国際モータースポーツ委員会は世界選手権を纏めます。

フォーミュラー1の始まりです。

これによるとエンジンはコンプレッサー付きの1500cc またはコンプレッサーなしの
4500ccまでと規定されました。また、ドライバーズ・チャンピオンも加えられました。

そんな1950年はアルフェッタにとって勝利の年となりました。

11グランプリで11勝。完全な勝利です。文句のないグランプリ・カー。


生産中止される翌、1951年158はコンプレッサーをツインにし
9800回転425馬力を叩き出し、159と進化していきました。



生産年:1938~40年、47~50年
エンジン:直列8気筒/軽合金2ピースシリンダーブロック
排気量:1,479 cc
最高出力:195hp/7,200rpm ('38)225hp/7,500rpm ('39)425hp ('51)
最高速度:232km/h ('38)270km/h ('47,'48)290km/h ('50)305km/h (159/'51)



                      DINKY TOYS #232 ALFA - ROMEO


このミニカー、相当走らせてますね(笑。

手に入れたのは確か、何かとのトレードだったと思います。
もちろん車の歴史、スペックなど当時は知る由もありません。
相手も同様です。お互い小学生ですからw。

でも、格好良いですね~。ロング・ノーズ、ショート・デッキ。

このFRレイアウトの中にたった1500ccながら直列8気筒ターボの心臓。

当時のアルファのピットは22秒で他を圧倒していたと言います。更に
ドライバーを火災から守るためにゴムのカバーを被せたそうです。



強くアルファロメオ社のFRレイアウト復活を望む一人であります。


Posted at 2007/03/22 04:30:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | finearts club     : | 日記
2007年03月20日 イイね!

引住1:ferrari 'Berlinetta' 250 LM

引住1:ferrari 'Berlinetta' 250 LM最初に買ったミニカーはフェラーリだった。
小学5年だったと思う。


横浜駅ダイアモンド地下街を抜けて塾に通う
道すがら、今もある横浜模型に立ち止まり、
半ズボンの少年は熱い思いを一台の赤い車に
注ぎ続けていた。


どれが一番カッコいいか。 それだけだ。

少ない小遣いを握りしめて唯一台を自分の物にする。ショウウィンドウは宇宙だ。

思えば日本最古のゴルフ場近くに住んでいた為、そこに通う政財界歴々の所有車を
この目で見て来た。それはメルセデスでありダッジでありトライアンフであった。

今はないシー・サイド・モータースに並ぶスーパー・カーをトロリーバスに乗り、
眺めながらそれらひとつひとつの車名を諳んじていた。
それはミウラであり250GTOでありコブラだった。

そして、目にしたどれよりもそれはミニチュアでありながら心に焼きついた。


FERRARI 'BERLINETTA' 250 LE MANS


メチャクチャかっこいい。これ以外ない。 私の車とははこれにとどめを刺す。

数億円するでしょう。もし買おうにもオークションに姿はありません。




ENZO FERRARIはFIAT社の試験を受けるも落されます。そしてALFA ROMEO社の
レース・ドライバーになります。レーサーとしてはイマイチだったようです。
しかし、そこでのノウハウを生かし自社を立ち上げレース主体の車を生産します。


フェラーリ社の中にSUPER CARSというカテゴリーがあるそうです。その最初の
モデルが250 GTOです。GTOとはGran Turismo Omologata。  真のGTです。

1962年から1964年まで36~39台生産されました。ツーリングクラスのレースで
数々の成功を収めましたが、時代の流れはミッドシップエンジンに移っていました。

1963年のパリショーにて 250 LMをデビューさせました。

当時のレギュレーションではGTクラスは最低100台の生産台数が必要だったのです。
そして250 GTOは他の 250 GTと同一というFerrariの主張が通り、250 LMは
GTクラスでのレース参戦が認められました。しかし1964年にFIAは 250 LMも他の
250 GTと同一だというFerrariの主張を退けました。

そして250 LMをGTクラスでのレース参戦をあきらめてプロトタイプクラスでの
レースに移行参加しました。

1965年の Le Man24時間ではFerrariのファクトリーカーやFordのファクトリーカーが
リタイアする中プライベートチーム(North American Racint Team)から参戦した
250 LMが総合優勝しました。

この1965年以後Ferrariは一度もLe Manで勝利していません。

320bps、3.3リッターV12エンジン、ミッドシップ。 最高速は300Km+。


Posted at 2007/03/20 06:01:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | finearts club     : | 日記
2007年03月17日 イイね!

引き出しの住人たち

引き出しの住人たち押し入れからむかし昔の懐かしい
思い出のいっぱい詰まった玩具を
引っ張り出して来ました。

もっとあるかと思ったら・・・(忘)


懐かしい5車種を紹介して行きますね。
Posted at 2007/03/17 05:48:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | finearts club     : | 日記

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