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「悲しみよ　こんにちは」
フランソワーズ・サガン、19才の作品です。
彼女はビリー・ホリディのこの曲を聴いて
書いたとされています。

薬、酒、性、奔放な人生に共通点を見出せますが、
埋め切れない痛みも内包されています。
残念ながら自分の人生では計れません。

でも、自分の存在を確かめるときには自分の痛みをも
肯定しなくてはなりません。

それを忌み嫌うのではなく慈しむ気持ちで味方につけるのだと、この曲はかつて私に教えてくれました。

Good morning heartache

おはよう心の痛み、相変わらずひどい格好ね
おはよう心の痛み、ゆうべ　さよならしたはずでしょ
あなたが消えるまで何度も寝返りをうったけど
夜明けにはまた現れるのね

忘れたいのに、まだここにいるじゃない
私の恋が消えちゃった時にあなたに会ったような気が・・
今じゃ、朝の挨拶になっちゃったわ
おはよう心の痛みさん、元気？

心に残るのはやめて、どうにも出来ないじゃない
放っておいてよ
月曜にそんな感じにブルー入って
日曜までそのまんま

おはよう心の痛み、さ、行きましょうか
おはよう心の痛み、私をよく知ってくれているのね
あなた、いつかみたいに私にまとわりついているけど
おはよう心の痛み、座って大人しくしなさい