
今日は、太平洋戦争開戦の日。
というわけで、「

トラ!トラ!トラ!」
日米合作の映画で、日本側の監督は舛田利雄と深作欣ニです。
当初は世界の黒澤明がメガホンをとる予定でしたが、種々の事情により降板しました。
同じ真珠湾攻撃を舞台にし、数年前に公開されたベン・アフレックとジョシュ・ハートネットが出演していた、某作品と違って、史実に忠実に作られており、好感が持てます。
1970年の作品ですが、CGじゃない実機(テキサンですが...)の迫力が感じられます。
日本人側俳優も、山村總(山本五十六)、三橋達也(源田実)、田村高廣(淵田美津雄)など往年の名俳優が出演しているのも、某作品との違いを際立たせています。
アメちゃん的には負け戦がモチーフの映画だったので、米本国での興行は振るわなかったそうですが、どちらか一方の国の立場ではなく、両国サイドからドキュメンタリータッチで淡々と描く内容は、歴史の裏側を垣間見ているようでドキドキします。
昨日放送の

NHK「その時、歴史が動いた」でも映画での飛行シーンが使用されていました。
子供の頃は、

モールス信号の「ト、ラ、」信というのを理解できず、虎がたくさん出てくる映画だと、本気で思っていました。
Posted at 2005/12/08 19:30:55 | |
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