
昭和20年3月10日...東京大空襲の日です。
300機を越えるB-29が深夜の東京を襲いました。
死者は10万人を超え、広島、長崎とともに、一般市民に対する無差別爆撃は、60年たった今でも決して正当化をすることは出来ない行為です。
一昨年亡くなった私の祖母もこの空襲を体験し、生前に何度か話を聞かせてくれました。
焼夷弾から飛び散った炎により、何人もの人が焼け死んで様子を目の当たりにして、もうこれまでと思ったそうですが、子供たち(私の叔父叔母)を助けたい一心で、背中と両手で3人の子供を連れて、必死で炎の海を逃げ回ったとのことでした。
その頃、私の父は栃木に疎開していました。
この空襲を指揮したカーチス・ルメイ少将は、自身で「もし、この戦争に負けていたら、私は間違いなく戦争犯罪人として裁かれるであろう」と顧みています。
勝てば官軍で、何でもまかり通る世の中では、あまりに寂しい...
おい、ア○リカ!なんでも自分が一番正しいと思うなよ!!
Posted at 2006/03/10 22:58:15 | |
トラックバック(0) |
その他 | 日記