

クライマーズ・ハイを観てきました。
以前(2年前位?)に、同作品のNHKドラマを視ていたので、描き方の違いが気になって公開日を待って

レイトで...
御巣鷹山日航機墜落事故で、全権デスクを任された地元の群馬県地方紙記者の壮絶な1週間を追った作品です。
堕ちたのは長野か?地元群馬か?混乱する現場。
新聞社内の複雑な人間関係や、加熱する全国紙との報道競争。
あるスクープを巡って、決断を迫られた主人公は...
主人公役は堤真一。
ドラマ版の佐藤浩市と比べて遊軍記者の鬼気迫る迫力は希薄でしたが、全国紙に負けまいとする地方紙記者魂を、とてもうまく演じていました。
なにより、脇役陣がとても素晴らしい。
山﨑努の冷徹な社長を始めとして、編集局等の新聞社内の人物を演じている個性派揃いの役者達は、誰も彼もがハマリ役って感じでした。
中でも印象に残ったのが、販売局長役の「皆川猿時」。
地方紙の販売局って多分こんな感じなんだろうな
ちなみに題名の「クライマーズ・ハイ」は、登山中に興奮状態に陥って恐怖心が麻痺してしまう状態のこと。
怖いのはその状態が解けた時で、この作品では主人公はどのようなクライマーズ・ハイ状態に置かれるのか...それは観てのお楽しみ~

お勧めの作品なので是非劇場でご覧ください。
Posted at 2008/07/06 21:51:54 | |
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映画 | 日記