
あまり政治的なコトをブログでは書かないようにしていましたが、今回はチョッと思うところがあって...
前空幕長の田母神さん、結局定年退職ってことになりましたね。
まあ、妥当な落としどころだと思います。
例の論文は読ませていただきましたが、彼の持論を述べているだけで、その真偽の程は、読む人の立場(右or左)によって、「よく言ってくれた!」「けしからん!!」と是否が分かれるところ。
書かれている内容については頷ける部分も多く、わたす的には「アリ」だと思います。
ただ、このタイミングでっていう感じもしますね~
現役空幕長の論文ということで、退官されてから発表するよりも、ずっと世間的注目が集まることを意識した、確信犯的なやり方という気がします。
以前の「そんなの関係ね~」発言問題で統幕議長への途が厳しくなったので、「退職前に自分の気持ちを世間に向けて...」って気持ちがあったのじゃないかな?
ところで、この論文を募集したAPAグループって、代表の元谷外志雄氏が小松市で創業した会社です。(帽子を被ったオ○ちゃんは彼の奥様)
彼のワンマンオーナな体質は、APA社HPでも分かるとおり、本業以外の内容が書かれてある自分の著書を宣伝したり、小松基地金沢友の会なる組織(会長は彼自身)のリンクが貼ってあったりすることから窺えると思います。
で、彼の著書「報道されない近現代史」の出版記念パーティーにも田母神前空幕長も来賓として壇上での挨拶を行っているのことから、元谷氏との関係は推して知るべしですね。
他の入賞者の名前を見ると、自社の社員や小松基地友の会の事務局長の名があることから、今回の選考結果は何となく元谷氏の意向に沿った「出来レース」?という疑問が拭いきれません。(他の論文を読んでいないのでなんともいえませんが...

)
退官後はAPAに就職ってのは「無し」にしていただきたいですね。
まあ、マスコミの一方的な報道を鵜呑みにするのではなく、一度例の論文を読んでから、事の善し悪しを自身で判断されるのがイイのでは?
ところで、田母神前空幕長は小松基地の司令を勤めていたこともあり、個人的にはとても好きな方だっただけに、今回の騒動はとても残念に思います。
彼の尽力を期待していただけに、これで航プラへのファントム搬入は...
追記:色々なメディアの論評を調べてみましたが、わたすの考えに最も近いのが
これでした。
Posted at 2008/11/03 22:40:14 | |
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