
先日観た「空へ―救いの翼 RESCUE WINGS―」を、貯まっていたポイントを使って再度観てきました。
さて、
前回のブログで書ききれなかった点を少々...
気になった点は、登場人物を深く描ききれていなかったこと。
上映時間の限られた映画なので仕方ないとは思いますが、もう少し救難ミッションシーンを減らしてでも、主人公やF転ヘリパイの人生の背景を見せて欲しかった。
原作アニメでも本作品でも共通して出てきた言葉「F転」の本当の意味って、一般の方にどれだけ伝わったのか疑問です。
任務を離れた登場人物の日常を見せてくれたら、もっと感情移入できたのにね~
でも、原作には無かった、お互い元暴走族上がりのイーグルドライバーと60のAPGのエピソードは無駄!
もう一つは、空自(海自)のPRっぽいイメージが強すぎたこと。
空自救難隊の主任務は、あくまでベイルアウト(緊急脱出)をしたパイロットの捜索&救出。
剣岳での山岳救助や舳倉島から急患搬送は、あくまで各県の防災消防ヘリが行わなくっちゃいけないはずなのに、でしゃばり過ぎって感じです。
特に感じたシーンは、本当のミッションでもそうだとは思いますが、すべての救難シーンでのメディックがサバイバーへの声掛けの第一声は「航空自衛隊です!」...
空自ファンの私から見ても、左系の方からはプロパガンダと見られても仕方が無いような気がします。
しかし、今回も主人公のUHをはじめとした空自の機体と、主要ロケ地の小松の風景は、何度観てもいいです。
チョコッとしか出てきませんが、15がフレアを射出しながらのACMシーンは、迫力があります。流石航空写真家の徳永克彦さん、動画を撮らせても上手いね~
また、普段通っている小松の風景(

の飛び&転がりも)を基地側から見た映像は新鮮でした。
スクリーンを眺めながら、しきりに次回の基地見学&航空祭での撮影プランを考えていたただの

ヲタでした。
それにしても、アニメ同様、UH-60JとU-125Aの

コールサインは、架空の「ヘリオス&アルテミス」なのに、墜落する犬鷲15は本物の「

○○」なのは何故?
それに、落っこちるのは龍組サンのほうが上手そうな気がしますが

...(失礼!

)
なお、今回の観覧でも観客は4組7名。
来週あたりで上映終了っぽいですね。
観にいく方はお早めに!
Posted at 2008/12/24 00:00:57 | |
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