ERGA@たくらんけのブログ一覧

車は車でも鉄道車両のお話なので、興味ない方はスルー推奨です


今日知ったんですが、JR北海道キハ141系気動車が一部を除き明日で運用を終了する模様です



先日の札幌市営地下鉄3000系に続き今年2件目の廃車です＞＜。



どんな車両かって～と↓




見た目は何の変哲もない気動車なんですが、実は「迷」要素タップリだったりしますw


元々はこの車両、動力を持たないただの客車（50系51型）だったんですよ



↓客車だった頃の写真


学園都市線（札沼線）の輸送量増加にともなって車両が足りなくなってしまい、かといって客車のままディーゼル機関車に引っ張らせると鈍臭いため、通勤ラッシュ時に本数が増やせないなどの問題がありました。
けど、JR北海道には新車を買うほどの余裕もない。

んじゃど～する？＿？

そ～だ！「魔改造」してしまおう！w

で、苗穂工場の匠たちの手によって劇的ビフォーアフターされたのが、このキハ１４１系



見た目は最近の車両っぽいですが、車体の製造から30年以上経過してる車両もあって、学園都市線の完全電車化のせいで「いらない子」になってしまいました；；



一部は廃車になりますが、ど～やらミャンマー国鉄とJR東日本はこいつらをまだまだ酷使する予定らしいっす。
北海道からいなくなるのは寂しいけど、まだ走り続けれるということはクルマと一緒で幸せなことかもしれませんね＾＾b
あ、キハ１４３だけは道内の他の線区に転用するみたいです



ちなみに「５０系５１型」の改造車は北海道から完全に消えるわけではなく・・・

↓いちお～客車のままですが＾＾；



オクハテ５１０・オハテフ５１０に改造されてノロッコ号で生き残ってたりしますww



鉄分豊富な御方ならお解りでしょうが、「展望客車で、しかも制御車」というかなりのヘンタイ仕様です＾＾；




５０系客車は初期ロットで製造から３５年が経過しますが、まだまだ働く場所には困らないみたいです(;^_^A





※写真はウィキペより転載です