
昨年のブログで
トミーカイラZZを走行中に
ラジエーターを破損させてしまい
その事をブログ(パート①)に掲載しました。
↓m(._.)m
「お山でラジエーターが破損し
走行不能になりました 。①」
そして
その破損したラジエーターを
取り外した作業内容も
ブログ(パート②)に報告↓
「お山でラジエーターが破損し
走行不能になりました。②」
当然ながら、その後の
ラジエーターを交換した作業も(パート③)
ブログに掲載したのですけど
しかし
とある諸事情により…
このブログ(パート③)を
泣く泣く削除する事になりました。
(o_ _)ノ彡
このパート③のブログに
せっかく「イイね!」をつけて頂いた皆様には
誠に申し訳ございません。
今回、あらたに編集しましたので
今後とも、よろしくお願い致します。
m(_ _ )m
取り外した右側ラジエーターですが…
このラジエーターを下側から取り外すには
ただ単に、車両をジャッキアップしても
ラジエーターを取り外す事は出来なく (*_*)
画像のように、通常より高く
(地上高を315mmから365mmにする)
車両を
ジャッキアップしないと
ラジエーターを下側に落とし込んで
取り外す事ができません↓(゜゜;)
で…
この苦労して取り外したラジエーターが
はたして、きちんと修理できるのか(・_・?)
こればかりは
修理業者さんに見て頂かないと分かりません。
素人目では
穴が空いた部分に、溶接などで穴埋めしたら
すぐ直る…そんな予想をしていましたけど
業者さんに見て頂いた結果…(;゜゜)
アルミ製ラジエーターの補修と言うのは
短い時間内で溶接しないと
回りのフィン等が溶け落ちる危険性があり
今回の場合、修理しても
再度クーラント漏れが発生する可能性も・・・
その為
特注でアルミ製ラジエーターを制作する場合
通常より日数が掛かるし
値段もそれなり…になるようです。
(; ̄ェ ̄)
もちろん
ラジエーターの修理ができない事も
ある程度、予想はしておりましたが
現実的に
ラジエーターが、すぐに直らないので
いろいろ不安になります。 (゚_゚
ラジエーターが直らなければ
残された選択は
新しくラジエーターを制作して頂くしか
結論がなく…
穴の空いたラジエーターを
業者さんに渡したまま
その場を帰りました。(ーー;)
ラジエーターの方は
あらたに制作して頂く事になりましたけど
その他には
羽根が折れたファンと異音のするモーターも
交換しなければならず
これらの部品を入手する為
パーツリストで品番を調べたところ
前期型のサイドラジエーターのZZと
後期型のフロントラジエーターの車両は
日産のマーチ(K11)のパーツを流用しており
共通のシュラウド(品番21481-42B01)でした↓ (;^_^A
しかし
すでにファンとモーターが組み付けてある
シュラウド(品番21481-42B01)のセットは
すでに在庫が無い為 (T_T)
シュラウドに取り付けてある
個々のパーツ品番を調べて入手しました。↓
①シュラウドのみ(品番21483-42B11)在庫無し
②ファンモーター(品番B1487-33Y10)25,500円
③ファン(品番21486-58Y00)3,030円
ところで今回の修理では
①のシュラウドは交換はしませんが
すでにメーカーの在庫がない事もあり
もしもの為に(心配性の性格なので?)
オークションでシュラウドを入手しました。
(^_^;)
あと②と③のモーターとファンは
日産のディーラーで直接購入しております。
ちなみに…
ラジエーターを取り外した時
ラジエーターとシュラウドを取り付ける
2本のボルトが、とても緩い状態になっており
おそらく、それが原因で
シュラウド本体もラジエーターから
「ガタガタ…」ぐらついた状態でしたから
橋の継目を乗り越えた衝撃で
ラジエーターとファンが干渉したようです。
(×_×;)
まぁ
そんなこんなで…
あとは
新しいラジエーターが
出来上がるのを待つばかりです。(´Д`)
そのラジエーターが出来上がるまでの間…
いつかは
やりたかった作業や整備などを
ちょうど良い機会ですから
いろいろ実施しました。(;^_^A
まずは、初めての補機ベルトの交換
それに、念願だった?
ドラシャブーツとボールジョイントブーツ交換
底床のアルミパネル磨き↓
(☆o☆)
※磨く手順は
600番から1000番のペーパー掛けをして
仕上げに
ピカールで磨きました。
伸びているサイドブレーキワイヤーの位置調整
最後の作業は
ラジエーターホースに取り付けてある
純正ホースバンドからホースクリップに交換↓
このホースクリップに交換する事で
バンドの緩みやホースの劣化による
冷却水漏れが防止できます。(^_^;)
これらの作業の中で、ドラシャブーツの交換は
いつか整備手帳に記載する予定です。m(__)m
そして、そして
ラジエーターの製作を依頼して1ヶ月半経過し
ようやく
新しいラジエーターが出来上りました!
(^0_0^
新しいラジエーターを撮影したあと
さっそく、取り付け作業に移ります!(`・ω・´)
ZZ(前期型)の車両は構造的に
ラジエーターが入るスペースが、とても狭く
ラジエーターを戻す時にも
画像に示した部分に接触して↓
なかなか、元の位置まで入りません。
それに少しでも無理に入れると
コアやフィンの部分がキズ付きます。
(´д`|||)
なので、先に古いラジエーターを使って
車体側に入れる練習を何度も繰り返すのですが
画像のように、シュラウドがない状態でも
取り付けられていた元の位置まで
ラジエーターを戻す事ができません。
┐('~`;)┌
取り外す時は、ラジエーターが
多少キズ付いても、気になりませんでしたが
逆に取り付ける時は
ラジエーターにキズ付かないよう
慎重に作業しないといけませんからね。
でも、いろいろ苦労して作業していると
段々、入れるコツが分かってきます。(^_^;)
しかし
ラジエーターにシュラウドを組み合わせると
シュラウドがサブフレームに接触して
どうやっても車体側に全く入りません!
仕方がないので、シュラウドの一部を
ご覧のようにカットしました。(゜.゜)
ちなみに
ラジエーターを取り外す時にも
シュラウドの一部を削っていますが
左側のラジエーターを取り外す場合は
シュラウドを削る事はないはずです。
(。・_・。)ノ
納得するまで
ラジエーターを入れる練習をしたのち
いよいよ
新しいラジエーターを段ボールで養成してから
車体側に少しずつ慎重に入れていきます。
( ; ゜Д゜)
練習では
なかなか入らなかったラジエーターでしたけど
ラジエーターだけを少し入れた状態のまま↓
隙間がある部分から
シュラウドを重ね合わせて入れると
元の位置まで、無事に入れる事ができました。
ε=(^◇^;
その後ラジエーターホースを取り付け
クーラント(9.5L)を補充し
ラジエーターファンが正常に回る事を確認して
ようやく修理が終わりました。(*^ー^)ノ♪
ラジエーターが破損した時は8月初旬で
そして、修理が終わったのが9月下旬…
新しいラジエーターが出来上るまでは
いろいろ不安がありましたけど
今思えば?
ZZを所有していく上で
いろいろ良い経験ができたと思います?
ε=(^◇^;
では、では… (;^_^A
Posted at 2018/06/04 11:50:03 |
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