昨日の日記を書いている。
直前まで、自走か秋ヶ瀬まで車か悩んでいた。
12月は走行距離が伸びないのはわかっているので少しでも稼ぎたいのだが、悩むのは寒さである。
いつまで悩んでいてもしょうがない!と心に決め、防寒具を多めにICIのザックに押し込んだのは土曜日の夜だった。
日曜日、起床4:00。洗面、朝食、十分にストレッチをし水分をとってトイレを済ませ6:00少し前に家を出た。伊佐沼往復は100km近くなる。寒い日のロングライドには時間をかけるようにしている。
6:00ともなればだいぶ白みかけてきてはいるが、大型のヘッドライトは欠かせない。
モンベルのゴアテックスの雨具を冬用ジャージの上に着込むのがいつものスタイルである。ゴアの防風性能は素晴しいのだ。今日は、フリマを見てるとき寒くならないよう、できるだけ汗をかかない走りをするつもりであるが、すぐに汗ばんでくる。向かい風だし・・・
荒川CR右岸は冬場恒例の工事に入っているので左岸を行く。新荒川大橋までは全く問題なかったが、戸田の競艇場の手前で土手を追い出されてしまう。これがなかなかうっとうしい。
笹目橋から先の土手の上がまた通行止めで、荒川水循環センターの東を大きく回りこむか、彩湖の水門の横を通っていくしかない。後者はダートである。
今日はALPS号であるから迷わずダートを進んだ。
そんなこんなで時間がかかり、秋ヶ瀬ベース到着は約束の7:30から5分遅れで、同行のtaboom氏はもちろん既に到着していた。
taboom氏は、先週の谷根千に引き続き、昨日の多摩湖ポタに引き続きVM号の連投である。
先週は、都内で横に並んで走ることなどできなかったが、今日は、じっくり走りを見させていただこう。
こんな感じである。
実にスムーズである。聞けばブレーキの鳴きも治したとのことである。ネタがないので困るのである。
いつものように、いつものびん沼川コースで、上福岡駅近くのうどん、條辺経由で伊佐沼を目指す。
青年は荒野を目指さなくてはならないのだが、青年の成れの果ての自転車オヤジは、沼を目指すのであった。などど軽口をたたいているうちに條辺に到着。
冬季限定メニューに、しっぽくうどんがあったので私はこれにした。
落語、時そばをご存知だろう。
『「なにができるんだい?花巻にしっぽく?しっぽく一つこしらえてくんねぇ。寒いなあ」』
というあれである。しかし現在東京のそば屋うどん屋でしっぽくがメニューにあるところは少ないのではないだろうか。
taboom氏は、仕事でしょっちゅう四国へ行っていたことがあるそうで、あちらでは、しっぽくはポピュラーなメニューなんだそうである。物知りだなああ~
そこで調べてみた。
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しっぽくは「卓袱」と書く。卓はテーブル、袱はテーブルクロスの意で、もともとは中国風の食s卓を指す。長崎の郷土料理となっている卓袱料理は、江戸時代、中国から伝来した総菜料理が日本風にアレンジされたもの。
その料理の中に大盤に盛ったうどんの上にさまざまな具をのせたものがあり、これを江戸のそば店がまねて太平椀(塗り物の大椀)に盛り、“しっぽくそば”と称して売り出した。そば・うどん台に竹輪・鶏肉・干瓢(かんぴょう)・椎茸(しいたけ)・麩(ふ)などをのせた種もので、寛延(一七四八~五一)の頃の出現といわれ、大いにもてはやされた。しかし、具の並べ方のユニークさで売った“おかめ”が江戸でデビューすると人気がとってかわられ、次第に衰退していった。
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ということである。
煮込んだ野菜、出汁の味、つるつるのうどんのバランスがとても良い~
体が芯まで温まった。
このコース最大の難所は、南古谷駅から伊佐沼までの南北の一直線の道である。決まって向かい風なのである。今日も今日とて北風小僧が吹いてきている。さむうござんす~ひゅるるる、るるる~
9:30頃には伊佐沼に到着した。
この寒いのに、皆さんほんとうに自転車が好きなのであります。
これは、ひろず師匠のTOEI号。
BB裏に秘密がありました。
アウターカップが直付けしてあります。写真が下手でわかりませんね。
最近、ポタ車を組んでいる私は、こういう自転車に魅かれてしまう。
オーナーさんとお話させていただくと、この自転車もそこここに見えない手がかかっているのでありました。
ひろずさんご兄弟におでんをご馳走になり、冷えたからだがポカポカになった。
本当に美味しかったです。ありがとうございました。
しかし、自走なのでゆっくりもしていられず会場を後にした。
びん沼川コースにもダートがある。VM号、ダートも軽々クリアです。
秋ヶ瀬橋でtaboom氏と別れ、朝の教訓を生かし、新荒川大橋まで右岸を行き、そこで左岸に渡った。
都市農業公園まで走って、いい加減バテたので大休止とした。
先月、ダイヤモンド富士を撮った場所で太陽にカメラを向けてみた。太陽はだいぶ南に寄っているようだった。
これが、また来年1月中ごろには富士山頂に沈むくらいに戻ってくる。ああ早く戻ってこいよ~。
最後に、今回の収穫。
カンパのカンティブレーキが最大の収穫だろうか。
次の伊佐沼は4月か~また行きたいなああ~
Posted at 2013/12/09 22:32:20 | |
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