当ブログでもちょっとお見せした、Campyな(C)ポタ車(P)製作プロジェクトがいちよう終了しました。
この自転車は、もともとはGT号の元オーナー(故人)の奥様用のランドナーでありました。
奥様はもちろん健在ですが、GT号をもらってくるときに、「これももっていってくれないか」ということで我が家にきたものでありました。
GT号とともにこれを再生させることは、元オーナーのために私ができる唯一のことなのでありますが、怠け者の私でありますから、たいへん時間がかかってしまいました。
今、何か、肩の荷がおりた気分であります。
GT号のコンセプトはすぐできたのですが、こちらはなかなかまとまりませんでした。
だいたい、フレームサイズからしてかみさん用になるわけですが、乗ってくれるかどうかわかりません。でもその時は、私が乗ればいいんです!という割り切りができ、
そして、元々ついていたヌーボ丸穴のハブを眺めているとき、それと手持ちのカンパのRD、FD、バーコンがくっついて、カンパをできるだけ使ってしかもポタリング車というコンセプトが降臨してきました。
後は、せっせと部品集めを行い、いきつけのPサイクルさんに持ち込んで、組み立てをお願いすることにしました。このポタリング車の走り方は、自宅から自走>>車載>>輪行となりそうなので車載しやすいことを考え、前ガードを簡単に外せるようにしたいと思い、そこをお任せするとともに全体の組み立てもPサイクルさんにお願いしたのでした。
クランク&ギヤはある方のブログを参考にさせていただき、3アームとしました。
純正のギヤですとポタリング車には重過ぎますので、ギヤは製作していただいています。
ホイールは、650Aでわりと太いタイヤがついていて、ガードも深めのものでしたが、それではカンパと合わないように思いまして、細身のグランボアの35A、ガードは本所のH2としました。
クランクが元は165mmでしたが3アームは170mm、女性用はトゥークリップと前ガードが干渉するのは、避けたいのですが、それにも効果があると思いました。
それで、Pサイクルさんにご苦労をいただいて(Pサイクルさんのガードクリアランスのこだわりもあり)スペーサーでなんとかしていただきました。
これが後ろ姿です。
ブレーキ本体は、先日の伊佐沼で手に入れた、カンパのカンティであります。
女性用には強力なブレーキが必要という私の考えでありますが、いささかゴツイですね。
ペダルは、カンパのピストであります。
このときは、クリップストラップがついていませんが、今はついております。
リフレクターもありませんが、これも今はついております。
サドルは、スプリングサドルを考えていたのですが、なかなか入手できず、元々のイデアルNo.6になりました。これにも一巻きですがスプリングがありますからね。
これが、ハンドル部です。
ステムは、サカエのSR-JUNです。これも伊佐沼で入手。
ブレーキレバーがクラシックでいいでしょう~でも現行品なんですよ。TEKTROです。
ベルはアディです。
これで、25日のハンドメイドバイシクルショー会場を往復してみました。
かるく流していては、わからないこともあるので、負荷をかけて走っていたところを、taboomさんに見つかってしました。ハアハア。
いつもの自転車とはサイズが大幅に違い、ハンドルが違いますので乗り心地は全然違いますが、まず安定していると言って良いと思います。
ブレーキは、大正解です。私の持っている自転車のなかで一番効くかもしれません。
かみさんにも乗ってもらいましたが、私とおそろいの彼女のレーサーに比べて楽だと言ってくれました。心配だったシフトチェンジの重さ(バーコンはやはりワイヤーが長いせいか引きが重いです)もなんとかなるとのことでした。むしろ手元シフトになるのでダウンチューブよりずっと良いとのことです。あ~良かった。
あとは、バッグとライトを考えましょう。どちらも無しでも全然問題ありませんがね。
biroさんのチタンスポルティーフのお披露目(水元公園あたりと勝手に想定)にはこれで行こうかな。
Posted at 2014/01/26 21:49:02 | |
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