亀有駅近くで中川を渡るとき、東の空が明るくなっていた。
今日の朝練は、運河公園の先の「森」を目指すことにしたので、いつものルートで水元公園へ向かい、ここを通過したのだ。
今朝は、もう涼しいというより寒い。私は日焼けが苦手なので夏でも長袖、長タイツで走っており、今朝はそのままの格好にウィンドベストを羽織っただけだ。足はそうでもないが、腕が寒い。そのはずだ、高校球児御用達のコンプレッション長袖アンダーシャツだけなのだから。
さらに今朝は予報通りの北よりの冷たい風が吹いている。
もうこの格好では限界が近い。
流山あたりで、じわ~と追い越してきた、ロードバイクがあった。乗り手は私よりやや先輩とお見受けした。これは幸いと後ろにつかせていただいて10kmほど楽をさせてもらった。ちょっとお話したところでは、5年くらい前に自転車をはじめ毎週土日に2時間走ってUターンしてまた2時間走って戻ってくるというライドをされているとのことだった。今日は、利根運河から利根川CR、新大利根橋を渡り、小貝川CRを北上、筑波でUターンとのことだった。このコースだとクルマと一緒に走ることがとても少なくて済むらしい。良いことを伺った。いずれトライしてみよう。
さて、ロードバイクの先輩とは運河公園でお別れし、こちらは森へ向かった。
理窓会記念自然公園の森である。確かティオさんもご紹介されていたと思う。
運河北岸の道を進み、老人ホーム春の苑を過ぎたところで、運河沿いから左下へ降りる小道があるのでそこを下っていくと、道は朝露をたっぷりのせた草でふさがれていて、足元は水溜りになったので自転車を押して進んだ。たった20mほどだったと思うが、結構濡れた。これでは私のようなもの好きでないと訪れないだろう。
森の中には遊歩道ができていて、ところどころに散歩コースを順を示す道しるべが立っていた。それをたよりに、久々に土の道を枝をよけながら走った。民家の庭をかすめ、森をぬけ、蓮池に出てとなりの白鳥の池へ出た。
ここの白鳥も人を見ると寄ってくる。
道は理科大のキャンパスの中へと続くようなので、ここでUターンしそのキャンパスをまわりこむように
進むと、遊歩道のスタート地点の看板があった。
これで、森と遊歩道の全貌を知ることができた。
私は、西の端から入って、北西の端の白鳥の池に行き、そこから北の端のスタート地点へ到着したのだった。では、東の端を目指すことにして進むと、道はまた草に覆われていた。また朝露の関所である。
ガマンガマンと関所を自転車を押して通りぬけると、すぐ運河沿いの道へ出るようだった。
逆光にススキが揺れていた。秋らしい風景だ。
そこから、運河沿いに出るのはもったいないので、森の中を戻り、西の端まで行くことができた。
これで一周したわけだ。
一周したところの民家の横の柿の木は、もうすっかり葉を落としていて、オレンジ色の柿の実がたくさんみのっていた。
楽しいミニミニ探検だった。
帰り道は、追い風にのってすいすい進み、自宅へ予定通りの時間に戻ることができた。
Posted at 2014/10/18 19:07:27 | |
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