8/4早朝に家を出て上野駅へ向かった。
今年の夏はあまり休めないことになったのだが、そうなるとどうしてもどこかへ出かけたくなる。
気象情報と地図をにらめっこし、会津方面へ行くことにした。
あちこちのブログや資料を調べ、
郡山-御霊櫃峠-猪苗代湖-背あぶり高原-会津若松
というコースができあがった。
日帰りで遠くまで行きたいとなると、新幹線利用となる。
上野駅からビジネスマンに混じり、やまびこに乗り郡山に降り立った。
昨日までの曇り空とはうってかわって郡山は青空だった。
それでも日陰は涼しいのが東京と違うところだ。
郡山から西へ向かって緩やかに上って行った。
東北自動車道をくぐるまで、クルマに気をつかう道だった。
やがて道の両側に田んぼが続くようになり走りやすくなったところで休憩をとった。
ふと自転車をみると、かわいい同行者がいた。
手を近づけるとどこかへ飛んで行ってしまった。
いくつかの道が西へ向かっている。
ふと隣をみると隣の道の両側にマリーゴールドが植えられているようだったのでそちらへハンドルを向けた。
綺麗である。
ここは多田野小学校の裏手の道なので通学路として整備されているのかもしれない。
御霊櫃峠への道を示す案内板があった。櫃は「ひつ」だと思っていたのだが「びつ」のようだ。
高篠山森林公園の建物が右手の小高いところに見えるようになると道はだんだん急になってきた。
この分岐の写真は御霊櫃峠を紹介したブログなどに良く出てくる。
ここから道が九十九折れになるまでが急でつらいところだ。
汗がどっと噴き出てきて青空がうらめしくなる。
草倉沢の名前はここからついたかもしれない草原が現れた。
この先から九十九折れになり少し楽になったと思うと峠直下がまた急である。
ユリがあったから足を止めたのか、急坂にあえいで足を止めたのか。
ボトルケージの山専ボトルのやや冷たいスポーツドリンクを飲んだ。
ともかく息を整え前に進もう。
ほどなく御霊櫃峠に到着した。
峠を示す標識などはこれだけだ。
峠は風の通り道でもあった。前方猪苗代湖方面から生暖かく強い風が吹きあがってきていた。
振り返ると郡山の町が見える。
そして前方には猪苗代湖が霞んでいる。
空は雲一つなく、峠には日差しを防いでくれるものが一つもない。
早々に下ることにした。
そういえばリアブレーキのサンツアーXC-SEを本格的な下りで使うのは初めてかもしれない。
サイドプルのようにガツンと効くわけではないが、MAFACクリテのように不安になることもない。
ジワジワと効いてくる良い感じである。
下りはあっという間だった。
字日本一というところ過ぎると猪苗代湖の湖畔道路に出、しばらく走ると対岸に磐梯山が見えた。
堂々として立派な姿である。宝の山と唄われるのもうなずける。
そして猪苗代湖は水が綺麗なので驚いた。
長くなった。続きは「昼の風景」としよう。
Posted at 2016/08/05 21:45:05 | |
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ロングライド | 日記