2012年01月12日
PCX バッテリー上がり
ついに我が家にもやってきました。
PCXでうわさになっているバッテリー上がりです。
もともと、HIDをつけてから、バッテリーが上がった+HIDのための色々な試験で、エンジンストップのまま色々と測定していたりしたので、そのせいかもしれません。
ですが、実際になってみると衝撃ですね。近所でよかった・・・
まずは、手持ちの充電器で充電を行います。
今もっている充電器は、充電容量がどれだけ入ったかがわかる充電器を使用しています。
早速充電したところ、2AH程度しか入りません。
開放電圧を測定したところ、12.4Vとやや低めです。
さらに、低負荷試験で、バイクに搭載し、KEYオンにします。
この状態でヘッドライトはついていないのですが、すでに、11V前半
充電したばかりなのに・・・セルを回しても回りますが、力がない感じです。
アイドリング時の電圧を測定してみると、11.6V前後。
発電機の発電量を越える電力を使用していることがわかります。
実は、HIDをつけるときに、そもそもの考えが間違っていたのです。
25WのHIDを購入したのですが、入力電力が25Wだと思っていました。
しかし、一般的に出力電力が記載されているということで、実際に消費される電力は、35W程度になります。
2灯で70W!!
これは、電力オーバーです。
やっちまった。
ということで、早急にバッテリー交換と、LEDへの移行を進めなくてはならない事態となってしまいました。
ヘッドライトをちょっと変えるつもりだったのですが、なんだかBIGプロジェクトへとなってきました。
それはそれで、ちょっと楽しくなってきます。
バッテリーですが、はずしてみたところ、H23.5とマジックで書いてありました。
GS ユアサのバッテリーです。
中古で購入した車体ですので、どのような使われ方をされてきたかわかりませんが、11月に購入して、この状態というのは、PCXって発電容量が足りてないのかもしれません。
現在、電装系でいくと、HIDを装着したのみですが、アイドリング中の電圧が11.8V程度と、低い状態です。
通常、開放電圧より高い電圧でないと、充電が行われませんので、アイドリング中は放電する一方ということになります。
HIDで35W使用していたとしても、Hiビームの電力量が35Wなので、Hiビーム状態でアイドリングすると、発電容量が足りなくなるということです。
実際に計測したわけではないですが、なかなか厳しい環境で使われているバッテリーな気がします。
とりあえず、下記をLED化して対応することにしようと思ってます。
ポジション(5WX2) → (1.7W X2)
ブレーキ(5W + 21W) → (0.8W + 2.1W)
ナンバー灯(5W) → (1.3W)
アイドリング中(信号待ちなど)では、ブレーキをかけていることを想定して
電球の場合、41W消費していることになります。(ウインカーなし)
LEDにすると、7.6Wになり、
その差、33.4Wとなります。
アイドリングストップ中のヘッドライトが前のブログで書いたとおり、20WX2になるので、信号待ちしているアイドリングストップ中のPCXの電力が
ノーマル:81W
HID+LED:77.6W
となり、アイドリングストップも使える計算となります。
ノーマルでは、電力足りてるでしょという前提の下ですが。
そこは、HONDAがきちんと設計していると思うので、問題ないと考えましょう。
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Posted at
2012/01/12 08:53:35
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