ヨコハマ買い出しスクーターソロツーリング
その1のつづきです。
北の大崩れこと長者ヶ崎の次は、
大楠山へ。ここは三浦半島一高い山。関東100名山の100番目。
ヨコハマ買い出し紀行では、
アルファさんが大楠山の展望塔(この時代は錆びて階段が崩れている)に登って風景を眺めているイラストが描かれています。
ここは登山道が複数あって、足で登山することができるのですが、どうやら山頂すぐ近くまで、スクーターで上がっていくこともできるっぽい。
ということで、スクーターで登山です(笑)。
おぉ〜、なかなか繁っている道ですなぁ。軽トラが降りてきたりもします。
ワクワクする〜!
すぐ、オフロードな道になりました(笑)。
ところどころ、急坂部分はボロボロの舗装がされている箇所もありますが、砂利と土の道がメインです。
やーん、愉しい!
すっかり山の中です。
この道、クルマで上がってる人たちもいるけれど、車高の低いクルマでは上がれないですなぁ。
段差やデコボコで絶対ヒットしてしまいます。
結構、スクーターで降りてきたり、登ったりしている人たちがいます。
何台かあいました。
で、楽しみまくった後に、山頂的なところについた〜!と思いきや。
山頂へは、ちょいと歩いて登らねばならんのですな。
振り返ったら、例の展望塔が見えました。あそこにアルファさんが登ってたわけですね。
ちなみに、ここの白い塔は、ヨコハマ買い出し紀行のちょっとした背景にも描かれたりしてます。
それを見ると、その絵の場所のなんとなくのヒントにもなったり。細かいねぇ。
階段をひーこら登ると、すぐに大楠山ビューハウスに到着です。
展望塔は、一番上は要修復で登れず。ビューハウスの屋上までは登ることができました。
さすが、三浦半島で一番高い山なだけあって(といっても、標高241.3メートルですが)、360°、三浦半島の全てが見渡せます。これは三浦半島好きには堪らない景色!
横浜横須賀方面。
江ノ島方面。
三浦海岸や金田湾方面。
城ヶ島はもちろんのこと、黒崎の鼻、三戸の西の埼も全て見ることができます。そこはカフェアルファが建築されるはずの場所。
ここにきて、この景色を自分の目で観て、アルファさんがここに時々やってきて、展望塔に登って三浦半島全体を眺めるというその意味が、なんかやっと実感できた気がしました。
南をみれば、おじさんのいるガススタ、カフェアルファ、ミサゴのいる小網代の森、タカヒロやマッキの住んでいるところ、南の町(三崎港)。
北の大崩れや江ノ島。富士山。北の町(横須賀)、ヨコハマ。武蔵の国の方。
全てを俯瞰できるここにくることで、自分やまわりのみんなのことに想いを寄せる。
帰ってこないオーナーの、見知らぬ足取りに心を漂わせる。
大好きな三浦半島の全てを感じる。
そういう場所なんだろうなぁと思う。
そういうアルファさんの気持ちが、ここに立つことで流れこんでくる気がした。
この作品を描いた芦奈野ひとし先生。そういうことを思い描きながら、絵にしたのだろうなぁ。
何気ない絵に、深い想い、シチュエーションが横たわっている。
この先生は説明をあまりしない。でも、わかろうとすると、その深みに触れることが出来る。
本当に素晴らしい作品を産みだしてくれたものだなぁ。ありがたい。
と、もう帰らなければ!ということでオフロードなダウンヒル。
これがなかなかこええええ(笑)。慣れてくると楽しいけど、ドキドキするね。。。砂利も多いし。
で、帰りは小海石先生の名前の由来の、子産石をぱしゃり。
んで、下道を飛ばして、葉山から1時間半くらいで家に着いたのでした。
素晴らしく速かったのぅ。。。ビバ、スクーター!
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ドライブ | クルマ
Posted at
2012/05/29 00:37:27