アイドラーベアリング交換（M112・V6エンジン）※Vベルト交換もおなじ）

厳しく寒い夜などの「始動直後だけ」嫌ーな回転音が出だしました。
とりあえず、安い部品から交換しながら音を止めようかと、、、。
賢明なあなたは、ベルト周り一式の同時交換をお勧めします。
先ずは、アイドラーベアリングから。
ちなみに、M112のV6エンジンです。
ベルトは、6PK2390（長い方）が装着されていました（6PK2380の場合もあるみたいです）。

フロント側だけエンジンカバーを外します。準備はそれだけです。

ベルトテンショナーの張力を緩めるボルト（テンションローラ：17mmの頭があるだけ）へレンチをかけます（17mm）。反時計回りに力をかけると張力が緩みます。（画像だと下へ推す方向）

新旧のテンションローラの位置。

所定の位置にφ5mm程度のピン（ドライバーを代用）を挿せばその位置でテンションを固定できます。挿さなくても（独りで）ベルトは外せます（挿さない場合は、ベルトを組み込む時に、サイドテンションローラーを反時計回りに押します）。

ベルトを外します。
この状態なら、各回転体を手で回せますので、音の原因部品が分かるかもしれません。
小さいマイナスドライバーなどで、プラのディスクカバーをこじって外し、アイドラーベアリングのを外します。

WISによると、テンショナーは新旧で張力を緩める（テンションローラ）位置が違います。
2002年モデルですが、新タイプのテンショナーでした。

交換します。交換後はプラカバーをはめ込み、ベルトをかけてテンショナーのピンを抜きます。
ピンを挿していない場合には、サイドテンションローラを反時計回りに押しながら、ベルトをかけます。