
最近、お尻が気になるんです・・・先月、黄色でGo!さん主催のミーティングでNBクーペとモノクラフトmm1を拝見したのですが、ルーフからテールに掛けてのラインがあまりにも美しいので、一目ぼれしてしまいました。以前はロードスターなのにクーペ?とその存在意義を疑ったのですが、この美しさに一目ぼれした今、将来、乗り換えたいクルマのひとつになってしまいました。クルマって結局、一度惚れるとアバタもエクボになっちゃうんですよね?それはロードスターを愛する皆さんなら、誰でも共感できる部分だと思います。オープンにならなくても、この後姿があるなら構わないという気持ち、きっとオーナーさんたちはお持ちなのだと思います。そんな素敵なお尻ちゃんに今年のロードスター展でもう一度お目にかかることができました。
まずはマツダの子会社"M2"がマツダとは別に独自のライトスポーツ車を提案しようと試作された1008。説明書には試作車ながらルボランの表紙になったなどのエピソードが添えられていました。意図的に切り落とされたテールはNAとはまったく異なるもの。ロードスターとは別に新たなライトスポーツを世に出そうとしていたM2の意気込みを感じます。

福田さんが手がけたNBクーペですが、今回はそのプロトタイプになったというF010が展示されていました。お顔はNAライクでお尻がNBクーペっぽいハーフでした。ノッチバックのため、リアガラスの形状がかなり異なります。そのため、NBクーペとは印象が違って見えますが、遠めに見ると全体のフォルムは似ています。

一方、実際に市販されたNBクーペですが、やはり美しいの一言に尽きると思います。トヨタ2000GTやフェアレディーZなど、日本の自動車史を飾る名スポーツカーたちは後姿で魅了します。このNBクーペもそれらの名車に匹敵する、もしかするとそれ以上の美しさかも知れません。

少し離れてM2 1008、F010、NBクーペ、NCのお尻を比較するような写真を撮ってみました。やはり美しさという意味ではNBクーペが好みです。NCもDHTを取り付けるとかなり美しくなるので、できれば同じような条件で比べてみたかった。

男は背中でものを語る。スポーツカーは後姿でその走りを期待させる。今年のロードスター展はスポーツカーのデザインを改めて考えてみる良い機会でした。
Posted at 2012/08/04 08:38:08 | |
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クルマ | 日記