タペットクリアランスを調整したのですが、そういやカムはIN,EX共に戸田レーシング製に変えたので
純正と同じ調整幅ではない事を思い出し、再度調整し直しましたw
戸田諸元表ではタペットクリアランスIN、EX共に冷間時0.2mm。
そこからバルタイ調整になるわけですが、取説ではハイカム側で調整する事、となっているのでそのように。
スプールバルブ横にあるメクラプラグを外してそこにコンプレッサーからエアーを接続。
師匠K氏にも見に来てもらってたので専用工具を拝借。
戸田カムの諸元表では
EX IN
開き下死点前45度 開き上死点前25度
閉じ上死点後20度 閉じ下死点後50度
となっている。
K氏がタペット諸元表通りにしたんなら、絶対諸元表通りの数値でないよ~ と最初に教えてくれた。
実際に測定してみると師匠の言うとおり
EX IN
開き下死点前42度 開き上死点前23度
閉じ上死点前18.5度 閉じ下死点後48度
という結果であった。
このズレは冷間時の調整である為、エンジンに熱が入ったときにはタペットクリアランスが今より狭くなり
大体諸元表通りになるらしい。
そこで少しでもリフト量を稼いでやろうという事で、ほんの少し冷間時のクリアランスを詰めておいた。
詰め過ぎると最初のうちは調子いいけど、熱がはいってくるとクリアランスが無くなり
常時バルブを押した状態になるので、ハンチングが発生するとの事。
過走行車ならエンジン温まってからハンチング起こる場合はタペット調整で調子がよくなる可能性も
あるという事ですね。実際調整前はかなりバラつきがありました。
とりあえず初期の調整が終わったので合いマークを入れておきます。セッティングでバルタイ触る時は
これが基本になってくれるので判り易くなります。
こんな時しか見ることができないので写真撮っておいたw↓
ハイカム作動中の状態なのでプライマリ&セカンダリのカム山には隙間があります。
セカンダリとプライマリのリフト量、作用角共に数値が違うのでカム山の隙間にも違いが見てとれる。
今月中には車両に搭載する
つもりなんですが・・・・
蒸し暑いしね・・どうなる事やら。
Posted at 2014/07/13 23:29:35 | |
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