今回は配線加工編です。詳しく説明しきれないのでざっくりです。DC5の配線図があれば特に難しくありませんので
DC5の配線図を参照しながら確認してね!
エンジンハーネスからECU接続のA,B,Eコネクタともう一つ大きな、車両との接続コネクタがあります。
C,DコネクタはAT車用なので空きです。
この大きなコネクタが主な配線加工の部分です。
まずDC5の触媒には、フロント側にLAFセンサ、リア側にセカンダリO2センサがあります。ES3のバルクヘッド
付近にあるO2センサコネクタはセカンダリO2センサ用コネクタになります。
これは取り回しによって延長が必要になる場合があります。
この大きなコネクタに刺さっている配線の本数を数えてください(EP3、DC5のハーネス側)
次にES3車両側の大きなコネクタの配線本数を数える。おそらく前期ESなら4本ほど少ないはずです。
DC5ハーネスの大きなコネクタで15本、ES3は11本しか配線がないと思います。
この少ない4本がLAFセンサーの配線です。なのでエンジンハーネス側のLAF端子位置に車両側LAFの配線を挿入します。
当方は手持ちの他車種エンジンハーネスから合いそうな端子を抜き取って、流用いたしました。
端子が手配できない場合は直接エンジンハーネスに接続端子を付けて配線。
私はシフトワイヤーの大きなゴムブッシュに少し切れ目を入れてそこからLAFセンサーの配線を外にだしました。
それに加えて大きいコネクタの残りの配線も配置位置がDC5、と違うので車両側コネクタで数本抜きとって、
配置換えをします。大体同じ配線色だったと思います。5本は同じ位置にあるのでそのままでOK。
ES3のマフラーにもO2センサが2個ありますが、このコネクタと配線を切ってニコイチすると延長ハーネスと
して利用できます。
LAFセンサの配線ができたら、LAF用のリレーを追加します。グローブボックス裏に2個リレーがあります。
その辺に設置するといいと思います。IG電源ONでLAFに電気おくりますよ~ってリレーです。
私は部品取りスカイラインからまたリレーを拝借して流用。
後はエンジンルームでセルモーターとダイナモからバッテリー+端子までの太い配線のリレーボックスに
接続されている、2つのボルト止め端子配線を届くように延長する。これで配線系完了です!
(ちなみにエンジンルームの黒いBOXがリレーBOXで運転席足元のがヒューズBOXです。)
ざっくりまとめると、リレーBOXの2本の太い配線を接続すればセルは回りますし、LAFの配線とそれ用のリレーを追加、大きなコネクタの配線入れ替えすれば問題なくエンジン始動できます。
※追記、後期ES3には元々LAFセンサーが装備されたものがあるらしい。ですが念のためDC5用を使いましょう。
※前期DC5、EP3のLAFセンサはナローバンドですが、もしかしたら後期EP3などにワイドバンドのLAFがあるかもしれません。
これも詳しくしらべてませんので、基本前期物を使用するのが無難です。もしそうならECUにも差があるかもしれない。
本日はここまでーー