
ようやく花粉の季節も過ぎ去ろうとしています。
ぼーっとしちゃうので細かい数値を考えたり、精密測定などの集中しなければいけない作業はお休みしていました。
とは言っても、毎日何もしないなんて耐えられないので作業場の片付けやレイアウト替えをしてエンジンを組む準備は進めていました。(結局そんなことしてるから症状は悪化^^;)
5月末にアメリカにオーダーしていたクランクやメタルが1ヶ月もまたされて発送されました。
どーやらクランクが欠品していて造っていた様子なのですが、ほんとかな~?
クランクが1週間もしたら届くのでクランクケースの準備を始めました。
エンジンスタンドにセットして、各ナットを外して割ます。
VW純正はマグネシウム合金で非常に軽いのですが、今回はアフターマーケット物のアルミです。
これがものすごく重い・・・
RRの一番後ろにある重量物を重くしてしまうのは抵抗があったのですが、今までのケースで釈然としない現象が多かったので強度優先にして重さは妥協します。
で、割ってみると・・・
新品なのになぜ?
スタッドが一本折れてますorz
不安だから全部交換することにしました。
それにしてもバリがスゴイ。
砂落とし、バリ取りしないと安心して使えなさそうです。
あとは各部計測したり、オイルラインのメクラを抜いてプラグを入れられるようにNPTタップでネジ切りなどの下準備をしていきます。
スタンドにセットしていじりだすとちょっとテンション上がります♪
そして、再利用部品の洗浄も進めます。
これが面倒だけど、重要な作業なので頑張ります。
ガレージから店の裏にある作業スペースにヘッドを持ち込みカーボン落としです。
ケミカルの臭がひどいです・・・
徐々にアルミの地肌が見えてくるとやる気も増してきます。
ヘッドは全体がアルミ地肌の色なのですが、黒い塗装は放熱効果があるというガンコートで処理してあります。
1年前にバルブシートは作り直してあるので何もトラぶってなければいいな~
ガイドのクリアランスも適正でした。
燃焼室は自分で切削したので細かいところはじっくり見ないでください^^;
9月中に火を入れられるように頑張ります。
Posted at 2014/06/28 10:06:30 | |
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Baja Bug | 日記