7月6日(木)から所用で自宅のある埼玉に帰省し7月10日(月)に大阪に帰ってきました。当日は朝から福岡県に線状降水帯が発生し大雨が降っている状況でした。
自分の住んでいるところは新幹線を使うより関西空港行きの航空機を使った方が便利なので、当日も12時発の羽田→関西空港の便を予約していました。
羽田空港にも出発の1時間前に到着し、30分くらいラウンジで過ごした後搭乗ゲートに行ったところ「35分遅延」の表示が。どうやら自分の乗る便は福岡空港から来る便の折り返しとのことで、福岡県豪雨のおかげて出発が遅れたとのことでした。
出発は35分遅れましたが離陸後は上空の天気も良く快調に飛行していました。この時は進行方向右側の窓側の席に座っていました。そろそろ紀伊半島上空に差し掛かったのでもうすぐ高度を落とし始めるはずで06側であれば大阪湾にでたところで右に旋回するはずだし、24側であればあまり高度は落とさずに淡路島上空に行くはずだし今日はどっちだと思っていました。(関西空港は2本滑走路があり06R/24L A滑走路と06L/24R B滑走路があります。数字は滑走路の方位を表し06は60度、24は240度の方向に滑走路が伸びているという意味、LRは滑走路を見た時右側か左側かという意味です)
今日は何故か高度が下がってきません、何かおかしいなと思っていいると窓から太陽光が入ってきました。通常この便は進行方向右側から太陽光は入ってくることはないので「あれ!」と思いMAPを見たところホールディング(空中待機)をしていました。(同じところを回っています)
関西空港がある方向を見ると巨大な雲が見えます。自分の乗った航空機は東西方向で1周、その後南北方向で1周ホールディングをした後着陸態勢に入りました。
この日の着陸は24Lとなったのですが、通常24側から着陸する場合は淡路島の上空まで飛行し、その後北上し大阪湾内で旋回して着陸となりますが、この日は雨雲を避けるため通常とは違うルートを飛行していました。複数回この便には乗っていますがこの飛行ルートは初めてでした。
着陸に向けては雲の中を突っ切りますが、久々に絶叫マシンモードでした。複数回体が浮くのを感じました。(ジェットコースターに乗った時に感じるからだがふわっとなる感覚です。)周りが雲で真っ白なので分かりませんが確実に何メートルか飛行機が落ちているはずです。
雲も大夫低く、雲が切れた時点で眼下はもうすぐ海でした。関西空港のILS(計器着陸装置)は通常の空港に比べて天候が悪くても着陸可能なのですが個人的には結構ぎりぎりの気象状態であったのではと思いました。
自分の乗った飛行機は無事に着陸しましたが、後で調べたら同じ時間帯に到着した航空機のうち2機はダイバート(行く先変更)、また複数の航空機がゴーアラウンド(着陸やり直し)をしたみたいです。
自分の乗っていた航空機のパイロットの方には感謝です。
無事に着陸はしたのですが、今度は落雷のため地上作業はすべて中止しているということで誘導路上で30分待機となりました。
結局飛行機をおりたのは14時40分くらいになりました。時刻表では定刻13時25分到着なので1時間15分ほどの遅れとなりました。
もうこれで終わりかと思ってほっとしたのですが、最後電車に乗ろうと関西空港駅に行ったところJRも南海も止まってま~す状態でした。電車は駅についてからすぐに動き出したので良かったです。電車に乗る頃には天気もすっかり回復し夏の太陽が輝いていました。
着陸時の雨雲の状況
着陸時の落雷の状況
Posted at 2023/07/23 23:48:18 | |
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