ドライブレコーダーのリアカメラまで配線をきれいに通す方法【アルファード・ヴェルファイア30系】
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
アルファード30系でドライブレコーダーやバックカメラ等のために天井に配線を通して、リアまで引っ張るやり方です。前後のドライブレコーダー取り付けをカー用品店等に頼むと結構な金額取られるので、自分でやる価値はあると思います。
【対象車種】
アルファード30系・ヴェルファイア30系
【使用工具】
・10ミリの六角レンチ
・14ミリの六角レンチ
(なかったのでモンキーレンチで代用しました)
・内張りはがし
・マイナスドライバー3個
【大まかな作業の流れ】
①3列目から、柱のピラーを外していく
②ピラー間の窓の上の細いパネルを外す
③Aピラーを外す
④配線をフロントからリアまで通す
⑤蛇腹に配線を通す
⑥テールゲートの内装を必要なだけ外す
⑦リアカメラを設置する
今回は運転席側の天井に配線を通しましたが、助手席から通す方がヒューズボックスが近くて便利だと思います。(作業した後に気付きました。。笑)
2
まず、3列目後方のピラーを外します。
サードシートを跳ね上げた時に止めるストッパーと、3列目のシートベルトにネジ(10mmと14mm)があるので先に外します。
シートベルトは安全を担保するために14ミリのしっかりしたネジで止まっており、結構硬いです。
ネジを外したら、内張りはがしをピラーのすき間に突っ込んで、出来た隙間に手を入れて手前に引っ張ると外れます。
ここでは配線を通すだけなので、ピラーを完全に外す必要はありません。隣の窓上の細いパネルを外すのに干渉しないぐらいの隙間ができればOKです。
3
2列目と3列目の間のピラーを外します。
ここは特にネジがないので楽チンです。
要領は前工程の3列目後方ピラーを外すときと同様で、内張りはがしを突っ込んで出来た隙間に手を入れて手前に引っ張ります。
4
次に、1列目と2列目の間のピラーを外すのですが、2列目の乗降時用の手すりのネジが可動域を狭くしているので外します。
ネジは六角10mmで3つ止まっていて、ピラー上部に隙間を作るだけであれば、一番上のネジを外すだけで大丈夫でした。
ネジを覆っているカバーに、内張りはがしを突っ込んで外します。(素材が柔らかいため、傷つけないようにと思うと、意外と大変でした。)
取手が取れたら、ピラーを外します。
外し方は今までと同様です。(略)
5
2列目以降のピラーが全て外れたら、それらの間にある2列目と3列目の窓上の細いパネルを外します。
内張りはがしを突っ込んで、隙間を作って手で下方向に力を加えて引っ張ります。
ツメではなくクリップなので、パネルが折れないようにだけ気を付ければ、強く引っ張っても大丈夫そうでした。
6
最後にフロントのAピラーを外します。
乗降時のための取手があるので先に外します。
ネジを隠してるカバーは内張りはがしで簡単に外れます。こちらもネジは10mmです。
取手が取れれば、ピラーは2つのクリップで止まっていてピラー面に垂直に引っ張ればわりと簡単に外れました。
Aピラーまで外れたら、リアからフロントまで隙間が繋がったので、せっせと配線を通します。(肝心なところ写真撮り忘れ(T_T)
1列目から通してきた配線は3列目後方のピラーから天井を通してトランクの中央付近まで配線を持ってきます。
7
ここからどうやってテールゲート側に通すかというと、最大の難関、蛇腹(ジャバラ)です。
※皆さん蛇腹と呼んでいるので、この黒いゴムのパーツを蛇腹と呼びます。
ここを通さないと、トランクを開けたときに配線がトランクとボディの間にぶら下がることになり、非常にみっともなくなるので避けては通れません。
まず、蛇腹の上部を外します。これはゴムを外すだけです。
次に、蛇腹の下部を外します。写真左下のように3方向から同時にマイナスドライバーで隠れているツメを押すことで、白いプラスチックの土台が外れます。
土台が外れたら、蛇腹に配線を通していきます。
今回はケーブルが太めでしっかりしていたので、根気強くやってなんとか通りましたが、細くてコシのない配線の場合は、針金等で上から迎えにいってテープでくっつけて引っ張るといいと思います。
配線が無事通ったら、蛇腹を元に戻します。
戻す際、蛇腹は雨漏りしないために重要な役割を担っているので、ゴムとボディの間に隙間を作らないように注意が必要です。
8
あとはリアの好きなところにカメラを設置するだけです。
リアウィンドウの内側に設置する場合、雨が降ったときにワイパーで拭える場所に設置しないと水滴が邪魔で視界が悪くなります。今回はこの点を考慮して、リアウィンドウの内側の下部にカメラを配置しました。
テールゲートの内張りの外し方は以前に投稿した、こちらの記事に記載しています。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/1393171/car/2774345/5388105/note.aspx
テールゲートの内張りはカメラまでの配線を通すのに必要最低限だけ外せばOKです。
〜設置した後に起きた事件〜
『よーし取り付け終わったぞー!確認してみよう!』
と思ったら、
『あれ、なんか見えてる世界がおかしい。。。』
映像が上下逆でした(泣)
リアカメラを貼ってしまう前に、カメラの向きが合っているか、動作確認するべきですね。。。笑
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