アクアネタばかりですまない
ホントは車いじりたいのだけれど、ネタが無いのだ…
自作モスマットを沈めたばかりの水槽に、また手を加える
ズラッと並べられたこいつらは、さくるどが長年水草やった末に辿り着いた、頭でっかちの理論を元に集めた、ソイル(土)を使わない水草水槽に心強い最強ラインナップだ
横たわるクソでっかいピンセットは、深さ45cmの幅90cm水槽で活躍してたもの
この水槽にはウィローモスしか入れないつもりだが、よく育つ事を祈って水質を弄ることにする
まずは一番右の、イニシャルスティック
これは底床に埋め込むタイプの肥料だ
まずは肥料ってやつをザックリ説明すると、窒素、リン、カリの3大栄養素が主な成分だ
園芸ではザックリ適当でいい肥料でも、アクアリウムの世界では実にシビアな話になる
飼育水槽内の環境では、畑やプランターの土中の栄養素とはかなり状況が違って、園芸用の肥料はアクアリウムでは使わないってのが常識だが…
アクアリウム用の液肥は園芸用の5倍ぐらい高いし、ほぼネットでしか購入出来ないため、その辺のホムセンで入手できる肥料に加えて送料も加算される
飼育水槽内での窒素、リン、カリは一般的に…
窒素は、魚の糞から供給されて、生体が多いと過剰気味
リン酸は、餌や水道水に多く含まれ、アクアリウムでは常に過剰
一方でカリウムはどこからも供給されない要素で、添加が必須とされる
そこで↑の画像のイニシャルスティックですよ
詳しい成分は書いてないが、ググれば出てくる
窒素、リンは含まず、カリウムと鉄分で構成されるらしい
また、水草育成に適した弱酸性の水質に傾けてくれるらしく、埋め込んだ肥料が徐々に溶け出してある程度長期間作用するって事を期待して起用した
お次は、ハイポネックス 芝生の液肥
芝生がどういうものかは分からんが、普通の肥料と違ってリンが少ない
余計な要素が少なく、カリウムをメインに添加できる
経験に基づき、注射器で添加。1mlぐらい
メデネール
こいつは植物の三大栄養素に含まれないが、必須ミネラルとされる鉄分だ
詳しい話は知らんけど、水に溶ける鉄分てのは3価鉄イオンが安定してるらしく、そしてその形では植物は吸収出来ないとか
メデネールは植物が吸収できる2価鉄イオンの形で安定させたミネラル剤らしい
野菜の水耕栽培で種を発芽させるときも、メデネールを薄めた液に種を1日浸せば発芽率がグンと上がる
水草にはどうか知らんが、何かしらの効果はあるようだ
こいつが秘密兵器
脱塩化ナトリウム 濃縮天然ミネラル液
海水に含まれる約90種の元素を含み、塩化ナトリウム(塩)と重金属を除外して濃縮した、ミネラルの塊みたいなもん
さくるど邸の水道水の水質を調べたら、硬度0とか言う腰抜かす結果が出た
軟水も軟水、ミネラル分ゼロかよと絶望して辿り着いた商品
本来は海水水槽のミネラル補給に使うものだけど、水草に必要な微細要素を包括してるため、試しに使ってみることにした
長くなった
これら全てを勘に任せて適当に、控えめに添加
水道水に比べて水質はかなり違うはずだ
ウィローモスがぐんぐん育ってくれると嬉しい
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アクアリウム | 日記
Posted at
2020/02/19 18:28:06