料理のレパートリーは着々と増えている
徐々にだがスキルも上がってると思う
いつぞやの新聞の一面で「料理の腕は主婦並みと自認している」とか書かれちゃったさくるどだが、それは記者が勝手に書いたもので、実際は違う
いわゆる、おふくろの味路線とは一線を画す、酒の肴特化型の、つまりは道楽なのだ
まあ酒に合わせようと思えば割りとなんでも合うので大差は無いのだろうが。
こういった写真を他人に見せると、居酒屋みたい!店行かなくていいじゃん!とかよく言われるが、さくるどは居酒屋が好きだ
メニューとか盛り付けとか、食って飲む以上に得るものは多い
自分のは所詮素人料理なので、金取れるようなものでもないしね
機会があれば本職の下で1年間勉強してみたい…
さてお品書き
マグロ刺し
サザエ刺し
マグロすじ煮込み
ごぼう醤油漬け
自家製キムチ
夏に美味しい日本酒
おさしみ
マグロとサザエ
マグロはいちおう大トロに分類されるのだろうが、脂の乗りはよくない
一番脂っこいハラスだ
でも夏のマグロは脂が抜けきってるので、ハラスでも中トロみたいなもん
加えてハラスなので筋が多い
なじみの魚屋さんではハラスが捨て値で売られている
しかも懇意にしてるのでさくるどが欲しいと言えばほんとに捨て値だ
100円でした(,,'A',,)
さばくのがめんどいが、硬いすじを除けばちゃんと刺身で食える
白いのはイカじゃないよ
皮ぎしの脂身
脂身の旨味が詰まっている
この辺じゃ食う人はいないんだよね
なんか通ぶって脂が乗りすぎてると逆に美味しくないとか、本来の味は赤身みたいな風潮
赤身は赤身で美味いのは分かるが、別に気取らなくてもいいのに…
脂は脂で旨味の塊なんだがな
で、さくるどの好み的に、脂っこい刺身は醤油より塩
先述の通り、脂は旨味の塊なんで、醤油の旨味は足さなくていいんだ
お取り寄せした塩をつけてみる
粟国の塩 なんと塩分73%のブッ飛んだ塩だ
残り27%はミネラル
まろやかで塩単体でも旨味を感じるエクスペンシブな塩
切除したマグロのすじ
酒と醤油、ショウガで煮込んだ
くにくに、こってりで魚らしくない独特の味わい
100円のハラスからおいしい肴が2品もできるなんて罰当たりだね☆
ゴボウの醤油漬け
酢も入っててさっぱり味
実はこれ、作った記憶がないんです
今日仕事から帰ってきたら、ごぼうフライにしようと思ってたごぼうが無くなってて、冷蔵庫にこの醤油漬けが入ってた…
多分酔っ払ったもう一人のさくるどが、「揚げ物はもうダメ!」つってゴボウの皮を剥き、茹でて出汁醤油と酢に漬けたのだろうと推察
…めっちゃうめぇ
けど人としてどうなんだこれ
自家製ハリハリキムチ
頂き物の特大人参2本とキュウリ5本を千切りスライサーで細切りにして、生のニラ2束混ぜてエバラじゃないキムチの素で漬けたやつ
アクセント気味にアワビも入ってる
隠し味はオイスターソースとXO醤
でかいタッパで2㎏にもなったけど、毎日食っても飽きないぜ
温泉卵と一緒にしても、納豆と混ぜてもいい
長芋の千切りと混ぜてもうまかった
今日はキムチマヨだ
もちろん美味い
気温の高いこの頃、いつもはストロングゼロなのだが、近所の酒屋で良いもの見つけたので、今日は日本酒にしてみた
出羽鶴 clammbon (クラムボン)
キンキンに冷やして美味しい、微発泡のにごった純米吟醸酒
クラムボンって、記憶の片隅にありませんか?
宮沢賢治の童話「やまなし」に出てくるやつ
ークラムボンはわらったよー
国語の教科書でおなじみのおはなし
なかなか意味深な童話で、今読むとどう考えても小学生には早すぎると思う
小学生には早いという意味で日本酒の名前にしたのだろうか…
酔っぱらいには分かりませんね
長々とお付き合い頂き恐縮ですが
オチもなしにここで結ぼうかな
私の幻燈はこれでおしまひであります。
Posted at 2019/07/21 14:36:05 | |
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