坂どぉん。のブログ一覧

昔々、あるところに尾張の球団が贔屓の男と、野球にまったく興味の無い女がおったそうな。

二人には一人娘がおってのぅ、それはそれは大事に育てられたそうじゃ。

ある年のこと、娘が三歳になる祝いをするために、男と女は着物を買うてやろうと思うた。

しかし、貧しい二人に着物は高すぎて、なかなか手が出んかった。

その年のことじゃ、関西の球団が優勝しおってのぅ、巷では大安売りが始まりおった。

二人は、ここぞとばかりに優勝球団を持つ百貨店に駆け込んだそうな。

こうして二人は無事に娘に着物を買うてやることができたんじゃ。

このときばかりは、二人は優勝を一緒に喜んだと言うことじゃ。

めでたしめでたし・・・

簡単に言えば、中日ファンの私が２年前の阪神優勝のときに、娘が七五三だったので、着物を安く買ってやれただけの話。
このときは、ナイスタイミングと思ったね。
（便乗・相乗り・どさくさ紛れとも言う）

とある事務所に、仕事中にも拘わらず趣味のページばかり見ておる社員がおったそうな。

ある日、上司がその社員の肩を”トントン・トントン”と叩く音がしたそうな。

社員は上司と共に奥の部屋へ入って行きおった。

「誰も覗いてはいけませぬ」上司は言ったそうじゃ。

しばらくして出てきた社員は、ひどくやつれておったそうな。

そして次の日から、その社員の姿はどこにも無かったと言うことじゃ。

人々はそれを”神隠し”と呼び、恐れたそうじゃ。

－めでたし、めでたし－

見そうな夢を、昔話風にしてみました。

・・・自重します・・・
（正夢にならない事を祈るのみとも言う）