KENSTYLE ロングパドルシフト取り付け

確実に作業を行うため，100均でプラスティックハンマーを用意しました。

手順書のとおり，付属の金属ピンでパドルシフトを固定しているピンを抜きます。

勢い余ってピンが抜け落ちると大変なので，脱落防止のため抜け側に養生テープ等で覆っておくといいと思います。

抜き取った純正パドルシフトがこちら。
パドルシフトの中に，白いプラスティックパーツとバネが入っています。

手順書のとおり，細いドライバーを使って白いプラパーツをパドルシフトが装着されていたところに戻します。
ホントにここの作業が重要です！（私はミスしました(^^;)）

金属のプレート上部の穴が見えるのですが，その穴に慎重にプラパーツの先端を入れる必要があります。
（手順書では，金属パーツの穴を運転手側にあることを確認することと，書いてありましたが，この段階では私はきちんと理解していませんでした。）

なんかしっくり動かないなと思いつつ，ロングパドルシフトを戻し，ピンを打ち込み，動作確認しましたが，全く反応せず！やっちまいました(-_-)

みんカラでも同様のトラブル対処をされた方がいらっしゃいましたので，それらを参考にパドルシフトの本体部分の分解作業開始！

ステアリングを外すことなく作業可能とのことだったので，ステアリングを90°回し，さらに作業しやすいようにステアリングコラムカバーも外しました。
そうすると作業スペースも確保できます。本体パーツは赤い丸の部分の２カ所ねじ止めとコネクターが接続されています。コネクターはステアリングを上部に90°回した方が外しやすいです。

本体パーツを外すと，白いボックス型のプラパーツがはめ込まれていますので，細めのマイナスドライバーでこじ開けます。
そうすると問題の金属パーツが出てきます。

この金属パーツはブリッジ状になっており，適度なテンションがかかっていないと，本体側との接点が無くなり動作不良となってしまいます。

あの細長い白いプラパーツを無理に押し込むと，金属パーツの足の部分が変形し，結果的に本体側の接点に届かなくなってしまいます。

原因はやはりこれでした。

金属パーツの足の部分を本体側の接点に届くよう元の形に戻し，さらに金属パーツの穴の部分に細長い白いプラパーツを入れ，ロングパドルシフトもあらかじめ組んでしまいました。
赤い丸の部分のように内側から見るとこんな感じで差し込む必要があったんですね～

この段階でカチカチと問題なく動作することを確認！

パドルシフト本体を外した逆の手順で元に戻し，今度はきちんと動作しました！

右側の取付は失敗しましたが，左側は金属パーツの形状を意識して慎重に作業しましたので，10分もかからずに正常に取り付けできました。
私は作業時間「３時間以内」と書きましたが，問題が無ければ「30分以内」で終わると思います(^^;)

今後，このロングパドルシフトを取り付ける方は，この金属パーツの形状をイメージして慎重に作業すると後々苦労しませんよ～
とにかく無理に押し込まないことが大事です。