
カラヤンのCDの話を昨日書いたので、今度はカラヤン
とCD。今や当たり前のように使っているCDの録音時間のお話。
CDの開発は、最初はフィリップスでカセットテープの対角線の長さを直径とするディスク開発されました。これは将来デッキを作る際に、それまでのテープのプレーヤーとそれほど大きさが変わらないように意図したと聞いたことがあります。クルマに搭載することも念頭にあったそうです。それだと60分収録ができるディスクだったのに対し、ソニーはそれより少し大きなディスクを開発していて、それだと74分収録できると。
それを聞いたカラヤンが「どうせなら第九を1枚に収められるように」
第九は合唱のサビの部分は有名ですが、あれは第4楽章の最後の方の一部で、全曲の演奏時間は65-70分くらいかかる曲です。演奏家カラヤンのこの言葉は大きな影響があったそうです。
ボクが自分で買って音楽を聴くようになったのはCDがある程度普及した後で、レコードの時代は知りません。レコードを知る人からするとCDは革命的なモノだったのでしょうね。一方、カラヤンも使っていたというウォークマンで持ち運んでいた音楽も、いまやライターより小さいmp3プレーヤーに変わりつつあります。これも衝撃でした。
DVDの前にCDについて知る(EJ743号)
CDが74分なのは
Posted at 2007/12/03 18:27:38 | |
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音楽がらみ | 日記