絶版車の輝きをＳＨＩＦＴ＿する。

←本日が最終回です。
　今までお付き合い頂きましてありがとうございました。








レパとお別れをしてきました。










「今日は間違いなく泣くだろう」
と思って成田に向かったのですが、大丈夫でした(笑)。
別れを決断してからレパのハンドルを握るたびに泣いていたので・・・（ｵｲ。





「お別れ」という実感がないのです。
例えるなら、定期点検に出した感覚に近いのでしょうか。
そのうちお迎え依頼の電話がかかってきて、取りに行くのを待っている感覚です。












そんな電話は二度とかかってこないのに・・・。
バカだ、俺・・・。






別れを決断してからこの日まで悩んでいたことがあります。
それは・・・、


「お別れ間際の最後の選曲の一曲は何にするか？」


散々悩んだ私が選んだ一曲は、
pizzicato fiveの『華麗なる招待』。
レパとのカーライフはまさしく華麗なる招待だったから・・・。


以前、こちら記事でこの曲の歌詞の一部をご紹介したのですが、
この続きはこんな感じになっているのです。




もしもゆうべ観た夢に
続きがあるのなら
きみが悲しむ顔は見たくないな
あの日からずっと持ってた
写真に写ってる
なつかしいきみの笑顔が
忘れられないから

人は生まれて
そして人は誰かを愛して
そしていつか死んでいく
すべてはくりかえす
飛行機の中で観た
短い映画みたいに

もしもゆうべ観た夢が
本当になるのなら
そしてゆうべ観た夢に
続きがあるのなら

人は生まれて
そしてきっと誰かを愛して
そしていつかは死んでいく

そんなに悪くない

飛行機の中で観た
短い映画みたいに


『華麗なる招待』より一部抜粋



レパには私の夢のために犠牲になってもらったのだから、
今回の『お別れ』という決断には後悔したくないですね。





そういえば・・・、
先日、車検を中止したレパを赤看板より引き上げに行った際、
担当して頂いたサービスフロントの方にこんなことを言われました。



「このボディの状態は素晴らしいです。この輝きは、我々の憧れの状態ですよ。」



社交辞令とわかっていても、
素直に嬉しかったです。





今回の更新をもちまして、


『絶版車の輝きをＳＨＩＦＴ＿する』は、


対象のレパも旅立って行き、
輝きをＳＨＩＦＴ＿することにも成功したので、









お わ り 。












次回の更新のネタは何にしようかな？(笑)



↓レパの最後の姿です（号泣）