南風鈴のブログ一覧

先だっての話…
ある晴れた夏…と言うには滝汗が流れ落ちるほどの夏日和、ジリジリと照りつける太陽の雄叫びももどかしく…秋の気配を待つこの身にとっては気の遠くなるような…月の半ば…私達は夏真っ盛りの気配になりつつありうだるような暑さの中京都の地に居た…。


相変わらずこの店は忙しいようだった、この店に身を置かせて頂いてから何度目だろう…そう、今日は少し距離が伸びてしまったがEvoX(通称:テンちゃん)のオイルメンテにやってきたのだ…店長の語り口調はあいも変わらず滑らかで、話の内容は真実を語っていた…。
僕は少し横棒の話をしていた…いや…分かっている！横棒にボルトを差し込みそこをボルト&ナットでいくら締め付けようとも動いてしまう…悲しい現実を…しかし店長は雄弁に語り続けたのだった…。

店長「そらぁ～南さん無理もないですよ、剛性が出るのは穴の中でずれてか
        らですもん！…フル溶接でも無いと。」

南「…や…やはりそーですか(･_･;？」

店長「EvoXはしかり！剛性は出てますから、無くてもいいんちゃいます？」

家人「ですよねー(*'▽'*)、もっと言ってやって下さい！洗車して拭きあげる
        ときに邪魔んですよ♪」

店長「まぁ～、ファッションならありですけどぉ(*^-^*)、今回は無しで！…ブ
　　　　ローオフバルブに当たりますしね。」

家人・店長 「あ"～、ハイ！多数決ですね(^^)！」

南「…えっ(￣｡￣;)…」

このようなやり取りが小一時間ほどあって…私は"タワーバー前後"を表向き！断念せざるを得ない状況に立たされたのだった…＿|￣|○…しかし！私は諦めない！いつの日か必ず！( -_-)o)))…待っていてくれ！私のタワーバー前後！



家人よ！横棒ってヤツはいいゾォー！(oT▽T)o

その日俺は評議会の定例に向かう途中の駅で仕上がったクリーニング抱えるたリツコくん、オペレーターの伊吹マヤくん、青葉シゲルくんが乗って来た事は覚えてる…。

時間と言う何よりも残酷なものは私達に休息を与えてくれる事は無いのだろうか？、その日のうちに零号機の実験中NERV全体の停電を余儀なくされ、本来3系統用意されているはずが復旧はしなかった…「こんな時に碇は何を！」とジリジリしていたのだが…事はレイくんをはじめシンジくん、アスカくんの活躍で事無きを今回も得る事が出来た…。



自宅に戻った際、郵便ポストに封筒が入っているのが見て取れた、「何かな？」と思いつつも封筒を開けると、何時ぞやの使徒との戦いで使徒とEVA3機のA.T.フィールドが干渉した際にこぼれ落ちたA.T.フィールドの欠片の加工品が福岡第一支部のセラフィム司令より送られてきた、「彼も律儀だな」と思いつつ改めて見てみると…そこには素晴らしいばかりの光を放ったボルトに加工されたA.T.フィールドの欠片"智誕(チタン)"があった…「この世界も捨てたものじゃないな」と素直に感じた瞬間だった。