
多忙な一週間がやっと終わろうとしていたその朝、またしても残念なニュースが。
こんどはKing of POPかぃ(汗
マイコーが亡くなってしまいましたねぇ。
ほんと目まぐるしく、時代が変わりつつあります。
さすがに2週間前の三沢さんの衝撃が大きくて、今回は比較的あっさり、乗り切れた気がします。人間てこうやって歳をとっていくんですなぁ。生きていくということは、死んでいく人を見ることでもあるんです。偉そうですが。
誰だって知ってるでしょう?
「ポーゥ!」といえばマイケルジャクソンと分かるでしょう?
その声を聞けば、曲は知らなくてもマイケルジャクソンだって認識できるでしょう?
誰でも知ってる
これって凄いことだと思うんですよ。
小学生の時、まだ家にCDが無かったのでカセットテープの「BAD」を兄貴が買ってきました。まさしく擦りきれんばかりに聞いてました。ここからアメリカン・トップ40なんかを聞くようになったと記憶しています。リック・アストリーとか流行っていましたねぇ。
アメリカって凄いトコなんだなって、おぼろげながらに思っていました。その後、Bonjoviにすっかりやられて…
エイミー・グラントも良かったですねぇ。ちなみにエイミーの「Good for Me」という曲に「You like to drive like Mario Andretti」という1節があります。世界はアメリカで完結していた時代だったのかなぁと思います。
まぁ良く知らなかった(インターネットなんか無かったしねw)のもあるでしょうけど、良い時代でした。すべてが輝いて見えました。
そんな扉を開いてくれたのは、間違いなくマイコーでした。
で、今日はマイコーを聞きまくろうと思ってiTunesで、とりあえずJackson5から始めてみました。ABC♪とかね。
で、
Jackson5が終わったらJackson Sistersが始まったりして(汗)意外と心地よかったので聞いてしまいましたが…
ところが、マイコーが1曲も入ってなかったんですね(汗
で、また押入れをガサ入れしてヒストリーを見つけ出しました。久しぶりだなぁと…そしたら…ポーゥ
DISC1が入って無かったヒィヒィ(滝汗
明日は大掃除ダッ(汗
BADを聞きまくっていた関係で(しかも多感な時に)、「THE WAY YOU MAKE ME FEEL」とか「I JUST STOP LOVING YOU」とか聞きたかったのになぁ(汗)まぁ言い訳がましくなりますが、あの頃に聞いていた音楽っていつでも頭の中で流れるので別にいいんですけどね。
ほんと、BADは良いアルバムでした。アチョ・フー
しかし、ともかく伝説の人でありますから、
ウィキを読んでいたら…「マイケルとマドンナとプリンセス・テンコーが、ブルネイのハサナル・ボルキア国王(スルタン)一人のためだけにショーをしたとき、テンコーは油田、マドンナがダイヤモンド、マイケルは鉱山か炭鉱をもらった(テンコー談)。」と書いてあってw
本当かーw
色んなヤツラから目をつけられて、多々の訴訟を起こされたり…
多数のゴシップ
でも、ボクは思ったのであります。
そもそも、マイコーが白人化しようと思ったのは、結局アメリカも白人社会ですから…マイコーが有名になればなるほど白人の壁にぶち当たっていたのではないかと。今ではオバマが大統領になったりしていますが、2~30年前のことですからねぇ。
そして、「We are the World」、「Heal the World」などの反戦的な歌。きっと彼も反戦だったのではないかと。
アメリカは戦争をすることで利益を得る国ですから…邪魔に思う人々がいることは想像に難くない。
ジョン・レノンは殺されました。そして殺される事は反戦ムードを高めてしまう結果に。これではいかんと、どうしたら良いのだろう…
そう、彼は信頼するに当たらない人にしてしまえばいいのだと。
幼児虐待のニュースを流したりして、一挙にゴシップの嵐に見舞われてしまうのであります。音楽の力は偉大であります。そして彼は黒人でもあったので、南に対するアピールも強かったのではないかと。そんな彼に「ピース!」なんてやられたらたまらないと。
ただの、穿った見方ではありますが、そう考えてみると、なんだかマイコーの人生って何だったのだあろうと考えさせられてしまうのです。
でも、やっぱり凄いよなぁ。
彼を超える人間はもう現れないだろうなぁ。
彼は偉大な「シンガー」だったと、ボクはそう思うのであります。
Posted at 2009/06/27 02:34:47 | |
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ヒーロー | 日記