2005年10月07日
最近はアメリカの戦略備蓄原油の放出や貸し出しのためか原油価
格は65ドルを切るくらいになっている。今では安いと思ってしま
うが半年前と比べればべらぼーだ。
今ではアメリカの石油メジャー組でさえ、中東依存の石油に危機
感を持っているという。そこで、登場が急がれるのが人造ガソリ
ン、今風にはバイオマス燃料だ。アメリカではコーンをベースに
作るアルコール、欧州でも同様の研究が進み、特にシェル・グル
ープはすでに先進技術を相当に実現しているそうだ。
この燃料を使ったハイブリッド・エンジンが、当面の着地点といわ
れている。植物ベースの燃料ならCo2負荷がないので、欧州勢はこ
れを本命と見ている。そこで出てくるのが、VWグループのハイブ
リッドだ。プリウスなどトヨタのハイブリッドが世界をリードし
たかに見えたが、欧州ではプリウス方式ではアウトバーンは走れ
ないし、エンジン部も評価が高くない。
登場が遅れている、あるいは否定的と見られていた欧州のハイブ
リッドは、やっぱり人造燃料+ハイブリッドを本命と考えているよ
うだ。VW/アウディ/ポルシェではすでにハイブリッド第1弾の出番
が近いが、究極のハイブリッドは2008~10年頃と考えているよう
だ。日本ではバイオマス燃料の話題は少ないが、どの程度研究が
進んでいるのか疑問である。
Posted at 2005/10/07 01:18:58 | | 日記
2005年10月05日
先日はVWグループがアメリカの投資ファンドに狙われているとい
話を知ったが、今日はGMが富士重工の株を半分トヨタに売却し、
残りは富士重工が買い戻すという情報が。
これでトヨタが富士重工の上位株主になり、しかも単なる株主で
はなく同業なのだから、業務提携、技術提携をもぐいぐい進むの
だろうと思う。
まったく、今の時代はまったく明日が見えない。そもそも富士重
工は、世界の孤児になることを恐れてGMにすり寄って業務提携を
してもらった形だ。これで将来の燃料電池技術も供与してもらえ
るなどという夢を描いたのだが、業務提携は対して展開せず、あ
げくのはてはGMの大赤字、ときたもんだ。
やっぱり同業同士の提携だから、提携の実績が進まなかったので
売却となったのだろう。今のところスズキはそんな扱いではない
からな。
そういう意味では、トヨタと富士重工の組み合わせなら、もっと
業務提携が進むのは確実だろう。
まさか、横置きエンジンのレガシィになるってことはないのかな
(笑)いずれにしても年間60万台以下のメーカーの立場は本当に
難しい。
Posted at 2005/10/05 17:34:41 | | 日記
2005年10月05日
今回の東京モーターショーでVWのメインはR32とポロGTIになりそ
うだ。R32はすでのフランクフルトショーで発表されているから
まあ当然だろう。その一方、例のGOLF GTはどうも東京には来な
いようだ。技術的には最高に面白そうなのだが。
POLOは新型ベースのGTIで、エンジンはなんと1.8L・5バルブ・タ
ーボだそうだ。150psということだが、まさかわがGOLF4のエンジ
ンそのままなのか? 今さらこれを使うとは?? だが、まあこ
れは蓋を開けてのお楽しみだ。しかし、今までのPOLO・GTIを思え
ばずいぶんエスカレートしたもので、GOLF・GTIがパフォーマンス
アップを図っているのだから、順送りかな。
POLO・GTIの最高速は216km/hだから、まさに我がGTIとほぼ同じで
ある。POLOは軽いから加速力はよりよいはず。
GTIデザインを強めているのか、今までのようにアルミ製のドアな
のか、インテリアはどうか、かなり興味がある。
今年のモーターショーでは、どうやら日産のGT-Rのプロトタイプ
も披露されるという噂だ。これもほぼスーパーカーレベルのパフ
ォーマンスなんだろうな。
まあ、ショーモデルやプロトタイプの数もそのメーカーの体力の
指標になるのだが、やはりニッサン、トヨタといったところが数
をそろえてくることだろう。
Posted at 2005/10/05 01:17:13 | | 日記
2005年10月01日
ITSの流れとしては、VICS→NAVI→ETCといった展開になってい
る。まあ、そんなに意識しなくてもNAVI装備が当たり前の時代に
なっているし、NAVIでは無意識にVICS情報を受け取っている。そ
してETCも今年の夏にはようやく800万台を越え、今年中には1000
万台に達すると思う。まあ、これはどれだけ割引を受けられるか
という実利的なメリットが大きく、あまり渋滞緩和に寄与してい
るという意識はないのだが。
一方で、クルマと外部のサーバーが情報通信をするというテレマ
ティックスもITSの課題の一つだ。日本ではトヨタがITS推進役と
してがんばっているので、G-BOOKやG-LINKなどをいち早く手がけ
ているが、もともと日本に最初に導入したのはMBだ。Eコールと称
して、車内からセンターに自動電話機能(事故や急病の場合)、
ドライバーがセンターに電話しての周辺情報案内などが行えると
いうものだ。実際にはどのていどの利用率なのかはあきらかでは
ないが…トヨタ、日産、ホンダなどはこの手法を早速実行した。
しかし、今後はもっと通信を多用して、クルマに関する情報管理
すべてがメーカー側のサーバーで行われるようになるのもそう遠
い将来ではなさそうだ。
クルマのシャシーナンバーからユーザー情報はもちろん、故障履
歴、メンテナンス情報、現在位置…すべてがサーバーで管理され
ユーザーには定期点検のお知らせが届き、ディーラーではそれに
必要な部品や消耗品を事前に用意する。まあ、便利といえば便利
そうだが、そのためにはクルマ側に車載パソコンが必要ではない
のかね? そして車載パソコンにはブラウザばインストールされ
必要な情報をいつでも表示できる…そんな時代は2010年あたりと
されている。高度ITS社会への道程である。
わがGOLFも実は、この半月ほど、エンジンを始動するたびに「se
rvice now」が表示されてうるさい(笑)
そろそろディーラーに出かけないといかんなぁ。
Posted at 2005/10/01 23:28:37 | | 日記