
今日の日曜の午後、お昼を食べて家でまったりしていると、Dの営業のSさんから電話がありました。
なんと、
「今日i3に試乗できますよ~」
って電話です!!
今日の午後は特に用事はなかったので、
「こりゃあ、行くしかないでしょ♪」
ってことで、昨日に引き続き、今日もDにお邪魔しちゃいました。
午後3時くらいにDに到着したのですが、i3は他の方が試乗されているそうです。基本的には購入を検討している方優先ですから、冷やかしのオイラは待たせていただきます。
ただ、営業のSさんはきちんとオイラの分も試乗予約を入れていただいていました。Sさんホントにありがとう!!
Dのショールームでしばらく待っていると、オイラの順番が回ってきました。ただ、売れっ子営業マンのSさんは今日も他のお客様の対応があるらしく、別の営業の方に対応いただきました。まあ、対応いただいた営業さんも顔見知りなんですが(笑)
成田ナンバーのBMW i3はやはりD所有ではなくBMW Japan所有らしく、これまでとは違い試乗に際し誓約書みたいなのに署名が必要になりました。内容は違反とか事故とかあったら自己責任ですよ~ってものです。あと、免許証のコピーも取るとのことでした。
書類に署名した後にショールームから出てお楽しみのi3の試乗です♪

昨日バックヤードで見せていただいた時に比べて、きれいに洗車がされています。ただ、個人的には腰高なボディーのデザインやこのカラーセンスは、イマイチってカンジですね。
早速i3に乗り込みます。

これがサイドシルの部分のカーボン地が見えているところです。こんな感じで、さりげなくちょこちょこカーボン地の部分があります。このチラリズムは好きですよ♪

内装も昨日と違ってきれいに掃除されています(笑) やはりダッシュボードの前側やドア内装上部を中心に、素材感はチープですね。
この点を営業さんに指摘したところ、内装は天然素材でできているそうです。そのためにどうしてもチープな素材感になってしまうんですね。環境イメージを大切にするBMW iブランドですから、ある程度はしょうがないんでしょうね。ちょっと納得。。。

ステアリングコラム右側のコラムシフトの根元にある、スタートボタンを押すとエンジンがかかります。じゃなくて、スイッチが入ります。あ、今考えると、スイッチ入れるときに無意識にブレーキ踏んでました。ブレーキ踏まないとスイッチが入らないのかどうか?を営業さんに聞くの忘れました。ごめんなさい。

スイッチを入れると、ステアリングコラム上にある液晶ディスプレイがこんな感じで表示されます。もちろんエンジンなんてありませんのでアイドル時の振動も何もなく、ここ見ないとスイッチが入ってるかがわかりません。メーター液晶ディスプレイより、左側のiDriveの液晶の方が全然大きいですよね。
Dの駐車場から車を出そうとしてすぐに気づいたのが、アクセルを緩めた際の
エンジンブレーキ充電ブレーキ(?)がめちゃくちゃ効きます。これくらい効くのなら、フットブレーキいらないですよ。
駐車場から出てアクセルを踏み込むと、ものすごいトルクです!モーターって低回転からトルクが100%出るんですよね。BMW i3は25.5kgmの最大トルクですが、それ以上のトルクが出ているように感じます。
二車線の広い道に出て、アクセルを床まで踏み込みました。これ、相当速いよ!!すっごいトルクで、ものすごい滑らかにスムーズに加速していきます!!シルキーシックスの6気筒エンジンより明らかに滑らかな加速感です。モーターみたいな加速って言いたいのですが、これは本物のモーターですね(笑)
シューンってものすごいトルクでグイグイ加速していますよ。
アクセルを緩めると、めちゃくちゃに効く充電ブレーキ(?)です。これくらいブレーキ効くのなら、街中でゆったり走る分ではブレーキペダルを踏む必要ないですよ。
減速してからの加速もどこからでもグイグイ加速します。
BMWらしくステアリングレスポンスも非常によく、BMW i3の車重は1,260kgですがクルマがホントに軽く感じますね。
アクセルを踏んだらグイッーと加速して、アクセルを緩めたらグーンって減速、ステアリングを切ったらクイッて曲がるってカンジでゴーカートみたいな感じです。これ、運転していて楽しいですよ。
さすがにBMWが作った電気自動車です。
いつもBMWの試乗車でコーナリング性能を確かめるコーナーです。ただ、BMW i3はアクセルを緩めた際の充電ブレーキがものすごい効くので、いつものつもりでアクセルを緩めてしまって減速しすぎちゃいました。。。
コーナリング中は腰高感があってロールはそこそこありますね。フロント155、リヤ175っていうチョー細いタイヤって頭にあったので、これまでのBMW試乗に比べてあまりコーナーを攻め込めませんでした。ごめんなさい。コーナーからの脱出ではリヤタイヤが路面を掻いているっていういつものBMWの感じですね。(FRじゃなくてMRだけどね。。。)
今どきの軽と大して変わらないようなあの細いタイヤってことを考えると、かなりのコーナリング性能を持っていると思います。
試乗を終えてDの駐車場にバックで入れようとしたのですが、ちょっとアクセルを踏んだらすごく加速しちゃって、アクセルを緩めるだけでものすごく効く充電ブレーキ(?)のため、いつものつもりで車庫入れをやろうとするとかなり戸惑いますね。まあ、これは慣れの問題でしょうけどね。

これがBMW i3のキーです。結構薄いです。このキーの素材も天然素材らしいですよ。
正直言って、BMW i3の腰高なデザインやチープ感満載の内装など、外見から見た第一印象では、
「BMW i3はナシかな??」
って思っていたのですが、実際に試乗させてもらって考えが180度変わりました。
「BMW i3はアリでしょ♪」
って思いました。ホント電気自動車でもしっかりとBMWのアイデンティティーは保たれていますね。
バッテリー駆動の電気自動車なので航続距離が150km程度、冷暖房を付けた場合にガクッと航続距離が落ちるといった点はありますので、これ一台で全部のシチュエーションって言うのは厳しいでしょうか、シティーコミューターとしてみれば非常によくできたクルマだと思います。
加速感や減速感などエンジンカー(?)とはかなり違った感じですので、もし機会があれば是非一度BMW i3に試乗してみてください。流石BMWが作った電気自動車なんだってことで、目からウロコってカンジで驚くと思いすよ。
まだまだレアなBMW i3の試乗の機会をいただけ、営業のSさんをはじめとしたDの方々本当にありがとうございました。ホントに楽しいひと時でした♪
おしまい