
ここ10日くらいの間、BH型レガシィを足にする機会に恵まれました。
ただ期待に反して、グレードはブライトン2リッターのシングルカムです(笑)
だけど私くらいのドライビングテクニックだと、このくらいのほうがクルマの味わいを理解するにはちょうどいいので好都合です!
前に乗ったことのあるBG型ブライトンと比較してみたいと思います★
☆まずデザイン★
私個人の意見からすると、ちょっとゴテゴテし過ぎかなという印象です。BG、BPとすっきりした秀抜なデザインにはさまれたモデルだけあって、ちょっと浮いてるような気がしちゃいます。
BGレガシィと似た印象であるものの、それに色々な要素を欲張って取り入れちゃった感じでちょっと「食べすぎ」感があるのでは??
内装はきっと「包まれ感」を意識したのでしょう。その狙いはけっこう成功している感じですが、ちょっと筋肉質すぎて落ち着かない印象も!? この辺は好き嫌いが分かれるのではないでしょうか?
でもやっぱり乗ってみていいのがスバル車!
BG型だと「ターボに限る」の念を強くしたレガシィなれど、BHになってからは「けっこう乗れる」レベルに成長していると思います★
BGまでのNAはなんだかパサパサとした音色のエンジン音が耳につき、低速トルクもなくアンダーパワーっていう状況だったんです。つまりちょっと乗りづらい印象で、燃費も悪かったわけです。
しかしBHになってからNAのマネージメントが上手くなった様子。2千回転ちょっとくらいでも十分な加速が得られるのはやはり楽。さらに静粛性の大幅アップで快適、ちょうどいい具合で聞こえるボクサーサウンドも気持ちいい。またゲート式シフトレバーの採用も見逃せないポイント。気持ち的にもスポーティな運転感覚って大事だと思うんですよね。
インプレッサはまだ4輪ストラットにこだわっているけれど、レガシィはこの代より、
前:ストラット
リア:マルチリンク
に改められています。
このマルチリンクって、積載性を犠牲にしないでロードホールディング性能の向上をはかったものなんです。
なるほど、その効果ははっきり実感できました!
イメージ的には
「お尻が軽くなったな」っていうような感じでついてきてくれる。
巷の意見じゃ「ストローク足らなくて、はねててこわい」なんて声も聞いたけど、私のレベルだとノープロブレム!
確かにその傾向も感じられたけど、130馬力のエンジンならこのくらいで十分でしょう。
ただこれが280馬力のGTとなると話は変わります。
ビルシュタインに頼っても、それだけで解決できる問題じゃないのでは??
だからきっと色々言われていたんでしょう。
そこまでこだわってこそスバル車だと思います●
あと、パワステが軽くなってすごく運転しやすくなってます。街中では軽く、高速ではぴしっとしまってるから問題ないです。
BGはNA系が無骨に重くて、GTはちょっとヘナヘナ軽すぎた印象なんで、BH系NAのセッティング、正しい方向だと思いました。
総じて見て、やっぱりスバル車って進化してるんだなぁって感心しきり。今度は最新のレガシィに乗ってみたいなぁ~
Posted at 2005/10/17 12:59:16 | |
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旧いクルマ評論!? | クルマ