2005年10月13日
駐車違反の取締りが民間委託されるようになるのは皆さんご存知のことと思います。
でもその実態ってかなり恐ろしいものになりそうです……。
今までの時間差方式(タイヤに印をつけしばらくして再確認して取り締まる)を廃止し、停めた瞬間アウトにするとのこと。
つまりコンビニでものを買うのはおろか、荷物の出し入れも違反ということになるんです。
これはクルマの利便性をまったく無視したもので呆れ果ててしまいますよね?
さらに民間委託されることで参入しようとしてる業者が
「新たなビジネスチャンス」
などと捉えてるのもおかしいのではないでしょうか?
「法律に則ってやってるんだ」
と言われればそれまでなものの、そもそも法律とは市民の安心・快適な暮らしを守るものでしょう。
もちろん悪質な駐車違反を多く取り締まるのは大賛成、だけど一般市民の平穏な暮らしを「ビジネス」とやらで奪い去るのは、僕は断じて許せません。
お上がこんなメチャクチャなことをしているようじゃ到底信頼もできないし、納得できない違反被疑者も急増することでしょう。
むしろ納得できない場合、私も断固講義すべきだと考えています。
そして今でもトラブルの多い取締りがさらに悪化し、薄れつつある警察への信頼も「回復不可能」なレベルまで下がってしまうこともありえそうです。
「今と同じ取り締まりでは良好な駐車秩序が確立されないので、2倍程度の取り締まりを行いたい」
などと天下り先のことしか考えてないお偉いさんも、そのうち「取り返しの付かないことをしてしまった」と後悔しないように気をつけたほうがいいのではないでしょうか?
Posted at 2005/10/17 12:28:16 | |
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交通取締り講座(VS警察) | クルマ