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2006年06月16日 イイね!

●○スバルがステラを機に、CVT製造メーカーに!?○●

●○スバルがステラを機に、CVT製造メーカーに!?○●おとといに続き、"ステラ"ネタをもう一丁!

ステラに搭載されるCVTが、新開発のものだということなんです。どんな仕上がりになっているか、まだ乗っていないので非常に気になるところなんですが、今日はそのことより、富士重工がコンポーネント事業としてCVTに興味をもっていることについて書いてみたいと思います。

あまり知られていないことながら、富士重工は世界で初めてCVTを実用化した会社です。今ではコンパクトカーの主流と言われているCVTを実用化したんだから、本当に偉大ですね。

ただこの実用化ってのがミソで、イタリアの "ヴァンドゥーネ" が持っていたパテントを買って、なんとか作り上げたのが富士重工だったわけ。それが1987年のこと。"ECVT" と名うって小型車 "ジャスティ" に鳴り物入りで初搭載されましたが、あまり世間的な成功をおさめることはありませんでした。

こう言うと

「ジャスティが不人気だからダメだったんじゃないの?」

と言われそうですが、決してそんなことはないと思います。富士重工はこの頃からユニットとしてのCVT供給に力を入れており、

・マーチ(1リッターの一部と1.3リッターの全AT車)
・ランチアY10
・ランチアイプシロン
・フィアットパンダ
・フィアットプント


など色々なクルマに供給していましたが、どのクルマにおいてもイマイチ評判は宜しくないようです。少なくとも確実に "アンチが存在するミッション" と言えます。

それはやはり完成度。初めてなので仕方ない部分もあるのですが、成功できなかった理由は以下3点だと思います。

シフトレバー自体の操作性が硬く、運転がしづらかった。これは電磁クラッチを使用したCVT車に共通するもので、シフトレバーの操作性が "ごりっ" とした嫌なものでした。ちなみにこの動きがしぶくなってくるのは寿命の予兆。また電磁クラッチ仕様だったため発進時や車庫入れ時、渋滞時にギクシャクし、クリープ現象もなかった(説明書に "クリープ現象がなくて追突を防止する" と自慢げに書いてあったのは笑いました)。

②耐久性にも難があった。実例としてヴィヴィオでも、ベルトからものすごい異音がしてアッセンブリー交換になったものや、電磁クラッチがやられたものがあります。乗用車用でもそんな感じなので、過酷に使用する商用車ではトラブルが頻発していたようです。なので当初搭載されていたサンバーやヴィヴィオバンには、後にスズキ製3ATが搭載されるようになっています(1速のギア音がまさにそれです)。

③そして何より、今では "素晴らしい" と言われている変速フィーリングも、未知のものだけに気持ち悪く受け入れられた。

その後、軽自動車のレックス、ヴィヴィオ、サンバーには電磁クラッチ仕様の "ECVT" として、プレオ、R2、R1にはトルコン仕様の "i-CVT" として搭載されました。

この "i-CVT" になったころには完成度が相当アップしており、耐久性や性能も申し分ないものになっていたと思います。しかしその頃には他社も高性能なCVTを開発してきており、現在では "CVTの富士重工" というイメージはなくなっていますね。

そこでいいCVTをつくる技術も育ってきたことだし、時代も追い風、またCVTメーカーとしてのリベンジに打って出たのか、2003年にジャトコとの合弁会社 "富士AT" を設立したのです。そしてジャトコと富士重工、富士ATの共同開発で、新しい軽自動車用CVTを開発し、ステラに搭載されることになったわけ。

このミッションは大泉工場で生産され、ジャトコを通じて販売するとのことですが、このCVTは部品として成功するのでしょうか? それはこのミッションの完成度にかかっているでしょう。まぁ前期型プレオのCVTでちょっと気になった、ロックアップ機能の始まりの遅さがかなり改善されているみたいなので期待は出来るでしょう。普通車にも耐えられるキャパだということなんで、イタリア勢あたりが目を付けるかもしれませんね。

ただひとつ思うのは、このCVTならではの特徴がきっちり備わっているかということ。これはスバルのクルマにも共通する課題です。部品に個性を求めるのは酷なような気もしますが、たとえば段違いにスムーズだとか、段違いに燃費に有利だとか……。ただこの点はエンジンとの組合わせの問題もあって、どんなクルマに組み合わせられるかわからない部品としては体感しづらい部分がありますね。

そこで僕が求めたいのは、

"圧倒的な耐久性"


コレです!

今までのCVTはなんだかんだでよく壊れた。デリケートな扱いを要求し、商用車にも使えなかった。これを根本的になんとかすれば、多少性能を犠牲にしても相当商品力のあるものになるのではないかと。

スーパーチャージャー&4WDの "赤帽サンバー" に積んで、30万キロ走破しましたなんてキャンペーン打ったら、相当印象が変わりますよね。もちろん技術的には難しいのかもしれませんが、そんな夢みたいなことを地味にポンとやってくれたら、富士重工のCVTはぐっと存在感を増しますね。お金がないなら、あるコマを使って最大限の存在感を創出してほしい。切にそう願います。
Posted at 2006/06/17 17:35:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 事象コラム | クルマ
2006年06月15日 イイね!

★☆スバルの新生軽自動車 "ステラ" デビュー! ☆★

★☆スバルの新生軽自動車 "ステラ" デビュー! ☆★しばらく前から "マガジンX" でスクープされてたりしましたが、ついにスバルの "ステラ" が登場しましたね。

"R2" "R1" が予想以上に売れなかったために、なんと "12ヶ月" という短期間で "プレオの後継" として仕上げてきた軽自動車です。インパネが "R2" のまんまだったりでちょっとやっつけな感じがしますが、まぁ相当頑張ったんだろうなと感じさせます。

僕はレックス、ヴィヴィオ、プレオのどれにも乗ったことがあり、新しい軽自動車には非常に期待をしていました。そしてどんな格好なのかと期待に胸を膨らませていたところ

"び、びみょー……"

いやもちろん悪いとか言う意味じゃなくて、なんて言っていいかわからない形だと思ったのです。メカニズムがいいのに "デザイン不在" と言われた "プレオ" の正常進化とう感じです。嫌味のない形と言えばそう言えますが、本当に特徴がないですね。"ステラじゃなければいけない" という理由を探しづらい。あと "カスタムシリーズ" って、名前からしてあまりにもムーブを意識しすぎ。ちょっとスバルらしくないのかなぁって思ったわけです。しかもこのカスタム、"BHレガシィ" の時のようなデザインテイスト……。

これを売る国内営業本部はちょっと苦労が多いだろうなぁ。。

しかしもちろんスバルの立場だってわかります。期待をもって世に問うた個性的な軽自動車が惨敗しては、ここは "手堅いコマ" を用意するしかないと考えたのでしょう。

実際このステラ、そうとうユーティリティには力を入れています。軽ワゴンクラスはどれも実用性は相当優れているのに、さらに差別化して便利さを追求している。特に "使える" シートアレンジを充実させているところは本当に立派だと思います。

そして相当に、広報や営業に力が入っている。ステラのホームページは、すこしやりすぎな感(いろんな意味で無理してる)があるほど気合入ってます! これまでにないほどの勢いで、ある意味必死さも伺えますね(笑)。この努力が実を結んで "スバルの軽" がまた元気を取り戻すことを期待します。これこけると本当にスバルはまずいことになってきそうで怖いです。もちろんそうなってもらっちゃ困ります……。。

しかしここまで書いといて提言がないのでは無責任だと思うので、ちょっと考えたことを書いてみたいと思います。あくまで私見ですし、無知を晒していたらスミマセン。

まず、"技術のスバル" の軽自動車なのに、新しい技術が組み込まれていないのは残念なところです。

"4気筒エンジン(EN07)" "スーパーチャージャー"
"CVT" "4輪独立サスペンション"


どれも素晴らしいものだと思いますが、この組み合わせは平成になったときに出た "レックスマレノ(クローバー4)" の頃から変わってないわけです。つまりレックスマレノから始まり、レックスフェリア、ヴィヴィオ、プレオ、R2に至るまで20年近く同じフレーズを使い続けてきている(コレはレガシィなどにも言えること)わけで、リファインされているとはいえ、もう少し新しいものが欲しくなります。技術で売るなら何かやって欲しいですよね。スズキでさえ直噴やったり、ダイハツもインテリ触媒やったりしてるんですから……。ホンダはツインスパークですよ!

あとは価格のことですが、ちょっと高くないですかね? 標準グレードはさておいて、カスタム系はちょっと……。軽自動車をみると、高い値段をつけているクルマはどれもなにか "トピックス" をもっています。もちろんステラの内容はとても充実していますが、それをユーザに理解させられるかが成功の鍵ですね。竹中社長は "高価格軽自動車は儲かる" という旨の発言をされていたようですが、ビジネスとして形にするにはかなり大変なことだと思います。

Posted at 2006/06/15 20:56:17 | コメント(5) | トラックバック(0) | ワガママ新車検証! | クルマ
2006年06月10日 イイね!

★バブルの夜明け、元祖デートカー "ホンダ・プレリュード" について★

★バブルの夜明け、元祖デートカー "ホンダ・プレリュード" について★中古車オークション会場に遊びにいったところ珍しい旧車を発見しました! それは

"2代目ホンダ・プレリュード"

昭和60年式走行はわずか5万キロワンオーナーというシロモノ。あまりに魅力的だったので、ちょっと観察してみました。

ちなみにこのクルマ、僕が生まれる前に登場しデートカーとして一世を風靡した "歴史に残る名車" なんです。ホントのことを言えば台数を稼げだのはこの次の3代目だったりするのですが、基本スタイルやプロダクトを立ち上げたのは紛れもなく2代目。非常にえらいクルマなんです。今じゃ見なくなったリトラクタブルヘッドライトも、当時最先端を予感させるに十分だったことでしょう。

まず内装をみてみると、装備がかなり充実。サンルーフからクルーズコントロールCDプレーヤーまで付いている。当時はどんなに高級で、憧れの的だったんでしょうね? そして、内装のデザイン自体も、まあまだ見られるレベルにあり、むしろ外車チックで素敵という見方も! 運転席に座っても意外なほど違和感がありませんでした。

あとビックリしたのがパワステの軽さ。この頃のアコードなどと共通なんですが、ホンダ車ってものすごくハンドル軽かったんですよね。ほんと "小指で回せる" ってのを初めて体験しました。この軽さのためか、当時、障害者の方に "指名買い" を受けるようなこともあったそうです。そして参考までに、このクルマに乗っていた人が乗り換えに対応して、先代アコードでは、ハンドルの重さをスイッチで3段階に調節できる電動パワステを搭載したという話をきいています。

外装は昔ながらのスポーティスタイル。こういうプレーンな格好よさをもったクルマが最近少なくなりましたね。モール類に黒い樹脂が使われているのも、これはこれで味かも!? そして、白いボディが清楚系で美しい。

"白いアコード or プレリュード+長い黒髪の女性"

というのは当時の流行だったようです。
山の手のお上品な方々は、競ってこのスタイルを手に入れようとしたとのこと。そのセンスのよさは、これらのクルマが大使館関係者にも好まれたことが証明していましょう。

そしてなんといってもエンジン。この点はけっこうびっくりしました。ツインキャブレターというちょっと旧式な部分を持ちながらも、エンジン音は最新のホンダ4発と同じ響きなんです。それどころかこちらのほうが "そそる" 音色なんですね。

"フェアーン、フェアーン♪"

なんていうかわかりづらいですがこんな音です。ホンダ好きの方ならわかったくれると思います(笑)

普通にこのままドライブに行きたくなるほど気持ちいいもので、しかも吹けあがりがよく、"エンジンのホンダ" と言われていたことが頷けます。

最近だとトヨタのエンジンも良くなってしまったので "エンジンのホンダ" というフレーズを意識する人が少なくなってしまいましたが、この頃ではかなり開きがあったのではないでしょうか?

これは果たしてトヨタがえらかったのか、ホンダがなまけたのか?

この答えはいずれにしても、こういう旧い車を見ると色々と考えさせられ、そしてワクワクしてきますね。しかも上程度車ならなおさら、当時の雰囲気を味わえて最高! 

このプレリュードからは "バブル時代に突入していく勢いのある日本の姿"、"都会的な生活にあこがれる当時の若い2人の姿" を連想することが出来ました。そしてそんな "若者" も今じゃ大人。このクルマを見るとどんな感想をもたれるのか、気になるところです……。

PS:ちなみにこのクルマ、5万円で落札されました。買ってしまおうかとも思ったけど、そこまで道楽に走るのもいかがなものか思い、決断ができませんでした。久しぶりに釈然としない気分です。。。
Posted at 2006/06/11 01:14:26 | コメント(4) | トラックバック(0) | 旧いクルマ評論!? | クルマ
2006年06月06日 イイね!

▲それでも "横浜中華街" を名乗るのか!?▼

デジカメを忘れて家を出てしまったので、文章だけで失礼します。

今日は横浜の先輩のところへ行ってきたのですが、

「せっかく横浜まで来てご飯食べるんだから、中華街にでも行ってみたい!」

という僕の希望を通して行って参りました "横浜中華街"

というのも、一年前にここへ行ったときにあまりおいしいお店にめぐり合えなかったので、リベンジをしたかったんです。

しかし結論からいうと、今回は前回以上の失敗をしてしまいました。

お店に入った瞬間 "学生の合宿所" のような匂いがしていて、なんか料理をしている音、匂いがしないのを変に思ったのですが、ほんとに料理してないのには驚きました。。

なんと "レンジでチン" なんです。しかもそれが隠してなく丸見え。で、ご丁寧にもレンジの "チンッ" って音が "クルマのクラクション" みたいな音に改造されていて、"なんかクラクションがさっきからうるさいな" と本気で思ってしまいました。"レンジでBoooo!!!" ってわけですか……

これで二人で4500円、あぁあ。

中華街って、値段けちって安い(?)ところ入ると失敗するみたいですね。所謂有名どころは1人1万円くらい最低でもかかるようですが、せっかく行くなら後悔したくないので今度はお金をためて行ってやる!

PS:ちなみに今日も電車で行ったのですが、最近、クルマで遠出をすることが減ってます。遠出はみんな電車。。うちの片田舎からでも、新宿湘南ラインの影響でずいぶん遠出が楽になったんです。でもそろそろクルマで遠出をしてみたい気分です♪
Posted at 2006/06/07 23:55:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2006年06月05日 イイね!

●コーンズ&カンパニー(フェラーリ見学)に行ってきました●

●コーンズ&カンパニー(フェラーリ見学)に行ってきました●フェラーリやロールスロイス、ベントレーにマセラティ。これらの "超高級車" の日本での正規インポーター "コーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド" に行ってきました。ナントも恐れ多い話です。。

ちなみにこのコーンズ、名前やイメージから "外資系" と思っている人も多いのではないでしょうか?

でもそれは間違い!

コーンズは外国人が創立した会社ながらも、横浜で生まれたれっきとした日本企業なんです。そしてクルマだけでなく、いろいろなものを輸入する "商社" であるということも忘れてはなりません。

やはりここの扱っている車っていうのは、もう調度品の域に達しているものばかりで、三井物産がハマーを入れてきているのと同じような感覚なんですかね。

それにしても置いてあるクルマの雰囲気がもう圧倒的!

残念ながら "ロールスロイスファンタム" は拝めませんでしたが、フェラーリ612スカリエッティF430マセラティクワトロポルテなどはショールームに置いてあるので、興味のある方は是非見に行って下さい。やはりなかなか入りづらい雰囲気はありますが……

また整備入庫のクルマが会社の横に置いてあるので、ちょっと珍しいクルマを拝めるチャンスもアリですよ!

PS:そう言えば612スカリエッティに特別仕様車が出ましたね。その日本での発表の為に、イタリアから偉い人もわざわざコーンズまで来たそうです。この間は現車を見られませんでしたが、また行く予定なので見てきてご報告します。
Posted at 2006/06/06 00:08:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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約5年ぶりに、みんカラを覗き始めました。 しばらくブログの存在を忘れていた上、クルマも道具になりかけていました。 クルマという同じ趣味を通して、様々な方面の...
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