
SD1に装着可能なオールドレンズを色々と探していて、なかなか良さそうなのを見つけて今回ゲットしたのが・・・
ドーン!
ペンタコンオートの標準と広角の2本です。。
ペンタコンはかつて西ドイツに存在したメーカーで、いずれのレンズもペンタコンブランドではあるものの、中身はメイヤーのレンズが原型で、設計は全く同一という噂もありますのでほぼメイヤーのレンズです・・・
早速試し撮りしたくなり、金曜は夕方から京都の宇治市植物公園へと行ってきました。。

まずはSD1に装着して撮影・・・

こちらは食虫植物。。
絞りを開放にしてなかったのでボケがカクカクしてます・・・

このレンズのボケ味は自分的にはファンタスティックの一語に尽きるのですが、逆光で撮ると全体にグリーン&マゼンタ被りしてしまって、補正するのがとても大変でした。。
タクマーの時もカラー調整が大変だったのですが、てっきりレンズが黄変してるせいかと思いきや、色々調べてみたところSD1はシグマのレンズで撮った場合はレンズのプロファイルデータから自動的に最適化されるのですが、オールドレンズだとそれが不可なので色のバランスが滅茶苦茶になってしまうようです・・・

それでもオールドレンズのボケ味とメリルの高精細な描写の組み合わせはとても魅力的で、うまく嵌るととてつもなく凄い画を叩き出してくれそうなので、何とか今後も色々と試していきたいと思います。。

ここからはX-M1に装着して撮影・・・

かなり自分好みのボケ方をするレンズです。。

普段は夕方の5時までしか開いていないのですが、現在蛍ナイターというイベント中だったので暗くなるまでゆっくり撮影することができました・・・

ここも蛍は撮影禁止だったので撮っていませんが、驚いたのが先日万博公園で見た時の蛍とは比べ物にならないくらい光が強く、最初LEDでも仕込んでるのかと思ったほどの明るさで、やはり子供の頃に見た蛍の光はこんな感じだったんだなと感動の記憶が蘇ってきました。。(^^

こちらは広角の方で撮った唯一の写真で、もうすっかり辺りは暗くなっていたのですが、背景が近くの照明で明るく照らされていたので、まるで室内で撮ったかのような感じになりました・・・

そして翌土曜日は服部緑地の都市緑化植物園へやってきました。。

まずは温室で撮っていたのですが、ただでさえ暑い日だったので室内はサウナ状態で汗だくに・・・

このようなボケ方は二線ボケといって、現代では悪いレンズの見本のようなボケ方です。。

はっきり言ってこの時代のメイヤーのレンズはあまり評判がよくありません。。
というのも解像力が高いレンズという訳でもありませんし、ボケ方もうるさいという評価のようです・・・
一般的にレンズのボケというのは、人物写真等を撮影した際に背景をボカして主体を浮かび上がらせるのを目的としている場合が多く、なるべく原型を留めないようなボケ方が良しとされているようです。。

なので現代のレンズでこのようなボケ方をするレンズというのはほとんどありません・・・

太陽光を取り込むとハレーションまで起きてしまいます。。

英語でボケのことを
bokehというのですが、元々は日本語のボケが語源で、最近になるまで海外ではそれほどボケというものが写真において注目されていなかったようです・・・

それでもボケの方が主役とまではいかないとしても、ボケも主体と同じ位に見せるということが目的であれば、逆にこのようなボケ方であっても積極的に表現手法の一つとして採用するのも面白いのではないかと自分は考えています。。

正に現実とファンタジーの対比のような感じです・・・

このようなオールドレンズにしか出せない味を知ってしまうともう沼から抜け出せません。。

もちろんオールドレンズの味というのはボケ方だけではなく、色や収差等いろんなものがあって奥が深いのですが、それが物によってはとても手頃な値段で手に入ってしまうというのも自分にとっては魅力的です・・・

もうアジサイがあちこちで咲いているのが見られるようになりましたが、夏はもうすぐそこまで来ているようです。。(^^
Posted at 2014/06/01 04:00:45 | |
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Photo | 日記