
最近オールドレンズでの花撮りにどっぷりハマってしまっているのですが、そろそろ新しいレンズが欲しくなってきて、以前購入したロッコール58mmが今一つ思ったような画を叩き出してくれないので、これに代わるロッコールレンズは無いものかと色々と調べていて、先日梅田の某中古カメラ店に行ってみるとお目当てのロッコールが2個置いてあり、内一つは破格の安さだったのでジャンク品かもと思いつつ見せてもらうと、これが外観はともかくレンズ部はケチの付けようがないくらいクリアな良品だったので、間髪を容れずに即購入してしまったのがこちらのレンズ・・・
ドーン!
MD ROKKOR 50mm F1.4(前期型)です。。
数あるミノルタのレンズの中でも最高傑作と評される程の銘玉なのですが、お札1枚で2個買えてしまいそうな位のお手頃価格でした・・・
早速試し撮りしたくなったので、今日は以前桜のライトアップを撮り行った京都府立植物園へと行ってまいりました。。
早速作例を・・・と言いたいところなのですが、まずはメリル&タクマーで撮った写真から・・・

今月中は夕方6時まで開園時間を延長しているとのことで4時過ぎに到着したのですが、一番行きたかった温室はなんと3時半に閉まってるとのことでガッカリ。。
仕方なく外に咲いてる花を探して園内を散策しました・・・

この赤い部分は紅葉の花かと思ったのですが、調べてみると紅葉の実だそうで、竹とんぼのように風にのって遠くへ飛んでいけるようになっているみたいです。。

メリルとオールドレンズのタッグが織り成す独自の世界観・・・

ただレンズが黄変しているので色を調整するのだけが難しいです。。

ピントが合っている部分だけが露骨に解像していて、ボケとの対比が面白いです・・・

SPPで現像しているとやはりメリルの画質は素晴らしいなと改めて実感します。。

こんなのが撮れてると面白くて病み付きになってしまいます・・・

メリルに装着可能なオールドレンズも早く探さなくては。。

そして、いよいよここからはX-M1&ロッコール50mmF1.4で撮った写真です・・・
透明感のあるクリアな描写が清々しいです。。

ボケ味も滑らかで申し分ありません・・・

このレンズは40年くらい前に製造されたものなのですが、当時はツァイスのプラナーやニッコール等にも引けをとらない性能の標準レンズというもっぱらの評判だったそうです。。

合焦部の描写は繊細で素晴らしいものがありますね・・・

まるで水彩画のような発色でとても新鮮です。。

レンズによってボケ具合や解像の仕方が異なるので色々と試してみたくなります・・・

帰りに駐車場近くにあったオシャレなファッションビルを開放でパチリ。。

ひとたび少し絞ると現代のレンズに匹敵するような素晴らしい解像感です・・・
本当にこの値段でこんな画が撮れるレンズが買えるのが驚きで今後ますますハマりそうです。。(^^
Posted at 2014/05/25 02:49:41 | |
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