昨日は更新をサボってしまいました。あまりに書くネタが無く・・・
昼にステーキランチ食べて夜にラーメン大盛り食べた、の1行で終わり。
今日は何気なくレスポンスを見ていたら思う所あった記事について。
http://response.jp/article/2012/02/28/170583.html
「実際からかけ離れた燃費だと承知で、宣伝に使うのはやめた方がいい」 by朝日新聞記者
元記事を読んでいないので、恣意的に抜粋された論旨だったりすると困るんですが、
朝日新聞のサイトでも見出しが
「〈記者有論〉低燃費車 かけ離れた数値競争やめよ」
となっているので大筋で違いはないと思って独り言でも。
燃費モードが10.15からJC08になってそこそこ経ちますが、
確かに相変わらず実燃費とはかけ離れてます。
でも結論から先に書くと
「実燃費とかけ離れる測定モードの不備を責めるべきで、メーカー態度を責めるべきではない」
んじゃないかなと。
大体メーカーがカタログ燃費競争に走るのって、世の中の大半の人がカタログ燃費ばっかり
気にしてるせいなんですよね。それに結局カタログ燃費の差ってのは実燃費の差に繋がってます。
大体なんですか?実燃費って。都心の渋滞地区に住んでて週末レジャーな使い方の人と、
田舎のガラガラ国道をのんびり通勤、たまに高速ロングドライブな人の実燃費はかけ離れてます。
だから大体の目安としてこう走ったらこれだけの燃費になりますと提示してるだけであって、
実際走ってみたらカタログ燃費いかない、詐欺だ!なんていってる人はただのバカか訴訟ゴロですよね。
燃費の離れ方が低燃費になればなるほど指数関数的に大きくなってしまうのは問題です、が。
それならいっそモード燃費はkm/l表示じゃなくて**点、とかにすればいいんです。
トヨタ新型アクア、10.15モードで40点達成!
とか。おバカさんにも分かり易くて非常に良いアイデアだと思います。
ここでいうおバカさんというのは朝日新聞の当該記事を書いた記者の事です。
モード燃費がかけ離れていようが実燃費の逆転現象までいってないのであれば、
カタログ燃費競争≒実燃費競争
と言い換える事もできるわけであり、そうすると冒頭の記事は低燃費車に燃費競争やめろ、
とわけのわからない事をホザいてるアホ記事という事になるわけです。
元記事読んでないのでこれ以上の批判は辞めますが。
そこから最初に書いた結論に帰結します。
・・・。
結論に帰結、って結が2回続いて美しくないから嫌いな言い回し。
大体こういう記事が新聞とかに載ると、カタログ燃費って信頼できないのね!
とか言い出す2号3号が大量に発生するのもなんだかなぁ。
なんでこんな文句を言うかというと、
・世間の大半が燃費ばっかり気にするようになる
↓
・メーカーも燃費ばかり意識した車造りをするようになる
↓
・つまらない車ばっかり増えていく
という最悪ループになるからですね。国産車はもう既にそうなってますが。
そりゃ環境の事を考えても安くて燃費が良い事に越した事はないですけど。
完全なる道具としての車と、本質の良さを追及した車はきっちり棲み分けて欲しいなぁと。
レスポンスの記事書いた人は朝日新聞なんかとは違いさすがにわかってて、
記事の最後に
「低燃費」が最大のセールスポイントならば、車本来の「走る歓び」とは、
少しかけ離れているようにも思える。
ですよねー。でもそんな所をセールスポイントにしても、売れる先は一部のマニアだけという日本。
若者の車離れじゃなくて、国民の車離れですよね最早。
ま、価値観の違いなので燃費だけを追求する人がいるのは当然ですし、
化石燃料過渡期を過ぎたらこんな議論も過去の物になりますね。
Posted at 2012/02/28 20:53:40 | |
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