久しぶりの更新。
2週間丸々中国に行って来ました。上海、広州、北京の3都市。
そう、このタイミングでの北京入り=
北京モーターショー!
・・・ではありません。
行っても良かったんですが、別にそんな気になるワールドプレミア無いし
激混みで疲れるだけだし、他の人が行くならいいやというわけでパス。
うーんマーケターとしてありえない姿勢。
そろそろ経済成長に翳りが見えてるだのなんだのと色々言われる中国ですが、
1年前との単純な比較でもかなり大きく変化していました。
何というか、生活水準の平均が上がってます。下手すれば日本と変わらないくらいまで。
ちょうど日経ビジネスに
タイムリーなコラムがありました。
若干経営者視点で書かれている記事なんですが一部引用しますと
> 今の日本人の生活水準が中国人と比べてそれほど高くなくなっている
> 「時代は変わった」「日本人も貧しい人は貧しい」と感じ始めた中国人は多い
これ、去年はさほど実感しませんでしたが今年はヒシヒシ感じました。
日本人はまだまだ中国を自分達の下に見ている人が多いと思います。
韓国車と同じで、そろそろ考えを改めた方が良いかもしれません。
で、同じく
NBOの記事ではこんなのが。
現代自動車がサムスンになれないワケ
> 不具合があれば最悪の場合、人命に関わる重大な事故につながりかねない
> のが自動車だ。高い信頼性がなければ、消費者は怖くて買えない。
> 家電とはここが決定的に違うと思う。
よくある定説とは別の角度から考えてみる、という論調。
多分ここだけを読んでも
「うんうん確かに」って思う人は多いんじゃないでしょうか。
でもそれはまさに日本人感覚。日本車は韓国車より安全、っていう固定概念に
囚われているから上のような着想になるわけですね。
日本車と韓国車の区別がしっかりつく外人さんなんてあまりいません。同じアジア車です。
少なくとも自動車大国の北米と中国では安全性面でも韓国=日本くらいの感覚です。
一昔前は本当に違ったんですけどね、日本車を買えない人が韓国車だったのに時の流れは恐ろしい。
でも東南アジアの一部の国々はちょっと別です。日本車かなり人気ですし。
というわけでサムスンになれないわけは、単純に交換サイクル年数の違いと、
オーナーシップロイヤリティの存在の違いかなと考えます。
後は、日本で韓国車が走ってないので世界の実情を実感しにくいだけかと。
まだまだブランド力の差も確かにあると思います、が。
途中から話が韓国車にズレてしまいました。とにかく今回向こうで感じたのは
全ての面において中国のキャッチアップは凄まじい
という事ですね。あ、でもやっぱり民度はまだまだ全然です。
モラルだけなら日本が最強ですね。日本で生まれて日本で育った日本人であることに感謝。
Posted at 2012/04/26 22:40:33 | |
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