週末は六本木ヒルズでやっているワンピース展に行って来ました。
中で写真を一切撮れなかったのは残念でしたが、展示そのものは
なかなか充実した内容で、1800円のチケット代払う価値はあったかな。
ワンピースは別に好きでも嫌いでもないと思っている人間の感想がコレなので、
好きな人だったらかなり満足できると思います。
普通に空いているかなと思ったんですが、流石にそこは大人気漫画だけあって
当日券は全て売切れ、前売り券を買った人で大混雑という様相でした。
まぁまだ始まったばかりですし、春休みですし、落ち着いてみたいと思う方は
5月末から6月にかけて行くのが得策なのではないかと。
さて標題。そろそろ発売の
86とBRZについてです。
アクアは売れないと思ってたけど真面目に考えると売れる要素満載だったという前回。
86とBRZはどうなのか真面目に考えてみます。
実車は色々な展示会に出されていたので何度も見る機会がありました。
東京MSの裏番組的にメガウェブでやっていた86試乗にも行きましたしね。
個人的な印象では「まだ発売してなかったんだっけ」という感じなのですが。
まず発売までの紆余曲折(してないかも)を振り返ると
2008年4月
水平対向エンジン搭載の小型FRスポーツを開発
この頃は確か色々な雑誌に価格は200万以下と書かれ、
若者をターゲットにすると言っていたんですが
2009年10月
東京モーターショー FT-86コンセプト
「メインターゲットは40~50代の男性、価格は250万円」
というのを見てあっさり方向転換したな~、でもそれで正解と思った覚えが。
そして
2010年10月 ハチロク復活 トヨタ・富士重、小型スポーツ車12年春発売
ソースの朝日新聞記事は掲載終了しちゃってるので記事抜粋すると
新「86」も、若者が買いやすいように、価格はスポーツカーとしては低めの250万円
前後に設定する方針。 名称は「FT-86」を、ほぼ踏襲する案が有力だ。
で、去年末に正式名称が86とBRZに決まって東京MSで量産車公開、という流れです。
最終デザインを見た時にも感じましたが、フェンダー上の86エンブレムや、
コンソールのスイッチ類ごちゃごちゃ、他にもメーターとか色々何というか悪く言えば
古臭い昔のスポーツカーらしさを全開にした、もう完全なる
「昔そういうのが大好きだったオジサン世代以上ターゲット車」
というのがバレバレでした。申し訳程度に若者の興味・・・と言ってましたけど。
つまり09年の開発者コメントから路線がブレておらず、BRZあるんだから
名前も中途半端なFT-86はやめて「86」にしてしまって、とことん好きモノだけを
狙っていこうというわけですね。
いずれにせよ・・・アレで車離れしてる若者に興味を持たせるというのは無理でしょう。
今の若い人達がアレを恰好良いと思うセンスしてたら、元々車から離れてないと思います。
スバルはスバルで元々ちょっとスポーツスポーツした車は出してたわけですし。
BRZが起爆剤となって云々にはならず、普通にいつも通りのスバルな予感です。
というわけで最初は好きな人がパッと飛びつくけど、そのうち足元まで台数落ちる
この手の車の典型パターンになるという当初の予想。
「86復活」
話題性がコレだけですしね。燃費が良いわけでもなく、最新装備がついてるわけでもなく。
デザインが突き抜けてカッコいいわけでもなく。価格も車格相応。
試乗しても、別に驚きがあるレベルではありませんでした。勿論スポーツ感はそれなりに出てますが。
やっぱり結論は
「一巡したら終わり」です。
同クラスのFRで他に新車の選択肢が無いというのは強みだと思いますけどね。
マークXはちょっと違うだろうし、Zは高いし。ロードスターも路線が違います。
長々と書いてみましたが結局当たり前の話になってしまいました。つまらん。
ちなみに名古屋にいる知人が通勤車として買うそうです。
私同様に86のセンスは許せないそうですが、しがらみ的にBRZはダメだとか。
Posted at 2012/03/26 20:52:03 | |
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