
本日、初めて奥多摩の旧車定例会に行ってみました。
Uターンラッシュがピークと予想されている本日、渋滞を避けて朝6時に自宅を出発。
ところが、どこも渋滞などしておらず、極めて順調な行程で8時過ぎには奥多摩に無事到着。
途中、天気が怪しくなり、雨がパラパラと降り始めた時には帰ろうかと思いましたが、雨は一時的だったようで、その後はピーカンでとてつもない暑さでした。
第2駐車場に到着すると、pub&carolさんのキャロリン子ちゃんが見えました。

pub&carolさんとお会いするのは2度目です。
しかも、ついにキャロリン子ちゃんを生で見ることができました。

程度はかなり良いです。

これぞ、マツダが誇る「白いエンジン」オールアルミ合金製4ストローク水冷4気筒OHV
5ベアリング・クランクシャフト、半球形燃焼室、クロスフロー・・・と当時の軽自動車としては非常に高度な技術をつぎ込んだハイテクエンジンでした。

キャロルのデザイン上の大きな特徴のひとつがこのクリフカットです。
アメ車的なこのデザインは当時の国産軽自動車では斬新で、後部座席のヘッドスペースを確保する効果もありました。

運転席はシンプルそのもの。

リアシートには、女性オーナーさんらしい手作りのかわいいオリジナル・キャロル・グッズが・・・。
感激してじろじろ見てたら、オーナーさんが試乗を勧めてくださいました。
でも、貴重でオーナーさんの宝物であるキャロリン子ちゃんを壊してしまったらどうしようと躊躇してしまいました。
最初はオーナーさんの運転での助手席同乗試乗から・・・。
助手席で、キャロリン子ちゃんの運転上の注意点やミッションの癖などをレクチャーしていただき、いよいよ交代して自分が運転。
初代キャロルの特徴は、「エンジンが4スト4気筒なので回転はスムーズだが低速トルクが細くて全然走らない」と聞いていたのですが、そんなことは全くないっ!
エンジンはサブロク軽とは思えないほど勇ましく、結構トルクがあって、クラッチも扱いやすくてとっても乗りやすい。
ナイトハルト機構4輪独立懸架のサスペンションはとってもしなやかで素晴らしい乗り心地。
ソフトな乗り心地とは裏腹にコーナリングスピードは意外に高く、コーナーをぐいぐい曲がります。
ステアリングは下手なパワステよりも軽く、ペダルやシフトも総じて軽いタッチで操作でき、女性でも苦も無く運転できます。
一方で、ミッションはまるでノンシンクロのようにすぐにギア鳴りしてしまい、シフト操作はコツが必要です。
予想をはるかに超える楽しさに頬が緩みっぱなしでした。
やっぱりサブロク軽も欲しい!!
でも、無駄に長身の私には窮屈この上なく、長距離の運転では首を捻挫してしまいそう・・・。
シートレールとシートを改造してポジションを低く、後ろへ変えればもっと楽に運転できるかもしれません。
pub&carolさん、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました!
その他、今日出会った旧車たちのなかでも、私の独断と偏見で選んだ写真を貼ります。

初代キャロル前期型。

こちらのキャロルもpub&carolさんのお知り合いのようです。

前期型は一段とかわいいです。

ロータス・エスプリ・ターボ。

ロータスも好きなメーカーですが、特に前期型4気筒エスプリが大好きです。
スーパーカーのランボやフェラーリと比べるとアンダーパワーですが、パワーよりも小型軽量ボディでシャープなデザインのエスプリは私の好み。

なんとオーナーさんのご好意で運転席に座らせてくださいました。
このメーター類がまたカッコいい!
エスプリのオーナーさんは、他にユーノス・コスモ3ローターもお持ちで、ロータリー車を何台も乗り継いで来られたロータリーのファンでもいらっしゃいます。

いすゞ117クーペ。
3年かけて完璧にフルレストアされた車で、どこもかしこもピッカピカ!

ボンネット内の細かいパーツまでメッキをかけるこだわりよう。
ボディ色はレクサスのメタリック・レッドだそうで、深みのある美しい赤でした。

旧車といえば日産車。
本日の奥多摩も旧車の半数以上は日産車。
そして日産車の多くがスカイラインでした。
・・・で、私が特に目を引いたのは、日産ではなくプリンスのスカイラインS54型です。

プリンスの技術の結晶とも言えるエンジン。
3連装のツインキャブ(OER製?)が光り輝いていました。

メーター類もまるでレーシングカーのようです。
長文になりましたが、最後は我がコスモとキャロリン子ちゃんとのコラボ写真で締めくくります。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Posted at 2015/08/16 18:26:36 | |
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